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更新日:2017年3月1日
現在のように、パワーシャベルや木を切るチェーンソーなどがない縄文時代には、土を掘ったり木を切る道具は石で作られた斧(おの)でした。
土を掘るための道具は、打製石斧(だせいせきふ)と呼ばれる石を打ち欠(か)いて作ったものです。
斧のような形をしているので打製石斧と呼ばれていますが、現在のスコップです。
この道具で家(竪穴住居(たてあなじゅうきょ))や人がすっぽり入れる大きな柱の穴を掘っていました。
木を切る道具は磨製石斧(ませいせきふ)と呼ばれる石でできた斧です。
表面がていねいに磨かれて(みが)かれています。
今もある鉄製(てっせい)の斧とほぼ同じような形をしています。
生の木や水に浸した木は磨製石斧でよく切れますが、乾燥(かんそう)した木はなかなかきれません。
鉄と石の斧では、乾燥した木を切れるかどうかで大きな違いがあります。
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