応急給水訓練を実施しました

 令和2年8月5日(水)午後2時より、平和通りにある「飲料水兼用耐震貯水槽」を活用した応急給水訓練を実施しました。

 水道局では、平成25年度から毎年この応急給水訓練を実施しており、8回目となる今年は、昨年10月に発生した台風19号を教訓に実施時期を早め、また、新型コロナウィルス感染防止対策を講じながら規模を縮小し、地元町内会や近隣の事業所から参加頂いた皆さんと、水道局・福島市危機管理室及び水道局退職者で組織する水道局災害時支援隊(SAS)が協働で訓練を実施しました。

 訓練は、地震による緊急遮断弁の閉鎖を想定したエンジンポンプ及び手動ポンプの設置・水の汲み上げと、耐震貯水槽の説明や背負い式非常用飲料水袋の使い方などを参加者に体験していただきました。
    
 水道局では、今後も災害時に備え、定期的な訓練及び機器点検をおこない、地域との連携を図りながら、迅速な給水活動のため、職員の意識高揚と技術の習熟を図っていきます。

訓練状況

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「飲料水兼用耐震貯水槽」

「飲料水兼用耐震貯水槽」とは、平成13年度に平和通り地下駐車場整備事業の際に、地下に設置した、口径が1,200mm、長さが181.4m、貯水容量が200立方メートル(小学校プール1杯分程度)のダクタイル鋳鉄管(水道管)です。
平常時は配水管として使用しており、災害等の非常時には緊急遮断弁が作動し貯水槽としての機能を保持しています。

ご参加いただいた皆さん         

参加団体 参加者数
本町親交会  4名
まちなか宝生園  3名
大原総合病院  2名
福島地区管工事協同組合  4名
災害時支援隊  1名
福島市危機管理室  3名
 水道局職員  12名
   
 合計  29名