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ホーム > 観光・文化・スポーツ > 文化・歴史 > 郷土料理 > 伝えたい ふくしまの 味と心 > 三色ぼたもち(おはぎ)
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更新日:2017年3月1日
小豆を洗い、たっぷりの水を入れて強火にかけ沸騰したら、ゆで汁を捨てる。水をかえ、弱火にかけやわらかくなるまで約1時間程度煮て、砂糖を加える。へらでかき混ぜながら、焦がさないように煮詰める。最後に塩少々を加え、甘みを引き立たせる。
枝豆を柔らかめに煮て、さやからだし、薄皮もむく。すり鉢で、滑らかになるまですり(ミキサーでも可)、砂糖と塩を加える。
黒ごまを鍋に入れて香りよく炒り、すり鉢ですり、砂糖と塩を加え混ぜる。
もち米、うるち米を混ぜて洗い、2時間くらい水につけて、普通に炊飯器で炊く。よく蒸らし、ぬれたすりこぎで半殺し(半潰し)にする。12等分して丸め、餡でからむ。
春は、ぼたんの花に似ていることから「ぼたもち」、秋は、萩の花にちなんで「おはぎ」と呼ばれ、お彼岸のお供えとして欠かせない料理です。
また、農作業を手作業で行っていた時代には、田植や稲刈(刈っきり)は、一番大変な農作業で、地域の人が力をあわせて行いました。それが終了すると、まぐわ等の農機具をきれいに洗い、お神酒をかけて労をねぎらう「まぐわ洗い」や、手伝いの人も呼んで、神前に早苗とお神酒を供えて田植えの終了を感謝し豊作を祈願する「さなぶり」、秋の稲刈りの終わりの「刈っきり」のご馳走として振る舞われました。小豆の赤色には、災難よけのおまじないの効果があると信じられていて、古くから邪気を払う食べ物としての信仰が、先祖の供養や祝い事と結びついたようです。
行事食彼岸・田植の終わり(さなぶり、まぐわ洗い)・稲刈りの終わり(刈っきりぼたもち)
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