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更新日:2022年3月30日

令和3年度第52回市民大学講座「SDGsがつくる!ふくしまの未来」開催しました!

最近、新聞やニュースでよく目にするSDGs。しかし自分たちとどのように関係するのか、また、具体的にどのように取り組めばよいのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか?

中央学習センターでは、私たちにとって身近な「教育」、「健康」、「環境」の3つ分野からSDGsについて学び、理解を深め、家庭、地域からできる取り組みを考えるきっかけをつくるべく、市民大学講座「SDGsがつくる!ふくしまの未来」と題し、3回シリーズの講座を開催しました。

講座では22名の受講者が、SDGsについて学びました。各回とも次々に質問が複数出るなど皆さんの関心が高く、熱心に受講されていました。

 

第1回「SDGsと教育」3月12日(土曜日)

3月12日(土曜日)、福島大学人間発達文化学類、特任教授の中田スウラ氏を講師に迎え、「SDGsと教育」と題して講座を実施しました。

  • 教育はすべてのSDGs目標を達成するうえでの基盤。
  • 持続可能な開発目標の3つの側面(経済成長、社会的包摂、環境保護)。
  • 教育の格差が貧困の連鎖を生む状況、世界だけでなく日本でも相対的貧困が社会問題に。
  • 社会的な支援の広がりとして、「子ども食堂の取り組み」。
  • 不透明な社会だからこそ、生涯学習を通じた知の循環型サイクルを確立する重要性。

中田先生からは、「SDGsと教育」をテーマに、現代子どもの貧困と教育格差に焦点をあて、社会的支援が広がってきている現状、持続可能な開発を担う人材育成、そのための教育の重要性についてお話をいただきました。「親の貧困が教育的格差を生み、結果として子が貧困に陥る危険性がある」という先生のご指摘も含めた今回のお話は、個人、地域としてどういった支援ができるかを考えさせられる貴重な機会であったと思います。

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第2回「SDGsと健康」3月19日(土曜日)

3月19日(土曜日)、福島大学人間発達文化学類、教授の安田俊広氏を講師に迎え、「SDGsと健康」と題して講座を実施しました。

  • 運動によって「健康寿命」は伸ばすことができる。
  • 運動は、介護が必要となる原因(認知症、脳血管疾患、加齢による衰弱、転倒・骨折等)に効果的。
  • 運動を継続的に行えば、80歳までは筋力、運動能力は向上する。
  • ウォーキングなどの有酸素運動は効果的だが、上級者は一歩進んで筋力トレーニングを行うことがさらに効果的。
  • 自宅でできる筋力トレーニングの紹介。

安田先生からは、「SDGsと健康」をテーマに、健康と何か、運動で健康寿命を延ばすためにはどうすればよいのかについてお話しいただきました。運動が健康に良いことは一般的にも知られている事柄ですが、安田先生からは、その理由を客観的なデータや自らの調査研究結果をもとに丁寧にお話しいただき、また、「運動の強度・頻度が高くなることは怪我のリスクが高くなるから高齢者に進めないだけであって、運動はやればやるほど良い」といった話や「80歳までは筋力、運動能力は向上する」といった話など、これまで知らなかったお話を聞くことができた貴重な機会であったと思います。

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第3回「SDGsと環境」3月26日(土曜日)

3月26日(土曜日)、福島大学共生システム理工学類、教授の川越清樹氏を講師に迎え、「SDGsと環境」と題して講座を実施しました。

  • 個の活動は環境の基盤で成立するものであり、環境を重んずれば「安定」「安全」「快適」がさらに向上して「個」の満足度も上がり続ける
  • 気候変動は、地球温暖化だけの問題ではないが、気温上昇のトレンド(傾向)は、確実性が高い予測である
  • 気温上昇により、短時間降雨量の増加、無降雨期間長期化の極端な降水がすすむ
  • 気温上昇による海面温度の上昇により、台風発生数に変化はない(ただし予断は許さない)が、台風の強度は強まり、移動速度が約10%遅くなる(つまり被害が拡大する)可能性がある
  • 過去の知見により、伊豆半島から上陸した台風は、福島県に甚大な被害をもたらす可能性が高い
  • 今後の気候変動も考慮した治水計画が必要ではあるが、行政だけで考える問題でもない。ボトムアップにより、地域全体で適応策を考えることが必要。

川越先生からは、「SDGsと環境」をテーマに、気候変動の将来的な予測に関する様々なデータをもとに、気候変動による影響と今後の適応策についてお話しいただきました。「個の活動は土台に環境があること」を再認識するとともに、ここ10年の豪雨災害の事例から、現在が転換期であり、今後気候変動を考慮した防災対策を個人、行政、地域が一体となって考える必要性に気づかされる貴重な機会であったと思います。

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