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更新日:2020年9月18日
国民の結核に対する正しい理解を得るために、「『元気ですか?はい(肺)』~結核健診を受けましょう~」
を結核予防週間における標語とし、普及啓発活動を全国で実施しております。
福島市においても結核予防週間に併せて、結核への関心が高まるよう、普及啓発活動を行います。
1年に1度は健康診断を受けましょう。
結核とは、結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気です。結核は昔の病気と思われがちですが、今でも1日50人の新しい患者が発生している日本の重大な感染症です。平成31年、福島市内では47名の方が新たに結核を発症しています。
近年では、結核患者の多くを65歳以上の高齢者が占め、新たに結核患者として登録される方のうち、80歳以上の方の割合が約4割(70歳以上の方の割合は約6割)に上っています。
結核は咳やくしゃみなどの空気感染によって感染します。結核菌の混ざったしぶきが、咳やくしゃみの際に空気中に飛び散り、
それを直接吸い込むことで感染します。
最初は風邪に似た症状で始まりますが、下記にあてはまる場合には早めに受診しましょう。
・痰のからむ咳が2週間以上続いている
・微熱、身体のだるさが2週間以上続いている
※65歳以上の高齢者の場合は、上記の症状が出ないことがあり、気づかないうちに進行してしまうことがありますので、
体重の減少、微熱の継続等がある場合は、早めに受診しましょう。
早期発見は本人の重症化を防ぐためだけでなく、大切な家族や友人、職場などへの感染を防ぐためにも重要です。
症状がなくても、毎年定期的に健診を受けるなど、1年に1度は胸のレントゲン検査を受けましょう。
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