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更新日:2020年11月30日

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2020年移住
移住元 東京都

近藤 仁美さん

Iターン / 就職

食堂ヒトト

お洒落なお店が立ち並ぶ県庁通り。その中でも特に目を引く、ニューヤブウチビルの3階。
「福島の台所」というコンセプトで、2016年に東京・吉祥寺からはるばる移転オープンしたのが「食堂ヒトト」です。
現在は、ビルのオーナーである薮内さんがお店のオーナーとなり、経営しています。
農家さんとお客様の台所をつなぐ役割として、地元の素材を大切に料理し、野菜の美味しさを伝えることを目指しています。

店内のどこか懐かしい雰囲気と親しみのあるスタッフ、そして体が喜ぶ食材を使った優しい味の料理は、老若男女問わず幅広い層から支持されています。

自分が進むべき場所はここだと確信

「日本料理で最も重要で奥深いのは味噌汁と白米。」と語る近藤さんは、食堂ヒトトに就職するため、2020年4月に福島市に移住しました。
前職である東京のオーガニックレストランで、フランス料理の勉強をする中で、「日本人として生まれて料理をしていて、米がちゃんと炊けない、味噌汁がちゃんと作れない調理師ってどうなんだろう。」と疑問を持ち始めたといいます。

職場でのオーナー同士が知り合いだったご縁で、「食堂ヒトト」と出会い、食事をしに何度かお店を訪問しました。スタッフとフィーリングの確認や、一週間の研修に参加するうちに、自分が進むべき場所はここだと確信を深めてきたんだそう。
当時のヒトトのオーナー夫妻に、考え方や生き方など刺激を受けていたという近藤さん。夫妻をはじめ、身近で大切な人達も背中を押してくれました。

「ヒトトのご飯は一見シンプル。でもとてもこだわりがある。たくさんの理論に基づいた調理方法と五感を使って、日々野菜と向き合っています。食べた後に細胞が喜んで力が湧いてくるような、そんな料理なんです。
ご飯の炊き方も季節や環境に合わせて変えていて、お味噌や調味料にもこだわっています。食の基本となるようなご飯とお味噌汁をしっかり作っているから、ちゃんと学びたいと思っています。
野菜は、ほとんどが、取れたてをすぐに調理しているので贅沢です。お塩だけでおいしく食べられることもあるくらいです。それも、農家さん達が苦労と努力を重ねて、愛情持って育てているからこそ。東京ではなかなか感じられなかったことかもしれません。」

ネガティブな思いから解き放たれて感じた思い

「東京にいた時の方が不安でした。東京はこの先どうなるんだろうかとばかり考えていましたね。」と教えてくれました。地元に大きな商業施設が出来て、個人店がなくなり商店街の人が減るという移り変わる状況に寂しさを覚えたといいます。
「良い面ももちろんあるけど、ずっとここにいるのかな。別にここじゃなくても良いんじゃない?って。街がこうなればと願うより、自分で動いた方が確実に早いと思ったんですよね。」
近藤さんの頭の中には、山形県米沢市の祖父が畑を耕す生活、そして幼い頃から実家にある農業についての本を目にしていたこともあり、いずれは東京から離れて自分で育てた野菜で料理をしたいという思いがあったのだといいます。だから、移住に対しての不安は全くなかったのだとか。
「震災後から3年程は、福島って怖いイメージがあって…なるべく近づかないようにとは思っていました。」と正直に話してくれました。
「東京にいるとあんなに大きなことでも忘れてしまうけど、でも実際に現地に来てみると、みんな現実をしっかり見て向き合ってるんだなって。」
地元住民の、食に対する意識や原発への考え方に感銘を受けたんだそう。
「東京では、やる気のアピール次第で認めてもらえるところがあったけど、福島の人はみんな謙虚。強く押しすぎるとひいちゃう。謙虚でピュアな方々ばかり。」

ゆったりした福島生活、満喫中

「家は賃貸の民家を探しました。平屋で気に入っています。最初はシャワーがなかったんですが、古いものに憧れがあったのでなくてもいいやと思って。でも結局ご厚意で取り付けていただきました。今はシャワーがあって良かったと思います。やっぱり便利だなと。」
休日は、小さな庭でハーブを育てたり、年代物のインテリアを探したり、お店の仲間とヨガをして福島生活を満喫しています。

もちろん、直売所で手にする地元の食材を使った料理も欠かしません。
「福島市に来た最初の2週間は、新型コロナウイルス対策で自宅待機していたんですが、4月は山菜と野草のシーズン。近所の山でタラノメ、コゴミ、ワラビ…河原だとヨモギやつくしとか、ずっと摘んでいました。どれもすごくおいしくて少し食べるだけでもサプリメントのような効果を実感します。自然豊かで水も綺麗な福島ならではですよね。
周りのみんなは山でコーヒーをよく飲むんですが、そういうことが日常にあるって素敵だと思います。」
今では福島の広い空と素敵な山が大好きなんだそう。
「東京で働いている母もアウトドア好きなので、退職したらいずれは祖父が老後を過ごした米沢に行きたいと言っています。福島のイメージは米沢の近場というイメージしかなかったけれど、雪のことも考えると福島市は理想的な場所かもしれないですね。」

今後の目標

「自分で作物を育てたいですね。料理と畑が一緒になっている生活は今も昔も変わらない私の夢です。
福島の野菜は本当においしいから、福島の豊かさを身近で感じて、食べたものを自分で育ててみたいと思います。」

移住を考えている方へメッセージ

「移住を難しく考えなくて良いんじゃないかと思います。気軽というともしかしたら失礼な言葉かもしれませんが、その土地を知るには住んでみるのが一番!惹かれた土地があれば住んでみたら良いんじゃないかと思います。」

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