平成30年10月11日(木)に平和通りにある「飲料水兼用耐震貯水槽」を活用した応急給水訓練を実施しました。
水道局では、平成25年度から市民を交えた応急給水訓練を実施しており、6回目となる今年は、福島第一小学校4年生児童、本町親交会、近隣の事業所のかたなど36名が参加し、水道局職員及び水道局退職者で組織する水道局災害時支援隊(SAS)と一緒に訓練を実施しました。
参加者は、耐震貯水槽の仕組みの説明を受けた後、緊急遮断弁の閉鎖やエンジンポンプによる水の汲み上げを見学しました。
その後、参加者は、非常用飲料水袋を使用し、臨時給水栓から給水する訓練を体験しました。
水道局では、今後も、災害時に備え、定期的な訓練及び機器点検をおこない、地域との連携を図りながら、迅速な給水活動のため、職員の意識高揚と技術の習熟を図っていきます。
訓練状況
「飲料水兼用耐震貯水槽」
「飲料水兼用耐震貯水槽」とは、平成13年度に平和通り地下駐車場整備事業の際に、地下に設置した、口径が1,200mm、長さが181.4m、貯水容量が200立方メートル(小学校プール1杯分程度)のダクタイル鋳鉄管(水道管)です。
平常時は配水管として使用しており、災害等の非常時には緊急遮断弁が作動し貯水槽としての機能を保持しています。
ご参加いただいた皆さん
参加団体 | 参加者数 |
福島第一小学校4年生及び先生 | 24名 |
本町親交会 | 4名 |
まちなか宝生園 | 3名 |
野村証券福島支店 | 1名 |
㈶ふくしま市町村支援機構 | 2名 |
福島地区管工事協同組合 | 2名 |
水道局職員 | 16名 |
災害時支援隊 | 1名 |
合計 | 53名 |