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更新日:2022年10月17日

福島市議会基本条例の概要

福島市議会基本条例(平成26年3月27日可決、平成26年4月1日施行)

議会基本条例の目的

この条例は、地方自治の本旨に基づき、議会の基本理念、議会及び議員の責務及び活動原則等、議会に関する基本的事項を定め、合議制の機関である議会の役割を明確にすることにより、市民の負託に的確に応え、もって市政の発展及び市民福祉の向上に寄与することを目的とします。

基本方針の三本柱

基本方針の三本柱

「市民に開かれた議会」

市民が積極的に議会に参加するためには、議会活動の公開が前提となることから、公平性、公正性及び透明性を高めるとともに、議会活動への市民参加の機会を多様に設定し、市民に開かれた議会の実現を目指します。

「議員間の自由闊達な議論、討議をおこなう議会」

二元代表制の下、合議制の機関としての特性を生かし、議員間の自由闊達な議論及び討議をおこなうことにより、多様な意見の中から市政の課題に対する論点及び争点を明確にし、合意形成を図る議会の実現を目指します。

「政策立案や政策提言を積極的におこなう議会」

市長その他の執行機関との緊張ある関係を保ちながら、議会の体制の充実及び立法機能の強化を図り、政策立案及び政策提言を積極的におこない、市民の意思を的確に市政に反映させる議会の実現を目指します。

議会基本条例に基づく取り組み

「通年議会(通年会期)」

福島市議会の会期は通年とし、8月1日から翌年の7月31日までです。
「福島市議会の会期等に関する条例」の制定については、平成26年6月定例会において可決し、平成26年8月1日から施行いたしました。

※通年の会期とは、定例会や臨時会の区分を設けず、毎年、通年とするための「福島市議会の会期等に関する条例」で定める日から翌年の当該日の前日まで(1年間)を会期とするものです。

「災害対応」

東日本大震災の被災地としての経験・教訓を踏まえ、大規模災害時において、被災市民の救援と災害復旧のために、非常事態に即応した議会の活動方針について定めます。

「議事堂以外の場所での委員会の開催」

地域住民に関係が深く、かつ、関心の高い事案について審査し、または調査する場合において、必要があると認めるときは、議事堂以外の場所において委員会を開催することができます。

「会議の公開と傍聴手続きの簡素化」

議会の情報を公開し、市民との情報共有を図るとともに、透明性の確保等の観点から、秘密会とする場合などを除き、本会議や常任委員会、特別委員会を原則として公開でおこなうとともに傍聴手続の簡素化に努めます。

「情報の共有と公開」

開かれた議会を目指すため、市民との情報の共有及び積極的な情報公開に努めます。

「議会報告会の開催」

市民との信頼関係を確保するため、市民への説明責任を果たし、議会活動や市政に関する情報を市民と共有することが必要なため、議会は、自らが地域に出向き、直接市民に対し、議会で行われた議案等の審査における議論の経過や審査結果等の内容について報告する議会報告会を開催いたします。
なお、議会報告会は、決算を審議する定例会議の終了後及び当初予算を審議する定例会議の終了後に開催する予定です。

「反問権」

本会議や委員会において論点を明確にして議論を深める目的で、市長等が議員の質問の趣旨を確認するために反問ができます。
反問には議員の考え方を問い返したり、対案の提示を求める反論も含まれます。

「市民参加の推進」

市民との意見交換や意見聴取の場を多様に設けるとともに、広く市民の意見及び知見を審議等に反映させるため、公聴会制度及び参考人制度の積極的な活用に努めます。

福島市議会基本条例条文(PDF:265KB)

福島市議会基本条例条文(逐条解説入り)(PDF:520KB)

福島市議会基本条例制定までの経過

「議会基本条例策定特別委員会」開催状況については下記のリンクよりご覧いただけます。

「議会基本条例策定特別委員会」開催状況

 

委員会
議会基本条例策定特別委員会の様子

福島市議会基本条例策定特別委員会

平成24年5月に議会改革検討会から「福島市議会は、合議制代表機関として、その責務と役割を明らかにし、基本理念や基本方針など、議会のあるべき姿を定め、議会の最高規範となる議会基本条例を制定することを前提としたうえで、体系的な議会改革の取り組みを推進することが必要である。」とする「今後の議会改革の方向性について」の提言をうけ、平成24年6月定例会において設置がなされました。
当特別委員会では、条例案の策定にあたっては、全会一致を原則として、基本的な考え方について議論を重ね、合意形成に努めながら、全31回にわたり協議・検討を進め、また、市民の意見を広く聴取することを目的に、平成25年11月1日にはパブリック・コメントを1カ月間にわたり実施し、さらに、11月10日には議会基本条例(素案)に係る市民報告会を開催したうえで、市民からの意見も踏まえ、特別委員会において十分に検討したうえで、最終案を決定し、平成26年3月定例会にて条例を上程し、全会一致で可決いたしました。
当特別委員会は、平成26年3月27日に議会基本条例制定の議案の提出をもって委員会活動を終了しました。

委員名簿

平成24年6月22日~平成25年8月12日

委員長

  • 佐藤一好(みらい福島)

副委員長

  • 真田広志(真政会)

委員

  • 村山国子(日本共産党)
  • 羽田房男(社民党・護憲連合)
  • 後藤善次(公明党)
  • 梅津政則(市民21)
  • 白川敏明(真政会)
  • 萩原太郎(真政会)
  • 半沢正典(真政会)
  • 西方正雄(みらい福島)
  • 佐久間行夫(みらい福島)
  • 黒沢仁(真政会)
  • 尾形武(真政会)
  • 宍戸一照(真政会)
  • 斎藤朝興(日本共産党)
  • 須貝昌弘(公明党)
  • 山岸清(市民21)

※会派名は委員任期中における所属会派です。

平成25年8月12日~平成26年3月27日

委員長

  • 佐久間行夫(みらい福島)

副委員長

  • 村山国子(日本共産党)

委員

  • 羽田房男(社民党・護憲連合)
  • 後藤善次(公明党)
  • 梅津政則(市民21)
  • 大平洋人(みらい福島)
  • 白川敏明(真政会)
  • 萩原太郎(真政会)
  • 半沢正典(真政会)
  • 西方正雄(みらい福島)
  • 黒沢仁(真政会)
  • 尾形武(真政会)
  • 真田広志(真政会)
  • 宍戸一照(真政会)
  • 斎藤朝興(日本共産党)
  • 須貝昌弘(公明党)
  • 山岸清(市民21)

※会派名は委員任期中における所属会派です。

福島市議会基本条例(素案)に対するパブリック・コメント及び市民報告会について

パブリック・コメント、市民報告会の概要については下記のリンクよりご覧いただけます。

福島市議会基本条例(素案)に対するパブリック・コメント及び市民報告会の結果

 

市民報告会
議会基本条例(素案)に関する市民報告会の様子

 

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このページに関するお問い合わせ先

議会事務局 議事調査課 調査係

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3776

ファクス:024-534-2520

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