ホーム > 観光・文化・スポーツ > あづま山麓蔵元ツーリズム

ここから本文です。

更新日:2025年2月10日

あづま山麓蔵元ツーリズム

 

令和6年春、あづま山麓エリアに、日本酒、ビール、ワイン、どぶろく等、多様な酒を醸造する5つの醸造所が集結しました。

酒造りの方針や伝統を守りながら酒蔵のブランド品質を維持し、志をもって酒類を製造・販売する“造り手”である『蔵元』は、どうしてこの地で酒造りをはじめたのか?
それは、本市固有のあづま山麓エリアの魅力を言葉に出さずして語られません。
このような蔵元の想いを表現し、あづま山麓エリアの自然から生み出される多様な酒(SAKE)を味わうことを通して、首都圏及び世界に売り込み、地方誘客への促進及びインバウンドを見据えた消費拡大(外貨獲得)を目指し、蔵元ツーリズムとして事業を展開してまいります。


5人の蔵元のご紹介

【日本酒】金水晶 四季の蔵(外部サイトへリンク)

金水晶わくおさん

明治時代に創業した金水晶酒造。令和6年春に福島市松川から福島市荒井に醸造所を移し、水質日本一の荒川の伏流水と福島県産米を使って酒造りをする市内唯一の日本酒の酒蔵です。
超硬水でお酒の味を極めたいとの覚悟で、松川から荒川に醸造蔵を移した金水晶酒造。荒川の伏流水により造られるお酒は、すっきりした風味と香り豊かな仕上りが自慢の逸品です。


「観光客の皆さんにオンリーワンを伝えたい」と話すのは、 社長の齋藤湧生さん。醸造所では、蔵見学(要予約)や酒造りの行程が学べるよう、動画を作成し放映するなど、お酒造りの想いを垣間見ることができます。
「多くの方に福島の自然が醸し出す味を堪能してほしい。名水の価値を生かした新商品開発にも全力で取り組みチャレンジし続けたい」と語る社長の目は輝いていました。
 

【クラフトビール】みちのく福島路ビール(外部サイトへリンク)
路ビール

市西部にある「アンナガーデン」に創蔵して28年という、歴史あるクラフトビール醸造所。全国的にも珍しい23基ものタンクを使って、吾妻山系の伏流水とユーロモルト、チェコホップ、ドイツ酵母を基本に、じっくり丁寧に造られた味が自慢です。
超軟水の荒川の伏流水を使い、地元の果物や米、酵母が醸すビールは、柔らかな味に仕上がります。生粋のドイツ製法から造られるピルスナーをはじめ、IPA、ラガー、フルーツビールなど、豊富なラインナップが揃います。
店舗前の花畑の奥から笑顔で迎えてくれるのは、常務取締役の吉田博子さん。「工場長たちが試行錯誤の上で作り上げたバリエーション豊かなこの味を、お客様にしっかり伝えるのが私の役目。」といつも笑顔でお迎えしてくれます。
「東日本大震災の際に”福島”という名前を諦めようと思ったが、多くの人のバックアップのおかげで”福島”を諦めずに掲げてやって来れたことが今につながっています」と語る博子さんの目には未来への覚悟が感じられました。
 

 

【どぶろく】おららの酒BAR醇醸蔵(外部サイトへリンク)

おおたさん

 

土湯温泉町の新たな特産品として2020年に誕生した「どぶろく」。地域おこし協力隊をきっかけに移住した太田泰さんが手がける逸品は、どぶろくでは珍しい「3種類」の味わいが楽しめます。


地元の酒米農家や麹生産者と研究を重ね、多くの方に愛される味を極めて造られ、醸造から瓶詰めまで一本一本丁寧に造られるどぶろく。
口に含むとふわっと広がる麹の香りがたまりません。


「お客さんが口に含んだときに表情が変わるんです、それが一番嬉しい」と語る太田さん。土湯温泉街の店舗では、唯一「生どぶろく」が味わえるものならではのポイントです。
さらに今後、古代米を使用した新たなどぶろくがお目見え。飲む方の笑顔を想像して造られた新たな味に期待が高まります。


 

【ワイン】吾妻山麓醸造所(外部サイトへリンク)

牧野さん

2019年、吾妻山のふもとの扇状地に誕生した小規模ワイナリー。
サワガニが棲むほどの美しい清流が湧き出すこの土地で、醸造所のシンボルマークにある吾妻小富士を背に、福島市内を一望できる素晴らしい景観が広がる場所。
店内では、ワインの試飲(有料)ができるほか、週末にはポップアップストアによるランチが味わえます。
目指しているのは、土地の個性を生かしたワイン造り。
「近くの温泉地からの香りが、ブドウ果皮に吸着し、唯一無二のテロワールを表現したワインになると考えています」と話すのは社長の牧野修治さん。
「味わう喜びを発信しながら、福島の魅力を東北、国内、世界へと広げていきたい」と熱い想いが溢れます。
福島市を一望できるテラスでは、ブドウ畑を眺めながら、ゆったりとした時間を味わうことができます。吾妻山麓醸造所を拠点に地域のたくさんの方々とつながりながら「ふくしまの美味しさ」を創り、県内外の皆様にお届けしています。
 

【クラフトビール】Yellow Beer Works(外部サイトへリンク)

えみさん

東日本大震災の後、復興支援を機に自分たちの手でビールを造ろうと決意しオープンした「イエロービアワークス」。吾妻山のふもとの大笹生に醸造所を構え、福島駅近くの大町にはタップから生ビールが味わえる店舗があります。


「こだわりは飲みやすさ。ビールが苦手な人でも飲みやすいビールを目指しています」と語るのは店長の加藤絵美さん。
自家栽培の野菜や地元の果樹農家の果物を加え、季節を感じるフレーバーが楽しめるのも人気の秘密です。


店舗には終日多くのお客さんで賑わいます。「農業とビールづくりの両立は大変だが、それ以上にやりがいがある。ビールを通してコミュニティの拠点を作ることができたのは嬉しい」と笑顔で話してくれました。

今後、全国のクラフトビール製造の方とコラボをするなど、さらにチャレンジが続きます。
 

蔵元のメッセージなどはazumasanroku Instagram(外部サイトへリンク)をご覧ください。

【準備中…】福島に酔いしれる旅~あづま山麓の酒と旬を味わうペアリングディナー付ツアー~

ペアリングメニューあづま山麓エリアに活きる5人の蔵元を巡り、福島の旬の食材をつかったペアリングディナーを堪能する2日間の旅。

お酒の種類は違えど、同じ志をもって酒造りをする蔵元たち。
この旅は、単純に酒を味わうだけではなく、5人の蔵元の”想い”や”人柄”に触れながら、蔵元たちが自然の水の恵みの恩恵を受け「”ここで”酒造りをしている」ストーリーを巡る旅です。


蔵元を巡りながらあづま山麓の自然の中で彼らの想いを”酒と共に味わい”、夜は福島三名湯の一つ”土湯温泉”にて、旬の地域食材を使った”ここだけの”のペアリングディナーに酔いしれる、ここでしか味わえない特別宿泊プランです。

 

令和7年春より本格的に販売を開始します。お楽しみに!

※詳細は、こちらのページでご案内します。

 

 

 

 

 

 

 

蔵元ツアー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲蔵元から酒造りのエピソードを伺います。

ペアリング

▲ペアリングメニュー一例(どぶろく×発酵前菜)

 

【エリアネーミング決定】5人の蔵元の集うエリア”あづま山麓ふく酒街道”

お酒で楽しめるあづま山麓エリアの蔵元が集まるエリアの呼称が、『あづま山麓ふく酒街道(ふくさけかいどう)』に決定しました!

ぜひ、蔵元の想いに耳を傾け、お酒を味わいに、このエリアにお越しください。

投票してくださった皆様、ありがとうございました。

naming決定(横)


 

モデルコース造成

酒蔵とあづま山麓エリア(及び市内)を巡り”ふく酒街道を楽しむ”ことができる一つの提案として、モデルコースを作成しました。


チェックインするまでの時間、チェックアウトした後の時間、また、ふらっと一日を過ごす時間など、福島市においでになった方の「ちょうどいい旅」の提案です♪
今回は、”吾妻山麓醸造所”をスタートに、”道の駅ふくしま”へつなぐようなルートで「あづま山麓ふく酒街道」を楽しめるルートを作成しました。
このルートの中から、ご自分自身でお好きなスポットをカスタマイズしてもよしフルコースで楽しんでもよし、そんなスポットを並べてみました。
今後は、あづま山麓ふく酒街道をより楽しめる具体的な旅行商品の造成も実施してまいりますので、お楽しみに。(詳細が決まりましたらHPでご案内いたします。)

モデルコース(一案)

モデルコース
あづま山麓ふく酒街道モデルコース(PDF:951KB)

「あづま山麓ふく酒街道」PR動画を放映しています!

蔵元の想いと共に、酒蔵とあづま山麓エリアの魅力をPRするための動画を制作しました!

この地だからこそ生まれる多種多様なお酒。お酒を味わうことを通して、福島市の魅力を感じてみませんか。

この動画は、Youtubeで放映されているほか、福島駅前エールビジョンでも放映していますので、お立ち寄りの際は足を止めてご覧ください♪

受託事業者:(株)ドキュメンタリー・ジャパン(外部サイトへリンク)
 

関連した取り組み

あづま山麓ふく酒街道タクシープラン

福島地区タクシー協同組合が、今回独自に“『あづま山麓ふく酒街道』タクシーで巡る観光6コース“というタクシープランを展開。

各蔵元をフルコースで満喫するプランや、温泉パックなど、バリエーション豊かな観光コースがお楽しみいただける内容となっております。

問合先:福島地区タクシー協同組合(024-533-3113)

詳細はこちらから。(福島地区タクシー協同組合ホームページ)

タクシーこーす

タクシー会社一覧

観光タクシーコース(PDF:3,121KB)

タクシー一覧(PDF:205KB)

5つの蔵元はこちら

金水晶 四季の蔵(外部サイトへリンク)
みちのく福島路ビール(外部サイトへリンク)
おららの酒BAR醇醸蔵(外部サイトへリンク)
吾妻山麓醸造所(外部サイトへリンク)
Yellow Beer Works(外部サイトへリンク)

 

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページに関するお問い合わせ先

商工観光部 観光交流推進室 地域資源振興係

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3722

ファクス:024-535-1401

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?