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更新日:2017年3月1日
食べ物を切るのに今は鉄(てつ)やステンレスでできた包丁(ほうちょう)を使いますが、縄文時代に鉄はありませんでした。
石で作った包丁(石匙(いしさじ))で肉などを切っていました。
クルミは、堅い殻(かたいから)の中に食べ物となる部分があります。
ドングリも殻の中にあります。
この殻を割るのに縄文人は石を使いました。
柔(やわ)らかく大きい石の上にクルミやドングリを置き、手のひらくらいの大きさの石でたたいて割っていたようです。
クルミやクリ、ドングリなどの木の実は、そのまま食べたり煮(に)たりして食べてたこともあったでしょうが、宮畑縄文むらでは、木の実をすりつぶすのに使われた石の道具が見つかっています。
縄文人は石の道具で木の実を粉状(こなじょう)にし、肉などを混ぜてクッキーを作っていたようです。
今は食べ物を焼くのにフライパンを使いますが、縄文人は食べ物を焼くのにも石を使いました。
それでは食べ物を何で煮たのでしょう。
イモ類やドングリのように煮ると柔らかくなり食べられるようになるものがあります。
また、スープを作るにも水とともに材料(ざいりょう)を煮る必要があります。
今の鍋(なべ)の代わりは、粘土で形を作り焼いた土器でした。
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