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更新日:2019年2月28日

食品加工産業創出研究会について

食品加工産業創出研究会とは

 本市産の質の高い農産品を活用し、産学官・農商工連携によって、福島らしい加工食品、お土産品の開発や、販路拡大・販売促進等の実現に向けた研究を行い、地域産業のさらなる活性化に繋げることを目的に、平成30年6月に「食品加工産業創出研究会」を立ち上げました。
 平成30年度は、学識経験者や製造業者、農業関係者ほか各分野の有識者の方々に参画をいただき、農産品の加工に関する課題解決や、お土産品を含む福島らしい商品開発、販路拡大などに向け、意見交換や情報共有などを行っています。
 今後の取り組みとして、まずは「研究会発」で、福島らしい良い商品を創り出すことを目指します。
 市では、企業等が取り組む商品開発、販売等に対して柔軟な支援を行っていきます。
 また、今後はより多くの分野の皆様方に幅広くご参画をいただきたいと考えています。

参画企業・団体等(順不同)

国立大学法人福島大学・中央大学・サンヨー缶詰株式会社・コープ食品株式会社福島工場・株式会社銀嶺食品・株式会社第一印刷・株式会社ダイオー・有限会社菓匠清泉堂・株式会社安斎果樹園・福島市観光農園協会・福島市農業後継者連絡協議会・ふくしま未来農業協同組合・公益財団法人福島県観光物産協会・福島商工会議所

平成30年度の活動経過

キックオフミーティング

日  時:平成30年5月22日(火曜日)午前10時~午前11時30分
会  場:コラッセふくしま3階 企画展示室
参加人数:24人
内  容:5月22日にキックオフミーティングとして初会合を行いました。
 参画いただいた企業・団体の方々からは、産学官、農商工それぞれの立場から、現在取り組んでいる事業の内容などをご紹介いただきました。
 木幡市長から、「生の農産物では時期的に限界があるので、持ち帰りの面でも加工して保存をきかせ、付加価値を高めるということが大切ではないかと思っている。この研究会で、今後の色々な可能性を見つけ、展開してほしい。この研究会がきっかけとなって、それぞれの分野からの自主的な取り組みやマッチングによって成果が出ることを期待しています。」と考えを伝え、杉浦宣彦中央大学大学院戦略経営研究科教授を座長とした「食品加工産業創出研究会」の立ち上げについてご賛同をいただきました。
 参画された方々からは、「異業種の方の話を聞けてよかった。」「初めて聞く話が多く、同じ福島市にいながらこれまでお互いの産業についてよく知らなかったことがわかった。」「今後も継続して交流を重ね、1次・2次・3次産業それぞれの役割を生かして協力し、良い成果に繋げられれば。」等の感想が寄せられました。

 キックオフセミナー

第1回研究会

日  時:平成30年6月29日(金曜日)午後2時~午後4時
会  場:コラッセふくしま5階 研修室A
参加人数:25人
内  容:今後研究会でどのような活動をしていくかについて協議しました。

(主な意見・感想)

  • 福島大学の若い力と連携して、何か新しいものをお土産品を含めて考えていきたい。
  • 若者がおいしいと思うものを色々と作ってみて、どんなものが消費者に受け入れられるかを見たい。
  • 販売するにあたってはある一定のロットが必要。
  • 福島の果物のブランド力が上がるような加工品を作りたい。
  • 商品を開発する場合、福島市を代表する農産物としてはやはり「桃」になるのか。
  • モモ、ナシ、リンゴ、ブドウを一度に味わうことができるのも売り。
  • 果物を食べる文化を作りたい。
  • 他の事例を視察するなどして研究し、活動の参考にしたい。
  • 視察として地域に行くのも方法だが、商談展示会もよい。我々が取り組もうとしていることが新しいことなのか、既に存在しているものなのかを知る機会となる。
  • 岡山はブランド戦略というよりは量が少ない希少価値、早場の産地というのが大きい。

第2回研究会

日  時:平成30年8月30日(木曜日)午後2時~午後3時30分
会  場:コラッセふくしま3階 企画展示室
参加人数:24人
内  容:前回に引き続き、研究会で取り組むテーマについて、また前回提案のあった他の事例の視察について、様々な意見交換を行いました。
 また、福島商工会議所から、「ふくしまのフルーツを活用したスイーツのブラッシュアップ事業」についてご紹介いただきました。
  ※「ふくしまの果物を活用したスイーツのブラッシュアップ事業」
  (国の「伴走型小規模事業者支援推進事業」活用)
 平成30年度は5年間の事業の初年度で、果物を利用したスイーツを製造している店舗を集めた試食会(スイーツバイキング)を実施し、商品への意見をアンケート調査形式により収集して、事業所にフィードバックする事業です。

(主な意見・感想)

  • この研究会でお互いに情報交換しながら輪を広げ、やってみたいことを提案しながら新しいものを発信できるキーになるような場所になればよい。
  • 消費者のニーズとマッチしている商品は伸びていく。どういう商品がどのくらい伸びているのか、伸びていないのかを冷静に分析したい。
  • 商工会議所のスイーツバイキングは、一般消費者の声を聴くとても良い機会。消費者の生の声を聴くというのは重要。高い評価を受ける場合もあればその逆もあるが、それを真摯に受け入れて次に進むことが大切。
  • パッケージングはブランド化にとって重要。
  • パッケージを含め、全国の色々な商品を実際に見ることはとても参考になる。
  • 売れ筋商品から学ぶことは多いので、商品を実際に取り寄せるなどして、皆で研究してはどうか。
  • 視察先として、2月に開催される「FOOD TABLE in JAPAN」の都道府県ブースは非常に参考になると思う。

第3回研究会

日  時:平成30年10月26日(金曜日)午後2時~午後4時
会  場:コラッセふくしま3階 302会議室
参加人数:19人
内  容:前回の研究会で、売れている様々な商品を実際に見ることが大切ではないかという意見がありました。そこで今回は、公益財団法人福島県観光物産交流協会日本橋ふくしま館(ミデッテ)の小林由智総務・観光課長を講師としてお招きし、東京をはじめとした消費地における売れ筋商品の見た目や味、値ごろ感など、売れる商品の特徴について実際の商品を見ながら詳しく解説いただき、情報を共有しました。

※売れる商品の7つの特徴(このうち最低5つは必要)

  • 希少性
  • 季節限定、イベント等での限定商品
  • 賞味期限がある程度長い
  • 個包装のもの
  • 見映え
  • 値ごろ感のある価格設定
  • 味の良さ

 最近はこれらに加えて、インスタ映え、より色鮮やかなもの、梱包資材(包装紙、紙袋、箱など)等も重要になっている、とのお話でした。
 また、実際に商品を売る際に観光物産館を利用する場合の大きなメリットとして、購入者の様々な声を製造者側へ届けられることを挙げ、積極的な活用についてもご提案をいただきました。
 また、市からは、この研究会から派生した主体的な活動をバックアップするために、商品開発や販売促進等に対し、柔軟な支援を行う考えをお示ししました。

(主な意見・感想)

  • 売り方として、生産者の顔が見える方法もアプローチとして効果的。またSNSを使って広めるなど、アプローチの仕方は色々ある。
  • 商品を育てるのは生産者の努力。モノを作ってもそれを売る能力がなければ難しい。
  • 開発に対する補助も良いが、開発した後のプロセスもしっかり考えなければならない。
  • 第1回研究会の中で、農産物として「桃」という意見が出たが、桃は繊細で扱いが難しい。加工のしやすさではりんごの方が向いているのではないか。

第3回研究会

 

福島商工会議所スイーツバイキング参加

日  時:平成30年11月23日(祝日) 午後2時~午後3時40分
会  場:ウェディングエルティ2階 ハートン
参加人数:5人

第4回研究会

日  時:平成31年1月24日(木曜日)午後3時~午後4時30分
会  場:コラッセふくしま 3階企画展示室
参加人数:20人
内  容:第3回研究会では、観光物産館からの視点で「売れる商品」についての認識を新たにすることができました。そこで今回は、これらの売れ筋に福島市としてプラスできることについて、福島大学農学群食農学類の平修准教授からお話をいただきました。
 平准教授が研究されている「イメージング質量分析」について、具体例を交えて詳しく解説していただきました。「福島の農産物が持つ良いところを、プラスで、付加価値として付けていかれればと思う。農産物の持つ機能を証明し、科学的根拠を示すことができれば、「おいしい」と「健康」を1つにできる。1つは福島大学の研究で証明できる科学的なところ、もう1つは皆さんの知恵や知識とを合わせて、プラスアルファできることは何かを一緒に考えていきたい。」と話されました。
 福島大学の研究成果を商品開発へ生かす工夫について考える契機となりました。

 その後、この研究会活動の今後の方向性について協議を行いました。
 来年度は福島らしい良い商品をまず1つ創り出すことを目標に活動することを確認しました。市としては企業・団体等のリスクが軽減されるような支援について、皆さんと相談しながら柔軟に考えていく意向であることを再度お示ししました。

(主な意見・感想)

  • 機能性という部分での付加価値は、関心の高い分野でもありぜひ活用したい。
  • 果物を使ったお菓子だけではなく、お惣菜、デリカテッセンのようなものも良い。
  • いずれにしても、ターゲットをしっかりと絞った商品開発が大切。

第4回研究会

FOOD TABLE in JAPAN 2019視察

日  時:平成31年2月14日(木曜日)
会  場:幕張メッセ(千葉市)
視察人数:8人
内  容:第2回研究会の中で提案のあった「FOOD TABLE in JAPAN 2019」への視察を行いました。
 このイベントは、小売・中食・外食業界の垣根を越えた商談展示会で、食にまつわる4つの専門展の合同開催です。小売・中食・外食業界それぞれの来場者・出展者が、相互に交流や情報交換を行うことで、新たな販路やビジネスチャンスを創出し、日本のフードビジネス全体の発展に貢献することを目的に開催されています。
 4つの専門展のうち、全国各地の個性豊かな地域食品を紹介する商談展示会「こだわり食品フェア」を中心に視察を行いました。
 参加者からは「全国各地の果物を使った加工品は意外と似たようなものが多く、地域性をどのような形で出すのか、他との差別化をどのように図るのかが大きな課題であると感じた。」「加工食品そのもの以上に、ターゲットをどこに定めるか、そのターゲットに合った見せ方(デザイン、パッケージ等)に工夫を凝らして特徴を持たせることが大切だとわかった。」などの感想が聞かれ、今後の取り組みのイメージを共有することができました。

杉浦宣彦座長からのコメント

 この研究会では、産・学・官・農・商・工と、幅広い分野の皆様にご参画いただき、まずは今まで知る機会のなかったお互いの業務の内容や課題などを知るところから始まり、これまで様々な意見交換や情報共有をおこなって参りました。
 その過程で様々な問題も浮き彫りになってきており、短期間で結果を出すのはなかなか難しいと感じていますが、平成30年度におこなってきた様々な交流や視察等を下地として、問題の解決策やどのような商品がよいのか等、見えてきた部分もあります。平成31年度は、「福島らしい良い商品」をまず1つ創り出すことを目標に活動していきます。
 今後はさらに幅広い分野の皆様に、ぜひこの研究会へのご参画をいただければと考えています。

このページに関するお問い合わせ先

商工観光部産業創出推進室産学連携推進係

福島市三河南町1番20号コラッセふくしま2階産業交流プラザ内

電話番号:024-525-4022

ファックス:024-536-2819

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