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更新日:2020年4月24日

令和2年4月24日記者会見

記者会見資料

動画(手話無し)

動画(手話入り)

発言内容

1.開会
(広聴広報課長)
 おはようございます。定刻ですので、臨時記者会見を開会します。
 それでは発表事項4件、市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表事項
(市長)
 おはようございます。それでは私から4件まず発表させていただきます。

(1)R2.4月 待機児童数22名 △75名の大幅減
 まず本市の待機児童数についてです。
 本年4月1日現在の、待機児童数が22名ということで、前年の同月から比較しますと、75名の大幅減ということになりました。
 待機児童ゼロまで本当にあと少しというところまでやってまいりました。
 ご承知のように私が就任以来、待機児童ゼロを最優先課題の一つとして、これまで取り組んでまいりまして、待機児童対策緊急パッケージというのを、就任後すぐに緊急会議なども開いて打ち出して取り組みを進めてまいりました。
その成果も出てようやく22名というところまできたわけでありますが、今後も気を緩めることなく、待機児童ゼロを目指して更に取り組みを進めてまいります。
 表とこちらのグラフをご覧いただきたいと思うんですが、まず保育の申し込み児童数は、昨年の4月と比較しますと、180名増えております。それに対して、保育所の定員は、4,949から5,385ということで436名増加をしております。そして入所児童数はこれに対して、446名増えたと。これ表の方に入っております。その結果、入所不承諾数は昨年の410から170に減りまして、結果、待機児童数は、昨年の4月の97から22名ということで大幅に減少いたしたわけであります。ちなみに昨年の10月1日現在が112名ですから、こちらからすると90名の減少ということになります。
 このようになった要因としては、次のページをご覧いただきたいと思うんですが、一つにはこれまで待機児童対策緊急パッケージを次々と拡充をしてまいりました。一つには、認可保育施設の整備などによる利用定員の増加があります。
 先ほど申し上げましたように、436名のプラスということでこちらの方は増えてございます。
 また企業主導型の保育施設の整備も進めてまいりましてこちらも78名ということで枠が拡大したということであります。
 これちなみに、令和元年度実績じゃなくて、令和2年度じゃないかな、担当者。
 待機児童施設整備等による利用定員の増加。
(幼稚園・保育課)
 令和元年度でございます。
(市長)
 今年度で整備した結果として、令和2年の枠は増えてるってことですよね。4月現在のね。ということで数だけで見るとむしろ令和2年で見ていただいた方がいいかと思います。結果論としてはですね。それからあと二つ目には保育士の確保があります。ある意味ではこの保育士の確保が最大のネックだったわけでありますが、人材バンク事業とか奨学金の貸付金、あるいは保育士の宿舎の借り上げなど、様々な対策、こちらの方にありますけれども、本当にいろんな対策を実施をしてまいりまして、結果で言いますと、職員数は154名増えております。
 その結果、受け入れ児童も増えてるということであります。
 その対策の効果という点で言いますと、人材バンクとかあるいは奨学資金の貸付事業といったものを利用された方を合計すると78名いらっしゃいます。それから保育士の宿舎借り上げ支援事業に関して申し上げれば、11事業所17名がいらっしゃいますんで、こういったことは結果となって表れていると。さらに全国的にも進んで取り入れましたのは、AIを活用した入所者選考でありまして、これまでは保護者が希望できる施設3施設までだったんですが、この4月入所からは、6施設に増やしました。
 その結果、保護者の皆さんが選ぶ選択肢が増えて、そしてそのマッチングが増えたと、符合するものが増えたというのがありますし、それから、AIによりましてスピードが上がりました。
 その結果、これまでマッチングを2回できなかったんですけども、3回できることになりまして、それでその3回目でも増えました。こうしたAIの活用による効果が114名ということで。非常にやっぱり我々とすれば、効果があったなとに思っております。
 それに保育所だけではなくて、幼稚園での預かり保育も拡大していただきまして、
 こちらの方は今、昨年度よりも1施設増えて、5施設で実施していただいて、そして1日あたり55名程度ということで、昨年より10名増えておりますので、こういった福島市の官民を上げた全体的な取り組みが何とかこの待機児童22名まで減少させたということになろうかと思っております。
 私としてはこれに対してまた気を緩めず、とにかく来年度の待機児童ゼロを目指してこれからも取り組みを進めてまいりたいと考えております。

(2)半導体や航空・宇宙関連部品を手掛ける金属加工のリーディングカンパニーが工場増設 ~立地基本協定を締結~
 続いて報告事項2点目になります。
 企業誘致の関係でありまして、半導体や航空・宇宙関連部品を手がける金属加工のリーディングカンパニーが工場を増設することになりました。
 これは本市の上名倉工場に立地をいたします、大川電機製作所さん。こちらがこの上名倉工場の隣に敷地を拡張して、そして工場を増設することになりまして、去る4月20日に立地基本協定を締結をさせていただきました。
 場所は次のページにあるかと思いますが、こちらが大川電機製作所さんの現在の工場でその隣の敷地を確保して、こちらに航空・宇宙関連の部品を製造するということで、工場を増設されると伺っております。
協定のポイントにありますように、この会社は、半導体部品のほか、航空機エンジンや宇宙衛星搭載機器等に用いられる部品を製造しております。
 同社で製造された航空・宇宙関連部品は大手メーカーにも納品されておりまして、県が力を入れております、航空・宇宙産業の基盤強化にも繋がってくるものと思っております。
 こういった工場は、ものづくりの牽引役として、本市における産業の集積、それから市内外の企業との取引の活発化、雇用の増加など産業振興に寄与することを期待をいたしております。
 概要については下の方にありますので、私からのこちらの方の説明は省略をさせていただきます。

(3)新型コロナウイルス感染症対策 内定取り消しや離職者を緊急雇用 ~会計年度任用職員(非常勤職員)募集~
 続いて3点目です。
 これは一昨日発表させていただきました、新型コロナウイルス関連の福島市の緊急支援策第3弾に盛り込まれたものを早速実施し募集しようというものであります。
 新型コロナウイルスに関連しまして、内定の取り消しとか、あるいは仕事を失うといったような方、報道されておりますが、こういった方々を対象にいたしまして、緊急雇用を実施したいということであります。
 福島市の非常勤職員、今年度から会計年度任用職員という制度に変わりましたけど、こちらの方で採用をしたいということであります。
 募集概要にありますように、事務の補助というのをメインにしておりまして、業務内容は(2)にありますが、保健所相談窓口、臨時給付金の業務だと、これがまず一つ。それからもう一つは、これもこの緊急支援策第3弾で打ち出しました。飲食店の営業継続支援関連の業務をやっていただきたいということであります。
 いずれも新型コロナウイルス関連の仕事でこれによってつらい立場になられた方々にまた働いて頑張っていただきたいなということで、募集をいたします。それぞれ①②各5名、合計10名程度募集をいたします。雇用期間は、①の方が今年度末まで。原則、翌年度の任用はありません。
 それから②の飲食店支援の関連は、本年の10月31日までということで考えております。勤務時間など、諸条件につきましては、説明を割愛させていただきます。

(4)在宅勤務を開始 職場の密度を5割削減を目指します
 そしてあと市役所の業務体制の関連でありますが4点目になります。
 これまでも様々な形で試行といいますか、取り組みを進めてまいりましたが、この緊急事態宣言を受けまして、さらに取り組みを本格化させてまいります。
 出勤者削減を、できれば職場の密度、5割削減を目指して取り組みをしたいということであります。
 一番にありますように出勤者削減のための4本の柱としては、まずは在宅勤務、これは4月21日から試行を始めておりましたが、こちらを本格的に実施をいたします。
 それから2点目時差出勤。これも今年の2月からですかね、始めました。公共交通機関の利用者を対象にしておりましたが、これも全職員に拡大をしまして、時差出勤によってできる限り、一度に集まる職員の密度を下げていこうということであります。
 さらに4月13日から始めておりましたが、密度分散ワーク。会議室などを活用して密度の高い事務室の職員はそちらの方に移っていただく、あるいは業務継続を考えて、どんなことがあっても止めることができないような業務に関しては、2班に分けて、片方の班を別の場所で勤務してもらうと、こういった取り組みを進めます。
 4点目は年次有給休暇取れる人はできる限り取っていただいて、職員同士の接触機会を減らしていくと、こういった取り組みで市の勤務形態の対策を進めてまいる所存であります。実施期間に関しましては、来週の月曜日から体制が整い次第、実施していくということでありまして、先ほど申し上げましたように、全職員を対象として、この4本の柱でできる限り5割減を目指してまいりたいと思っております。

 なお報告は以上でありますが、なお一昨日判明いたしました一陽会病院の入院患者さんの陽性確認に関連しまして、市の保健所で検査過程で一旦お断りをしたということが判明をいたしました。
 もうすでに報道などされているわけでありますが、これに関しては現場のお医者さんが、CTまで取って判断されたことで、やはりそれを尊重して、検査にかけるべき事案であったと考えますし、特に院内感染ということを考えると、そうするべきではなかったのかなと私も思っております。
 私と保健所長は毎日最低でも4回か5回ぐらいは電話で連絡を取り合うなどいたしまして、そしてこのPCR検査に関しては国の基準云々にできるだけとらわれないで、やはり現場の医師の判断を尊重して積極的に実施していこうという方針でやってまいりましたし、それをお互いに確認しておりました。
 残念ながら今回十分組織の中で徹底されずに、このように1度お断りをすることになってしまったということは、私としてお詫びを申し上げたいと思います。
 保健所内でのこの方針の徹底をさらに進めて、そして迅速なPCR検査の実施に努めてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

3.質疑応答
(広報広聴課長)
 それではただいま発表事項の4件、まずこちらにつきまして、質疑応答の方に移りたいと思います。
 手を挙げていただきましてこちらから指名させていただきます。社名とお名前、ご発言をお願いしたいと思います。
 それではお願いします。
(民報新聞)
 待機児童に関してお伺いしたいです。
 今日市長の説明の最後に来年度ゼロを目指して取り組みたいと思います。
それは来年度は解消される見通しが立ったと受け止めてよろしいでしょうか。
(市長)
 それはまだわかりません。ただ、打つ手は相当打ってまいりました。
 これからはそれをしっかりと浸透させ、さらに質的に高める時期にも来てるのかなと思っております。
 新たな対策としては、今年度も私立の認定こども園が1施設改築を予定して定員も解消されます。それから、保育士確保の取り組みを、要はいろいろ調べてみると、決してあの処遇だけではないんですね。もちろん処遇という問題も処遇の改善点もあって、これはぜひオールジャパンで国にもっと改善をしてほしいと思っておりますが、我々としては、働きやすい職場を目指したマネジメント研修とかですね、これは実は現場の保育士さんからの要望が非常に強いです。
 そして市では、保育士職場環境改善チームというのを今年作りまして、そしてそれぞれ個々の保育所を回って歩いて、こうしたら保育士さんが定着しやすい職場になるよう、働きやすい職場になるようというようなことを進めております。
 また入所受付の際に保護者の方々のニーズに沿った施設の案内などを行ってマッチングを高めていく。こういったことでなんとかゼロを達成していきたいと思っております。
(民報新聞)
 県に聞くべき質問だと思うんですけど、福島市の保育園の待機児童数は県内で一番多かったという報告とさせてもらってたんですけども、今回22名ということで、県内一位ではなくなったのかなと。
(市長)
 そこはわかりません。他がどうなってるかですので。
 昨年、我々もちょっと驚いたんですけども、やはり無償化が実施されるということで、これまでの申込者数の動向からすると、ものすごく増えたんです。これまでは新規の申込者数というのは、子供は減ってるんですけども、申込者数自体は毎年80名ぐらい増えたんです。それが昨年、いきなり300人増えたんです。
 そうした中で今回は無償化の2年目ということで、2年目というか、実質1年目なんですけど、それを前提にしたものとしては2年目ということで、多少この伸びは、少し落ち着いたのかなとは思っております。
 本当にこれ無償化でかなり増えてますんで、その分は昨年の4月1日で反映されてない可能性もあるんで、県内全体でどうなるのかなと私もちょっとそこは注視をしております。
(河北新報)
 同じ件なのですが、待機児童ゼロという数字は4月1日は結構減ってるのだけど、10月1日になると急に増えるというような傾向のようですけど、このゼロというのは基本的には4月1日を目指されるということでしょうか。
(市長)
 そうですね。まずはそこにしたいと思います。
 とにかくあの、年度途中でお子さんが生まれたり、あるいはある程度過ぎれば産休終えて働きたいという方が出てきますから、どうしても年度途中で需要が出てまいります。その点では途中で待機児童が増えるというのは本市に限らず、全国的に同じ傾向だと受けとめております。
(河北新報)
 もう一点、今回のこの新型コロナの関係で、例えば親のどちらかがパートとか辞めさせられて、基本的に家にいるというケースになって、申込み自体ができないということになってこういうふうに待機児童数が減った可能性はありませんか。
(市長)
 それはないと思います。実際に申し込まれてるのは1月とかそういう段階ですし、親御さんはもうやはり4月以降働く前提で様々な対策をとっておられますので、申し込み自体は新型コロナの関係で休むからしないという方はまずはいないんじゃないかなと思います。
 ただ、一昨日もご説明させていただきましたが、緊急事態宣言が発令されてから、我々も保育所入所されている方でも、都合のつく方はできる限り登園を自粛してくださいということを申し上げております。
 一昨日の段階ではそれがだいたい36%ぐらい実は登園自粛されてたんです。
 それはやっぱり日に日に登園自粛される方が増えてるなという印象を持っております。その点では親御さんにご負担をおかけしますけれども、やはり自主的に休んでおられる方、あるいは先ほど本市の対策にもありましたように、在宅ワークなどで家で面倒見れる方がやっぱり増えているんだろうと考えております。
(河北新報)
 ということは実態として申込み児童数5,508とあるのですが、もっと多い可能性もありうるのでしょうか。
(市長)
 それは関係ないと思います。ですから、申込者数は1月とかの申し込み時点の話ですから。新型コロナは関係ないと思います。
(読売新聞)
 3番目の新型コロナ対策で緊急雇用するという件です。
 ここで言う離職を余儀なくされるという表現ですが、それは会社が倒産した、もしくは会社内で経営が厳しいので誰か辞めなきゃいけないとか、いろんなケースがあると思います。どこまでを想定していますか。
(市長)
 それはいろんなことを想定されますので、それはご事情を伺って、対応していきたいと思っております。
 我々とすればやっぱりこういう救済策ですから、あんまり厳しく枠を設けるよりは、できる限り広く捉えて対象にしていきたいと思います。
(読売新聞)
 市として形式的なものを最初に設けるんじゃなくて、来た申込み内容をよく聞いてということですね。
(市長)
 そうですね。あとは当然採用ですから、人物本位という面もありますし、それから同じ人物であればちょっとより厳しい環境にある方を優先するとか、そういう判断というのはあり得るんだろうと思います。
(福島中央テレビ)
 今のに関連してなんですけども、内定取り消し、離職者っていうのは全国的にも増えてきているのかなと思うんですけども、福島市内でもそういった声っていうのは結構聞こえてきたりするんでしょうか。
(福島市)
 内定取り消しは最初に問題になったときから福島市では経済団体に申し入れをするなどしてその防止に努めてまいりました。
 現時点で私としてはあまりそこは聞いてないです。ただその辺は、こちらとして捕まえきれてないものもあると思いますので、やはり我々として特に対処すべき人間として内定取り消し、それから離職者、こういった方をターゲットに雇用をしていきたいと思っております。
(福島中央テレビ)
 今のところはこの募集は全国的に募集するということでよろしいんですかね。
(市長)
 基本は市内です。あくまでも我々市民のために今これをやってますので。
(朝日新聞)
 2点ありまして、1点目は待機児童の定義の確認なのですが、※には国の基準により待機児童となる児童の数ということで、この基準というのは希望する園がダメだった場合はいいですとかはカウントしないということで理解しているのですが、
 例えば福島市の場合は兄弟がいる方の場合、兄弟は同じ園を希望するかどうかというのをまず聞いて、そこで同一園を希望した場合は、例えば2人兄弟だった場合、二人とも同じ園にいけない、そういう枠が取れなかった場合は入所できないと言われる。
 そういう方は、待機児童数に入るのか入所不承諾に入るのか。どちらですか。
(市長)
 こちらちょっとテクニカルですね。どうですかね。
(幼稚園・保育課)
 お答えいたします。
 ご兄弟で同じ園に入所なさりたいという方でございますけれども、国の基準でいいますのは、待機児童数の算定上は特定の保育施設を希望なさっている方ということになりまして、待機児童数には入らないということになっております。
(朝日新聞)
 つまりそういう場合は入所不承諾にあたるということでしょうか。
(幼稚園・保育課)
 入園できなかった場合については入所不承諾という数の中に入っております。
(朝日新聞)
 福島市の申込み受付の項目によると、兄弟がいた場合、同一の園じゃなくてもいいしどちらかを優先するということじゃないと、とにかく入れればどこにでも入れてくださいというランクの申込みのところでないと。そこでさらに入れなかった人の数を待機児童数と呼んでいるという理解でよろしいでしょうか。
(市長)
 とにかく統計の数字ですから基本的に待機児童というのは。ですから基本的にそれは待機児童には入らないということになると思います。
 ただ我々とすれば、それは当然保護者の皆さんの要望をお聞きしますし、優先順位ってのがありますよね。例えば看護師さんとかそういう方のお子さんは優先度が高いとか、そういう流れの中で兄弟の部分を多少配慮する形になってますよね。
(幼稚園・保育課)
 はい。
(市長)
 なってますけども、その場合に、どうしてもそうじゃなくて入らないというのであれば、それは待機児童には入らないという形になると思います。
(朝日新聞)
 少しでも条件とか希望を付加した申し込みの仕方になると、そこで入れなかった場合は入所不承諾としてカウントされるという理解でよろしいでしょうか。
(市長)
 そうですね。それは基本的に一律の基準です。
(朝日新聞)
 他の自治体と比べても、かなりそこの線引きは細かく厳しいものであるなと経験していたので。
(市長)
 そうですか。
 経験というのは福島市がですか。
(朝日新聞)
 はい。
(市長)
 そうですか。
(朝日新聞)
 同一園でなければ、受け入れられないというのは他の例では聞かないので。その兄弟がいた場合。
(市長)
 同一園でなければ受け入れられないというのは。
(朝日新聞)
 兄弟がいて、例えば二人だったら二人とも同じ園に入らないと、園で二名確保できないと断られてしまうというのはあんまり例がないのではないかなと。
(幼稚園・保育課)
 今のお話なんですが、兄弟の方が同一園に希望しないと入れないというような主旨でおっしゃったということでよろしかったでしょうか。
(朝日新聞)
 同一園を希望するかどうかの項目があって、そこで希望した場合、
 同一園に入れなかったら、Aという保育園で2人なり年齢をわけて確保できなかったら。
(市長)
 いろいろ細かいから、後でやってください。悪いけど。
(朝日新聞)
 どっちにしろ全て無条件でどうにか入れてくださいという人で断られた数をこの待機児童数。
(市長)
 そうです。基本的にどこも同じです。
(朝日新聞)
 あともう一つなのですが、先程、登園の自粛の話をされていて、3分の1程が自粛されているということだったのですが、これは3分の1くらいにとどまっていると捉えられると思うのですが、
(市長)
 それは受け止め方次第だと思います。
(朝日新聞)
 市長の受け止めを伺いたいです。
(市長)
 私は皆さん普段はお仕事を持っておられる方ですから、そして保育所に関しては非常に希望が強いので、それなりに皆さん工夫をして、登園じゃない方法をとっていただいたんだなと、私としては思っておりますし、ご協力いただいた方には感謝をしております。
(テレビユーふくしま)
 三つ目の非常勤職員の募集についてなんですが。
 これどういう流れで採用に至るのかというところと、あとはその受付はいつからいつまでやる予定なのかっていうことを教えていただきたいです。
(市長)
 そうですね、受付日が書いてないですね。
(人事課)
 非常勤職員会計年度任用職員の採用に向けての手続きになりますが、本日以降順次ハローワークを通じて求人を出してまいりたいと考えてございます。
 採用に向けてはハローワークの方に申し込みをいただいた後に、個別に面接をさせていただきながら採用者を決定してまいりたいと考えてございます。
(テレビユーふくしま)
 今日から募集を開始したっていう表現はできないっていうことですかね。
(人事課)
 ハローワークさんの方にはこれから順次、速やかに求人票の方は出してまいりたいと思いますが。後はハローワークさんの方の求人公開がちょっといつになるかまではちょっとすいません、確認はしてございませんでした。
(市長)
 実質今日から出る可能性もあるんで、皆さんも希望される方は今日からそういう求人情報に注目してくださいということでお願いいたします。
(広聴広報課長)
 発表事項の件については、以上の方で質問を終わりたいと思います。
 あと、その他の方に移りたいと思います。
 その他の方何かございましたら挙手の方をお願いいたします。
(民友新聞)
 昨日福島市内にドン・キホーテが開店しまして、混雑による密集を感染拡大の観点から心配する意見がSNS等で言われてるのですが。その点、福島市の方で状況を把握してるか、何か対応は取ったか、今後何かすることはあるのか伺いたいです。
(市長)
 ドン・キホーテのオープンに関しては、市役所では商工観光部が窓口になりまして、十分な感染防止対策をとるように要請をしてまいりました。
 結果、ドン・キホーテ側からは通常のああいうお店で取る以上の対策をとりたいということでご回答いただいておりまして、例えば外では、いわゆるソーシャルディスタンスの1.8m間隔空けて並んでもいただくようにするとか、あるいは入場整理券を配布して、一度に入る人数を100人とか150人とかちょっと確かじゃないんですけど、そういう感じで入場制限をするとか、当然消毒とか、そういった対策をとりながら対応するという話は伺っておりました。
 しかしながら昨日確認したところ、開店前に多数が列をなして十分な距離が保たれてないような列ができていたというのを市で確認しております。
 そのために昨日商工観光部長がドン・キホーテを訪れまして、それに関しては非常に残念に思うということをお伝えし、私も思いますし。お伝えをさせていただきました。
 あわせて昨日はまだ木曜日ですんで、この土日、さらなる混雑が予想されるので、お約束いただいてた、列での距離を取るとか、そういった感染防止対策の徹底をお願いしましたし、それからやはりこういうのはお店側がやってるだけでは駄目なんですね、やはりお客様にもご協力いただかないとできないと思いますので、その点ではしっかりと会社側として、万全な対策を取るようということを広報してほしいと、そしてお客さんにも協力を求めて欲しいということを市からお伝えをさせていただきました。
 私もあれはできる限り、というか、ドン・キホーテに行く場合はそういった対策をしっかりと取っていただくと同時に、一方で、お店だけじゃなくて、行かれるお客様自身の問題にもなりますのでぜひ混雑しそうな時間は避けたり、あるいは混んでたら出直すとか、そういったような対応をお客様というか市民の皆さんにはお願いしたいなと思います。
(民友新聞)
 昨日その申し入れをして、お店の方からはどういう反応があったのですか。
(市長)
 それはもちろんしっかりやらせていただきますという話をいただいております。
(朝日新聞)
 一陽会病院についてです。検査の話は先程ご発言あったのですが、そもそも45人の陰性が出たということではありますが、医療施設の中の話なので感染拡大とかクラスターの心配も今後も続くかとは思います。
そこに対する市長の危機感というかお考えと今後の感染拡大を防ぐための課題についてどのようにお考えですか。
(市長)
 やはり今回のケースは、陽性が確認されて、その周辺にもかなりあの体調不調の方がいらっしゃるということで、私としても院内感染の拡大と大変危惧をいたしました。
 幸い現時点ですけども、45人、これは症状のあった方とか、あるいは接触度もより接触の高かった。
 我々からすると要注意の方々をまず。昨日も申し上げたPCR外来のキャパもあるんで、そういった中で優先的にというか重点的に検査をさせていただきました。
 その結果として今、全員陰性という結果になってるんですけども、やはりこの方、2ヶ月にわたって入院されてる方で、外部からの面会もないということで、なぜ感染したのかっていうのは、これは本当にわからないわけであります。
 その点ではこれからも残った方々の検査をしますし、それから今回陰性の方でも、もしかするとこれから出てくるかもしれないという想定に立って健康観察をし、その後の対応を進めたいと思っております。
 当然今院内でもこれ以上の感染拡大しないような形で取り組まれておりますし、そういった面での取り組みをしっかりと市としても病院側をサポートしていきたいと思っております。
 やはり病院内での感染となると、とにかく患者さんはもとよりお医者さんに発展しちゃうと、通常の医療、要するに感染された方々以外の医療の方も多大なる影響が出てまいりますので、その点ではどの医療機関も院内感染の防止策、強くなってると思いますが、この兆候があったら、我々としても、最悪の事態を想定をした対応していきたいと考えております。
(河北新報)
 同じ件で。市長先程、今回の件は検査してしかるべき事案だったと、特にお医者さんが言ってる話なのでと、お話されてましたが、今回はそうは言いながらもこうなってしまった理由というのを市長としてどのように分析、反省されているのか。
(市長)
 保健所に確認したところ、今回、ある意味で先ほど申し上げた客観的な状況、院内にとどまっていることからして、結論を出してしまったわけですけども、その際に今回現場レベルというか、保健所の現場レベルで判断だったということがあって、少なくともこういう場合はトップまで上げて判断すべきだったと思いますし。あとは先ほど申し上げましたけども、所長とはとにかく積極的にやっていこうということで確認していたものが、保健所の中で十分浸透してなかったということを我々としては反省しておりまして、改めて保健所が窓口になりますので第1次的には、その方針を周知徹底してほしいと思っております。
(河北新報)
 先ほど所長とは毎日4・5回をお電話してるとお話してましたけど、そのトップっていうのは所長のことでしょうか。
市長のことではないですね。
(市長)
 そうです。
 私は技術的な面ですね。ただ今回のケースは入所環境からすれば、現場の判断というような形になるかと思いますが、一方でCTまでとって肺炎の兆候も表してるんで、そういう点ではやはり、当然お医者さんも普通だったら感染しない人がこういう状況になってるっていうので来てるんで、そこは重く受け止めて判断すべきだったと思っております。
(福島中央テレビ)
 国が示す10万円の給付金についてお伺いしたいんですけども、相馬市とか南相馬市では、すでにスケジュール感を出されて、ゴールデンウイークすぎぐらいには給付したいという話もあったんですけども、福島市さんとしてはどのようなスケジュール感で考えていらっしゃいます。
(市長)
 これも私一昨日ちょっと発表させていただきましたけど、早ければ5月中旬には、支給開始したいと思っております。
 ただ今回相馬市・南相馬市さんは、かなり早いスケジュールでやられるというので、職員には改めてこの両市がどのようなやり方をしているのかちゃんと聞いて、我々で参考にできるものがあれば、それを取り入れてさらなるスピードアップを図るように指示をしております。
(福島中央テレビ)
 あと別件なんですけども、わらじまつりについて、中止の見通しも立っているという話ありますけども、福島市長としてはわらじまつりは中止すべきかどうかっていうのはどのように考えていますでしょうか。
(市長)
 これは最終的には実行委員会でやるので、私が独断で言える話じゃないんですけども、とにかくいろんな祭りというのは、単に8月に開くからといって8月のとき良ければいいものじゃなくて、事前の準備があるんですね。
 その点では今年は皆さん中止せざるを得ないというのが共通認識だと思いますので、あとは正式に意思決定をするだけの段取りかなと思っております。
(NHK)
 一陽会病院の件で、検査は陰性でしたけども、健康観察の対象になった現場スタッフの方、お医者さん結構多かったと思います。
 それでも保健所としては自宅での待機を要請しているというのは伺っていますが、それでもなお出ざるを得ないような、そういった状況については、どのように受け止めていますか。
(市長)
 保健所では、自宅待機を要請したわけですけども、それは当然、感染拡大防止という点からすれば当然なんですけども、一方で特にこちらの病院、精神科の患者さんです。
 今医療の体制っていうのは、お医者さんにしても、あるいは看護師にしても非常に逼迫しております。ですから、我々が今回の感染を判明して、その方々をすぐに自宅待機をしていただいて、病院の業務を継続できる体制にあったかというと、かなり厳しかったんだろうなと。そのためにそれなりの接触度合いということで、これまでの担当などに応じて、病院として、やむを得ない措置としてこれまでの対応に当たってこられたんだろうなと受け止めております。
 ただ今回こうやって我々もスタッフ、すぐに検査をいたしましたので。
 その点では多少は病院としても一部安堵している面もあるのかなとは思っております。

4.閉会
(広聴広報課長)
 他はよろしいですか。
 それでは、以上で会見を終了いたします。
 どうもありがとうございました。 

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課 

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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