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更新日:2020年4月7日

令和2年4月7日記者会見(新型コロナウイルス感染症患者の市内発生について)

市長メッセージ4 7都府県に緊急事態宣言発令、市内でも新たに4人の感染確認~感染拡大防止に一層の危機意識と行動を!~(PDF:234KB) English edition(PDF:285KB)

新型コロナウイルス感染患者発生状況:4月7日(PDF:163KB) English edition(PDF:78KB)

発言内容

1.開会
(広聴広報課長)
ただいまから新型コロナウイルス感染症患者の発生についての記者会見を行います。それでは市長お願いします。

2.市からの発表事項
(市長)
先程政府から7都府県を対象にいたしまして緊急事態宣言が発令をされました。そして本日福島市において4名の集団的感染が確認されたところでございます。
その感染の概要につきましては先程、県庁におきまして福島市の保健所所長同席の上共同で事実関係などのご説明をさせていただきました。
ここでは私からはこの状況に伴う福島市の対応につきまして皆さまに、そして市民の皆さまにメッセージをお送りさせていただきたいというふうに思っております。
お手元に、特に重要という、左上にですね、言葉のTwitter、紙が用意されているかと思います。これは福島市で出しております市民向けの情報の第12号としてこの会見を掲載し、そして市民の皆さまに配布していく、そういう予定でございます。タイトルにありますように7都府県に緊急事態宣言が発令、市内にも新たに4人の感染確認、感染拡大防止に一層の危機意識と行動をということでつづっております。読み上げしながらご説明させていただきますと、本日、7都府県に東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・兵庫県・福岡県に緊急事態宣言が発令されました。また、福島市において4名の集団的感染が確認されたところであり、一段と危機感が強まっております。この4名のうち3名は既に発表いたしました通り、二本松郵便局を舞台とした集団的な感染というふうに思われております。
現時点で濃厚接触者と認められる方には自宅における健康観察といたしました。県や関係市町村と連携して速やかに積極的疫学調査を進め更なる濃厚接触者を把握し感染の拡大防止に全力で取り組んで参ります。
なお、本市における一例目、これは、あの、工場でお勤めの70代の男性でございましたがこの方の職場における濃厚接触者12名につきましては本日で健康観察が終了し、こちらのほうも全てPCR検査を実施いたしました。その結果全て陰性と確認されております。このような事態を受けまして、一律の小中学校そして特別支援学校については明日から4月21日までの2週間、臨時休校といたします。
居場所が確保できない、児童生徒、まあ生徒と言ってもこの場合は特別支援学校の子どもたちでありますけれども、生徒については学校や学童保育で預かれるようにいたします。
市民の皆さまにはこうした状況をふまえ、感染拡大に対し、なお一層の危機意識を持って、かつ、落ち着いて感染防止のための行動を実践していただくようお願いいたします。
これまでに発出した市長メッセージや市からの情報提供を参考にし、自分だけでは無くて自分の大事な人にうつさないという気持ちで行動していただきたいと思います。
引き続き、3つの密、換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、間近で会話や発生をする密接場面が重なる場を避けると共に、体調に異変を感じたら、まず休むということを徹底してください。
緊急事態宣言の対象となる7つの都府県には不要不急の往来は避けるようお願いをいたします。また、緊急事態宣言発令を機に帰省などで対象区域から福島市に移動し、感染が拡大する恐れがあります。
もう既に著名な観光地ではそのような動きがあるといったような報道があるというふうに耳にしております。移動してきた方、およびその実家など受け入れ先の方は福島到着後2週間次のような行動を徹底していただきますよう強く要請をいたします。そして市民の皆さまには移動してきた方はもとより、新型コロナウイルスに関連し、誹謗中傷や差別など行わないよう、強くお願いを申し上げます。
福島到着後2週間、徹底していただきたい行動としては、まず一つには滞在先からの外出は自粛していただきたいと思います。特に福島に縁のある方だと、つい、かつての友達とかと会ってみようかとか、こういう話になるかと思いますが、外出して知人などと接触することは避けていただきたいというふうに思います。二つ目、これ必要によりは切ったはずだったね、ないですね、やむを得ず外出するときは必ずマスクを着用してください。それから三点目、実家などの滞在先では同居される方々へのもしかすると感染というのが生じかねませんので同居される方とできる限り部屋を分け、そして接触や会話を避け、マスクを家の中でも着用していただきたいと思います。こまめに換気をし、手指の消毒、そして共通で触れる箇所の消毒を実施していただきたい。それから四点目、移動されてきている方、あるいはご家族の方に健康状況に異変を感じたら、または、気になることがあったら、下記の表がありますが、福島市の保健所に電話でご相談をお願いいたしたいと思います。
また、実家などの滞在先でのリスクをできる限り低くする点としましては、ホテル、旅館に宿泊するということも考えられます。実家等での滞在先での同居に不安のある方は、感染防止対策にご理解をいただき、福島市へ移動後2週間は、ホテルや旅館で滞在いただきますようお願いします。また、ホテル・旅館で滞在中も先ほど申し上げた、できる限り人とは接しない、マスクをする、接触をさけるといったような①~③と同様の行動でお過ごしいていただきたい。
 福島市では、ホームページ等で様々な関連情報を提供しておりますので、国・県・市などが発する情報にこまめにご注意いただき、感染防止対策を徹底していただきたいを存じます。
 引き続き、国、県、医療機関等と連携しながら、市民の皆様と力を合わせて、この危機を乗り越えていきたいと存じます。
 私からは以上です。

3.質疑応答
(広聴広報課長)
それではただいまの発表事項につきまして質疑応答に移ります。
ご質問がありましたら、挙手指名の後、社名とお名前をおっしゃっていただき、ご発言をマイクの方を使ってお願いしたいと思います。それではお願いします。
(朝日新聞)
最後のほうにおっしゃっていた、実家等の滞在先での同居に不安のある方についてなんですけども、ホテルや旅館の宿泊を促すということは、何か市で市内の宿泊施設、ホテル、旅館の提供ですとか、その滞在の支援ですとか、そういうものに関して措置は考えておられますでしょうか
(市長)
これは難しい問題でして、あまりやりますと呼び込む結果になり兼ねない恐れがあります。その点では、我々としましてもどういった対策がいいのか、一方で呼びかけても負担が大きいとなると、実家にいようかということになりますので、今も悩みながら考えているところです。
(朝日新聞)
 支援措置を考えていくということなのか
(市長)
 そういう方向にはなっておりません。
(福島中央テレビ)
 今の市長メッセージで、必要によりを削除されたとかあって、かなり表現には気を遣われてわれているのではないかという、いろんな自治体でコロナ疎開に関しましていろんなメッセージが発してらして、偏見差別は決してよくはないんですけれども、現実的には呼びかけなくちゃいけないという苦悩は当然あったと思うんですけれども、そのへん市長はどのようにお考えですか
(市長)
 今、政府、対象の都府県の住民の皆さんに、疎開的な行動は慎むようにというような働きかけをしてらっしゃいます。そういう点では、私どもは慌てないでいただきたいなと思うのですが、とはいえ来た方を排除するということは、特に我々は原発事故の時に、避難に苦労したことを考えますとですね、それを拒否をするということは、私はすべきことではないと思っております。
 ただ一方で、来たからには最大限感染リスクを抑える対策を取らなければいけませんので、その点では今回のように、具体的に家の中での接触を避けてほしいということをですね、ここで明確に述べさせていただきました。
 とりあえず、2週間はいわゆる健康観察というか、大丈夫かということを徹底していただきまして、そのうえで実家等でいらっしゃる場合は団欒を楽しんでいただきたいと思います。まずは大事な家族にうつさないということを、自分はうつっているかもしれないんですね、これをぜひ優先させていただきたいと思っております。
(福島中央テレビ)
 海外ではロックダウンをきっかけに、脱出することで感染が広まったとあるようなんですけども、国が一方的に7都府県を決めたということで、国にも対策をもってもっと呼びかけてもらわないと、そのへんは福島市だけではどうしようもないと思うんですけど、そのへんについてはいかがですか。
(市長)
 私は、それはそれでしっかりやっていただきたい。いろんな人の感情、特にこちらに親御さんがいらっしゃる場合は、親御さんは非常に不安な思いでそれぞれが来たいとなれば拒否するわけにはいかないんだろうなと思います。それが私は故郷なんだろうなと思います。
 できる限り、ご遠慮いただきたいですけれども、来られた方には感染予防は自分の大切な人のためにも徹底をしていただきたいと思っております。
(福島中央テレビ)
ありがとうございます。
(読売新聞)
 臨時休校について伺いたいのですが、特別支援学校の生徒さんだけ学校で預かれるんでしょうか。
(市長)
 生徒です。生徒は中学生ですので、中学生は学校で預かる必要はありません。
(読売新聞)
 全部の小中学校と、特別支援学校の児童、生徒さんを預かるということですか。
(市長)
 中学生は預かる必要はありません。ここの言いかたが間違いましたけれども。
(読売新聞)
 小学校の児童さんと特別支援学校の児童、生徒さんを預かるということですね。
(市長)
 はい。中学生までいらっしゃいますので。
(読売新聞)
 ありがとうございます。
(市長)
 基本的には、3月4日からの臨時休校の同様の体制で臨んでまいります。
(NHK)
 臨時休校なんですけれども、21日までの2週間ということですが、その後どのようにお考えでしょうか。
(市長)
 それは、その時の情勢次第だと思っております。2週間というのは、さきほどのいわゆる福島に移動された方々の健康観察期間としてでも申し上げましたが、潜伏期間2週間といわれておりますので、そういった2週間の期間の中でどのようなかたちになるのかということを見極めて、あるいは個々の部分だけではなくて感染動向を見極めてその後の学校の再開なり休校を判断してまいりたいと考えております。
(NHK)
 2週間という期間は、今回7都府県の緊急事態宣言があって、各地から福島県内に来られる方もいるだろうと、そのことを踏まえての2週間なのでしょうか。
(市長)
今日すぐきて2週間じゃないですから、当然1週間後に来られる方もいらっしゃるかもしれません。それはとにかく全体の動向を見るための2週間ということでご理解いただければと思います。
(NHK)
学校に関わるかどうかなんですが、今日、感染が確認された4名の方、家族構成を分かる範囲で教えていただければと思います。
(市長)
それは先ほどの発表の中で多分、県の方でやられてると思いますので、そこでご確認ください。私としてはこれ以上のことは、今の段階で申し上げられません。
(福島テレビ)
学校は昨日から入学式をやったり始業式をやったり、ようやく、今までの学校生活が子どもたちにとっては再開したのかな、と思った矢先に今日のまた臨時休校ということで、また市長としても改めて2度の臨時休校になったという、この件について、受け止めを教えていただけますか。
(市長)
学校に関しては子どもたちが一番楽しみにしていたと思うんですね。ようやく新しい学期を迎えて、特に前回の臨時休校は、突然臨時休校がやってまいりましたので、特にあの時期というのは年度末で、子どもたちにとっても一学年の思い出を最後、総まとめにする大切な時期だったと思います。そうしたことが休校という形で子どもたちとしてもつらい思いをしたんじゃないかなと思いますが、ようやく新学期への希望をもって登校できるようになった矢先にまた休校にせざるを得なかったというのは、子どもたちには大変申し訳ないな。という風に思っています。ただ、この時期、感染拡大防止のためには、我々としても、ぎりぎりの判断で、ある意味、授業時間を一週目はですね、午前中のみという短時間の授業でスタートさせたんですけども、こちらが想定する以上のといいますか、こういった、学校をそのまま続けていけるような状態ではないと判断するような状況となりましたので、ここで休校とさせていただきました。
(福島テレビ)
今日確認された4名の中の濃厚接触者にお子さんがいるという話が出ているんですけれども、その点に関しては?
(市長)
今回のケースに関しては、4名の方のご家族という部分と、さらに4名とだいぶ関わりのある、関わりの強い方がいらっしゃいます。さらに関わりが強い方のまたご家族がいらっしゃるわけですね。そうした塊の中では、お子さんはいらっしゃいます。こういったことも踏まえて、どこの方がお子さんかというのは申し上げられませんですけども。そういったことも踏まえて今回の休校の判断をさせていただきました。
(朝日新聞)
今日確認された4名の方のお子さんがいらっしゃって…。
(市長)
とは言ってません。
(朝日新聞)
その4名が?
(市長)
4名のご家族もいらっしゃいますね。さらに4名の方の濃厚接触になるんじゃないかという方々もやっぱりまたいらっしゃって、そこにもやはり家族がいるわけです。この全体の中にお子さんはいらっしゃいます。
(朝日新聞)
今のところ濃厚接触者と認定するまでではないけれども、ある程度は接触はあったということですか。
(市長)
接触というか今は私は何も申しておりません。4人の家族と…。
(朝日新聞)
疑いのある方も含めて調査したところ、ということですか。
(市長)
そうです。含めて、かつそこにもご家族はいらっしゃいますから、そういった集団の中にお子さんもいらっしゃる。ということです。
(朝日新聞)
福島市内の小中学校に通う方という理解でよろしいですか。
(市長)
はい。
(朝日新聞)
休校の判断の際に、福島市は広いですけれども、市内全域の、地域別とかしないでですね、市内全域で休校という形しかできないのでしょうか。
(市長)
今日こうやって4件、出てまいりまして、我々も十分な調査ができておりません。その点では、どのような広がりになっているかというのは、十分判明しておりませんので、その点では我々としても安全を見てといいますか、そういう点で全体として今回2週間、休校措置という判断に至りました。
(福島中央テレビ)
今日4人ということで、先週のペースに比べるとだいぶ増してるなと思うのですけども、気になるのは今後医療の方の対応ですけれども、その辺に関して市長はどのようにお考えでしょうか。
(市長)
医療の方もだいぶ体制的にきつくなってきていると思います。これは単に入院患者という意味だけではなくて、相当心配されて、ご相談をされたり、医療機関を受診される方が多くなってるのですね。その場合に、懸念のある人は、帰国者・接触者外来という方に受診していただきます。そこでかなり念入りに診察をして、PCR検査とかやるのですけども、やはりそちらの方にかなり負担がかかってきております。特に土日は体制が弱くなりますので、その点では医療体制の強化は、主である県とも話をしながら強化できるようにまた取り組んでいきたいと考えております。
(福島中央テレビ)
県の方とも相談を、してるかしてないかわかりませんが、していこうという風にお考えなのですね?
(市長)
はい。そういうことですね。それはそれで現場の実情はお伝えしておりますけども、改めて県の方にはお伝えして、できる限り協力して体制を強化していきたいと考えております。
(FMポコ)
市長メッセージを全文紹介させていただきたいなと思っております。先ほどおっしゃいました、「必要により」というところはカットでご紹介ということでよろしいでしょうか。
(市長)
 そうですね。カットしてください。要は「必要により」と「やむを得ず」でだぶってるんですよ。だから別に無くていいじゃないかということで切ったんですけれども。
(FMポコ)
 では「やむを得ず」ということで。ありがとうございます。
(朝日新聞)
 感染が広がっている、という認識なんですけれども、対策としてやらなければならないことなどをもう一度教えてください。
(市長)
 それは色々あるでしょうね。感染防止だけではなくて、自粛はぜひお願いしなくてはならないわけですけれども、その分経済的な疲弊といいますか、それは深刻になっております。それはまたこの後の本部の会議の中でも取り上げて、市独自の対策なども検討していきたいと思っております。それはこの後にやる予定でありますが、当面の対策の必要な項目としては、先ほど申し上げた医療提供体制の強化、それから宿泊業と飲食業に対する市独自の緊急対策、それから3点目には、国の方でも緊急経済対策を発表されてますので、それに対応して、市としてどんなものが必要か、こういったことは検討しなくてはいけないと思っております。
(福島民報)
 市として子どもたちに布マスクの配布を考えていると伺っていたんですが、今後配布する予定はあるでしょうか。
(市長)
 発表しましたとおり、市内の16学習センターで、200人を超えるご協力者に申し出ていただいております。体制はととのっておりまして、後は今一部ご寄付いただいた布があります。それはこのあいだのクラロンさんだけではなくて、他の会社の方からも実は提供をいただいております。ただ、それだけでは間に合わないので、市の方でも、ずっと布の調達に関しては色々努力しておりまして、ある程度もうめどが立って、それを裁断した上で皆さんに縫ってもらおうかなと思っておりまして、間もなくそれが本格的に動き出すと思っております。
(NHK)
 先ほど医療体制の強化ということをおっしゃってたんですが、今実際その帰国者・接触者相談センター、外来の、相談あるいは診療というのは1日あたりどのくらいあるんでしょうか。
(市長)
 相談は急増してまして…。分かりますかね。あと接触者外来の受診数とか。
(保健所副所長)
 相談件数につきましては、やはり4月1日から急増しておりまして、4月1日だと123件とか、2日も126件ということで、120件を超えるご相談をちょうだいしております。それから検査に至る前の外来の受診数については、4月に入ってからでも、かなりの外来を受診される件数は増えている状況にございます。すみません、正確な数字がございませんで。
(市長)
 あとですね、これまで相談体制に関しては、これまでも申し上げましたとおり、表にもありますとおり、市の場合は帰国者・接触者相談センター以外にも、幅広く相談に応じようということで、専用相談というものも作っております。いずれも土日祝日、開けてやっておりまして、その実施に当たっては、庁内の保健師さんが部署を越えて対応しておりました。ただ、これだけでも実は今、かなりきつい状況になってきておりますので、福島市では本日、5名を保健所に増員をいたしまして、こちらの方で体制を強化して、あたっていきたいと思っておりますし、今後も必要に応じて体制強化を図ってまいりたいと考えております。
(NHK)
 今日、本日5名増員というのは市の保健所に。
(市長)
 保健所に5名ですね。
(NHK)
 これは保健師さんを…。
(市長)
 保健師さんではなくて事務方ですね。保健師さんは基本的に今スクランブルで動いていますので。実はこういうものに対する対応をするにしても、やはり事務方のサポートがないと、特に保健師さんとかは聞き取り調査とかそういう専門的なものにあたりますので、それを支える事務方がいるだけでも随分と違ってまいります。それに情報提供ですね。これは非常に重要だと思ってまして、我々も力を入れてやってまいりましたけれども、なかなか回り切らないのが実態だったので、そういった面では、5名増員をして強化をしたということであります。
(NHK)
 事務職員を5名増員したということですね。
(市長)
 はい。総務課長、それでいいよね。
(保健所総務課長)
 間違いございません。
(朝日新聞)
 1例目の方とかの、感染経路に関して分かってるところはあるんでしょうか。
(市長)
 これに関しては色々と調べましたけれども、有力な手がかりとなるものはありませんでした。分かっておりません。
(福島民友)
 このメッセージの最後のところにあります「誹謗中傷や差別など行わないよう、強くお願いします」とありますが、この部分を改めて市長から、言える範囲で構わないんですけれども、こういった事例があるとか、そういった部分で強くメッセージを発してもらえればと思うんですが。もちろん、何かいえる範囲で…。
(市長)
 とにかく我々としても、感染拡大防止に必要な情報というのは出してまいります。しかしながら、かなり詮索されて、そういった公表されていない情報をどんどんとSNSなどで取り上げて拡散していく動きが見られます。あるいは、郡山などにもありましたけれども、そこのお宅と思われるようなところで、何か中傷じみた話をしたりとか、そういったことも聞いております。これは県も再三言っているんですけれども、我々福島市、あるいは福島県民は、原発災害で一番、そういった誹謗中傷、あるいは偏見に苦しんだ者たちではないかなと思うわけであります。そういう苦しさをわかるからこそ、我々がそういった誹謗中傷をする側に回ってはいけないと思います。ぜひ、市民の皆さんには、自分たちが苦しかったことも思い起こしながら、そういった誹謗中傷、差別などの発言は、あるいは対応は、決してしないようにお願いを申し上げたいと思います。

4.閉会
(広聴広報課長)
 よろしいですか。それでは以上で会見を終了いたします。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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