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更新日:2020年11月4日

令和2年11月4日定例記者会見

記者会見資料

動画(手話無し)

動画(手話入り)

発言内容

1.開会 
(広聴広報課長)
おはようございます。それではこれより、11月定例記者会見を始めます。
案件は3件を一括して市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表事項
(市長)
おはようございます。
私からまず発表の前に、本市におきまして11月2日、2件の新型コロナウイルスの感染例を公表させていただきました。
福島市にとって36例目、37例目になります。
その中で36例目の方は昨日公表されました郡山におけるクラスターの関連の方です。
私どもは、この2例ともそうなんですけれども、現在調査中でございます。
関係機関と連携をして、早期の感染拡大防止に努めてまいりたいと考えております。
では発表事項に移らせていただきます。

まず一つ目。
これも新型コロナの関係ではありますが、発熱外来を2カ所増設いたします。
本市では、第一病院を発熱外来として設置しておりましたが、今回新たに大原綜合病院、福島赤十字病院の2カ所に発熱外来を設置して、合計3カ所ということになります。
これらはいずれも、かかりつけ医のない市民の皆さまを対象とするものでございまして、かかりつけ医における検査体制の充実と、発熱外来においても、本市の場合は、インフルエンザ検査と新型コロナの抗原検査、両方できるような仕組みにしておりますので、インフルエンザとの同時流行期に備えた医療体制の強化が図られると考えております。
ご覧のように、大原綜合病院に関しましては、11月16日、福島赤十字病院は11月20日に開設する予定でございます。
診療日や時間は、それぞれ福島第一病院と同じ月曜から金曜までの午後2時から午後4時までとなっております。
両病院の電話番号とか電話の受付時間、設置場所の詳細につきましては、後日ホームページでお知らせさせていただきます。
2の内容をご覧いただければ、今申し上げた内容でありますが、対象はかかりつけ医のない方で症状のある方、高校生以上で福島市に居住または勤務をしている方になります。
診察はインフルエンザの検査、新型コロナの抗原検査、薬の処方を行います。
いずれも予約制でありまして、事前に電話での予約が必要になりますが、いずれにしても1カ所から3カ所になるということで、それなりに医療体制が整ってまいりますし、一方で一般クリニック、かかりつけのお医者さんで検査ができる体制の充実も、前回の緊急会議で承認いただきました予算を通じて拡大を図っているところでありますので、更に拡大を図っていきたいと思っております。
1点目は以上であります。

2点目は、小学生向けの普及啓発冊子「心のバリアフリーってなぁに?」を配布させていただきます。
こちらが現物、中身はこんなふうになっております。
本市では東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機としまして、官民一体となって、ハード・ソフト両面のバリアフリーを実践する、誰にでも優しいまちふくしまの実現を進めております。
これはオリンピックのレガシーということで、こういった取り組みを進めておりまして、今回小学4年生から6年生までを対象として、このソフト面からの心のバリアフリーに関する冊子を作って、バリアフリーの精神を浸透させていこうということであります。
また、今回新型コロナウイルスの関係で、感染された方々とか、家族の方々、医療関係者に対する差別、誹謗中傷、こういったことが社会的な問題になっております。
この冊子自体は、これを入れるのは間に合わなかったんですけれども、せっかくこういった教育をする機会ですので、「あなたの言葉で傷ついている友達がいます。」といった、新型コロナに関する啓発のチラシも作成をいたしまして、心のバリアフリーの中で新型コロナにおける、誹謗中傷とか差別をしないようにといった啓発も進めてまいりたいと考えております。
配布は本日から順次行いまして、対象は公立の48校、桜の聖母学院小学校、福島大学附属小学校であります。
この冊子は、NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンターが作成したものでありますが、市が監修という形で作成に携わりました。
体が不自由な方、ご高齢の方など、さまざまなハンディキャップを抱えた方がいることを知って、自分は何ができるのかといったことを考えていただきます。
絵が多くて、簡単に作ってありますので、子どもが楽しく読むことができるというものであります。
せっかく作ったものですので、冊子の中身に関しては、新型コロナの誹謗中傷防止のチラシも含めて、市のホームページからご覧のQRコードこちらを読み取っていただければ、ご覧いただくことができますので、ぜひ市民の皆さんにも幅広くご覧いただきたいと思います。
2点目は以上であります。

3点目になります。
渡利学習センターがリニューアルということで、令和元年度から建築を進めておりました渡利学習センターがこのほど工事が完成いたしまして、11月16日午後1時から供用を開始いたします。
新学習センターは、ユニバーサルデザインに配慮した、より利用しやすい施設を目指すとともに、多くの市民の皆さんの多様化する学習に応える施設として整備いたしました。
この新渡利学習センターは、地域の生涯学習、社会教育の核として位置づけ、さらなる利活用を行います。
11月16日月曜日の午前9時より開館式を行わせていただく予定であります。
その他、完成しても旧館の解体工事などが残っております。
それは3番にあるように、旧館の解体工事は今年の12月に着工予定です。
来年2月からは外構の工事、最終的な整備完了は来年の秋ということになっております。
イメージはこのようになっております。
現在の渡利学習センターは、避難所にもなっておりますが、十分な避難の機能が備わっていないというのが状況です。
渡利地区では浸水区域が多いので、浸水区域外に作るこの学習センターは、避難の機能を高めようということで、多目的ホールを作りますが、こちらには多くの市民の皆さんが避難できるようにということも含め、我々として、こうした面積で作らせていただきました。
その他、和室とかのスペースもありますので、いざというときにも避難に役立つものだと考えております。
この学習センターには、さまざまなこれから求められる施策の要素を盛り込みました。
再生可能エネルギー発電が我々として求められておりますが、屋根には太陽光の発電パネルを設置しております。
それから蓄電池を設置いたしました。蓄電池も今回、市の施設としては初めてとなります。それを設けまして、使わないときには、そちらに蓄電しておいて、災害のときに停電になっても電力が使えると。こういった施設にしております。
その点では、避難所になったときも電力の確保とかといった面でも機能できる施設にしておりますし、太陽光発電も単に電力会社に売るというだけではなくて、貯めておいて、いざというときに使うということもこれから求められますので、この学習センターについては、その精力的な取り組みとして導入させていただきました。
以上が3点目のご説明であります。
それからもちろん、市はウォシュレット付きの洋式化、トイレに関しては進めておりますが、そういったものも入れておりますし、あるいは障がいを持つ方などが使える多目的トイレ、ユニバーサルデザインに配慮したエレベーター、こういったものを設置したり、あるいはWi-Fiも整備いたしまして、いざというときの対応、あるいは日常使いに十分ご利用しやすいように今回整備したつもりでございます。
私からは以上です。


3.質疑応答
(広聴広報課長)
ただいまの発表事項について質疑応答に移ります。
挙手の方よろしくお願いいたします。
よろしいでしょうか。
その他の方に移ります。挙手の方よろしくお願いいたします。
よろしいでしょうか。
それでは以上で11月の定例記者会見を終了いたします。
(市長)
ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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