令和元年度福島市水道事業会計決算について

事業の概況 

 令和元年度の水道事業は、『「いのちの水」を絶やすことなく信頼され親しまれる水道に向けて、次の100年へ挑戦します』を基本理念として、「ふくしま水道事業ビジョン(福島市水道事業基本計画2016)」の基本方針である「安全でおいしい水の供給」、「災害に強い水道の構築」、「持続可能な水道経営」、「地球にやさしい水道へ挑戦」を事業の軸として、水道水の安定供給の確保と健全な経営の確立に努めました。

 主な事業として、「安全でおいしい水の供給」においては、南林、林ノ内の両民営水道組合の統合に向けた事業を引き続き実施したほか、「災害に強い水道の構築」としてアセットマネジメントの手法に基づく老朽管更新事業等を継続して推進するとともに、継続して実施している水道施設情報管理システム構築業務委託において、システムの一部であるマッピングシステムが仮稼働し維持管理の強化を図りました。

 「持続可能な水道経営」においては、経営基盤の強化を図るため、配水管布設工事助成制度や大口需要者を対象とした個別需給給水契約制度などにより上水道利用を促進し、将来的な水需要の確保に引き続き取り組んだほか、漏水防止対策として、新たに道路改良工事等に合わせ漏水件数の多い金属製給水管を取り替える事業を実施しました。また、組織力の強化を図るため、水道事業のトップランナーである東京都水道局へ職員を長期研修として派遣するとともに、戦略的広報公聴の推進として、東京2020オリンピック・パラリンピック大会開催に向け、福島駅西口に官民連携による「ももりん水飲み器」を設置し、ふくしまの水のPRに努めました。

 「地球にやさしい水道へ挑戦」においては、環境負荷の低減を図るため、北部配水池において民設民営方式による小水力発電事業を引き続き実施しました。この事業の取り組みが認められ、経済産業省東北経済産業局の「東北再生可能エネルギー利活用大賞」優秀賞を受賞しました。

 経営の状況は、主たる財源である水道料金収入は、少子高齢化や核家族化などの社会構造の変化を如実に反映し、給水戸数の増加等により基本料金収入は増加しましたが、生活様式の多様化に伴う水需要の減少など引き続き厳しい状況となったものの、より効率的・効果的な事業運営を行い、経常利益の確保に努めました。

 そのほか、特別利益として東京電力福島第一原子力発電事故による平成25・26年度逸失利益分の損害賠償金を計上しました。一方、10月に発生した台風19号による水道施設の被害に関し特別損失を計上しました。

 今後においても、水道施設の保全及び老朽水道施設更新等の事業を計画的に取り組むことにより、災害や危機管理対策の充実を図り、強靭な水道施設の構築に努めるとともに、遊休施設の整理を進め、事業内容の見直しを行いながら財政基盤の強化に努めます。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済動向の低迷が水道事業へ与える影響を見極め、状況に応じた対応を検討し、将来にわたり持続可能な水道事業の確立に努めます。

決算の概要

グラフを使ってわかりやすくしました。

令和元年度決算概要【PDF形式ファイル:150KB】

決算書

さらに詳しい内容は、決算書をご覧ください。
    
令和元年度決算書【PDF形式ファイル:7.0MB】
 
 
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