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更新日:2021年2月6日
新型コロナウイルスが流行して約1年、私たちは衛生面で感染防止対策をしている一方で、外出自粛や飲食店などの営業時間短縮などで経済面での苦しい状況が続いています。また、感染防止対策は人々の暮らしや考え方への影響を及ぼしており、私たちの生活も大きく変わりました。
中央学習センターでは、こうした現状を乗り越えていくため、市民大学講座「多分野から見る感染症との闘い」と題し、3回シリーズの講座を開催しました。
講座では37名の受講者が、医学、心理学、経済学、の3つの分野から「感染症」について学びました。各回とも次々に質問が複数出るなど皆さんの関心が高く、熱心に受講されていました。
1月17日(日曜日)、福島県立医大感染制御学講座、准教授の仲村究氏を講師に、「人類と感染症の歴史」と題して講座を実施しました。
新型コロナ業務でお忙しい中、仲村先生にお越しいただき大変感謝しています。仲村先生からは感染症の歴史のほか、新型コロナの仕組みや感染の仕方、現在行っている感染対策がどのような仕組みからきているものなのか等、医学的な面から、今必要な正しい知識を伝えてくださいました。
1月24日(日曜日)、福島大学地域創造支援センター、教授の木暮照正氏を講師に迎え、「感染症が引き起こす社会の混乱」として、コロナ禍で起こっている差別や人々の不安について心理学の面から解説いただきました。
木暮先生からは、コロナ禍は「コロナウイルスのせい」で仲間割れしている場合ではない、安易な「虎の巻」というのはなく最後には自分で判断するしかないため、少し落ち着いて考える癖を身に着けたい、また、多様な人々と学びあうことで寛容さを育んでいきたいとお話しいただきました。
1月31日(日曜日)、日本銀行福島支店、支店長の植田リサ氏を講師に、「新型コロナウイルスで変わる経済のゆくえ」という演題で講座を実施しました。
植田氏からは、新型コロナによって働き方、買い物、旅行、外食などのライフスタイルの変化により個人消費が変わったこと、消費が盛り上がっていくためにはどうしたらよいか、雇用への影響などをお話しいただきました。
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