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トップ暮らし・教育文化宮畑縄文人からのメッセージ>宮畑遺跡環境整備事業について
暮らし・教育
宮畑遺跡環境整備事業について

1.国史跡宮畑遺跡の概要

(1)指定年月日  平成15年8月27日
(2)指定面積  41,719.30平方メートル
(3)所在地  福島市岡島字宮畑19番地ほか

2.縄文時代集落の概要

宮畑遺跡は、縄文時代中期〜晩期までの約2,000年間にわたる、縄文時代の人々の生活を現在に伝える遺跡です。福島の地域性を培った先人の活動の足跡であるとともに、現在の私たちの生活につながる技術・文化・風習の原点です。

  • 土屋根の竪穴住居の4割以上にあたる22棟が意図的に焼かれ、竪穴住居の廃絶に伴う特徴的な風習が存在した縄文時代中期の集落。
  • 関東地方との交流を伝える縄文時代後期の集落。
  • 大規模な土の移動が行われた縄文時代後期の集落。
  • 広場を囲んで掘立柱建物群と埋甕群が環状に配置される縄文時代晩期の集落。
  • 竪穴住居の上屋構造復元の情報を包含する多数の焼失住居跡。
  • 縄文時代の生活を伝える石、土、木、骨などの自然素材で作られた様々な道具。
  • 縄文時代の広域交流を裏付けるヒスイ、アスファルト、サメの歯、クジラの骨などの搬入遺物。
  • コナラ亜属とクリを主要な森林構成要素とし、クリ林、オニグルミ林、トチノキ林などの人為的な生態系。

3.基本構想(骨子)

基本構想は、本市のまちづくり方針である「市民協働によるまちづくり」にもとづき、平成15年度に宮畑遺跡史跡整備活用市民懇談会と宮畑遺跡学校教育活用懇談会を設置し、市民との協働による史跡の活用と運営のありかた、宮畑遺跡の学校教育活用について検討を進め、宮畑遺跡整備指導委員会の指導のもと策定しました。

(1)整備活用のテーマ
「市民とともにつくり、活用し、成長する宮畑遺跡」
(2)整備のキーワード
「新たな発見・感動」 「また来てみたくなる」
「参加してみたくなる」 「何かをしてみたくなる」
(3)活用のキーワード
「史跡の保全」 「郷土の歴史・文化・伝統の発信」
「まちづくり・地域づくり・生きる力の育成」
「福島市・地域の魅力の創出(よさの発見)」

>>基本構想【PDFファイル:3.9MB】

4.基本設計(骨子)

基本構想でまとめた、「保存・活用の理念」「保存・活用の方針」をもとに、「整備の方向性」、「活用の方向性」を具現化するため、整備ゾーニングで定めた各エリアの整備の姿を具体化しました。
基本設計にあたっては、縄文時代を説明するのでなく、屋外整備とガイダンスで補完しながら、縄文時代の雰囲気を体感しながら、さまざまな活用が図ることができる施設とすることを方針としました。

>>基本設計

5.史跡整備の具体的な姿

基本設計をもとに平成18年度に宮畑遺跡環境整備事業イメージパースを作成しました。全体図、北側の環境復元・多目的活用地区、ガイダンス広場の3枚です。
市民の声を生かし、縄文の森に囲まれ、四季おりおりの花がある広場に縄文時代の集落、川を復元した様子を表現しています。
※実施設計が完成していないため、今後、実施設計の策定が進めば、内容に変更が生じる可能性があります。

(1) イメージパース(全体図)

  • 市道により分断される宮畑遺跡ですが、南と北の区域に縄文の森を創出して、景観の一体感を図ります。
  • 史跡南側では、回遊する園路内に縄文時代晩期の風景を復元するエリアと遺構を保護する広々とした芝生の広場があります。
  • 縄文時代晩期の集落復元エリアには掘立柱建物が4棟見えます。左側の2棟は4本柱の状態ですが、平成19年度以降に予定している実施設計で復元案を作成する予定です。
  • 集落復元エリアの周囲には、当時の集落周辺の風景であるクリ、トチノキの林と ドングリのなるコナラ・クヌギなどによる縄文の森を表現しています。
  • 芝生の広場は、さまざまなイベントの広場としても活用をする予定ですので、ステージとその両側にテントとイベントに参加している様子を表現しています。
  • 園路の外側は縄文の森とアベリア、ビョウヤナギ、トサミズキなどの花、シロツメグサ、アザミ、オミナエシ、河原ナデシコ、ヨモギ、チガヤなどの野草を植栽する予定です。
  • 南西側の湿地には、コウホネ、ミソハギ、ハナショウブなどの水辺の花を植える予定です。

>>全体図イメージパース

(2)環境復元・多目的地区

  • 右側に蛇行する縄文の川の周囲にはクリ、トチノキ林とシラカシ、コナラ、カシワ、イタヤカエデなどによる縄文の森を創出します。
  • 縄文の川ではこどもが遊べる水場があり、将来的には川に生き物が生息できるように自然の景観を復元します。
  • 左側の広場は、多目的活用地区と位置づけ、縄文の森に囲まれたノシバとシロツメグサ、オオバコ、キキョウ、ヨモギ、ヒガンバナなどからなる草地の広場です。
  • 多目的活用地区は、市民公園的な要素を取り入れて、炊事場を設置し、縄文キャンプ、芋煮会などでの利用も可能な魅力ある空間とする予定です。

>>環境復元・多目的地区イメージパース

(3)ガイダンス広場

ガイダンスは、縄文時代をテーマにしたアートな空間であるエントランス、宮畑遺跡の縄文時代のむらと人間の営みを縄文時代の雰囲気の中で伝える展示室の他、体験工房、講座等に利用するホールで構成する予定です。ガイダンスの両側には芝生の広場を整備する予定ですが、イメージパースでは、ガイダンス広場の活用の姿を表現しました。

  • 奥のガラス越しに見えるのが体験工房とホールです。ガイダンス広場は、体験工房、ホールと一体となって体験ができる広場です。
  • ガイダンス広場は、さまざまな体験とともに、朝市の場としても活用できる広場です。
  • ガイダンスには公園が一望できるデッキを設けますが、その下は雨天時の体験活動、朝市の場としても活用できます。

>>ガイダンス広場イメージパース

6.宮畑遺跡環境整備事業および活用事業スケジュールについて

宮畑遺跡は平成15年8月27日の国史跡指定を受け、平成16年度に基本構想、平成17年度に基本設計を策定し、平成18年度に実施設計に着手しました。
平成19年度からは、実施設計とともに整備工事に着手する予定で、平成22年度のオープンを目指して整備事業を進めています。
整備にあわせて、史跡公園後の市民協働による管理・運営を進めるため、平成19年度以降、整備計画関係の懇談会、活用事業関係の委員会、部会、ボランティアから組織した市制施行100周年記念事業宮畑未来フェスティバル実行委員会を宮畑サポーターへ発展的に組織換えして、平成22年度の史跡公園オープンを迎える計画です。

>>宮畑整備計画スケジュール【PDFファイル:223KB】

【PDFファイルについて】
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福島市教育委員会文化課
電話:024-525-3785
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