官民連携による応急復旧訓練を実施しました

 令和3年8月4日(水曜日)午後1時30分より、検温、手指消毒、マウスシールドなどの新型コロナウィルス感染症防止対策を行いながら応急復旧訓練を実施しました。

 現在、水道局における漏水修繕の約80%が給水管からの漏水となっていることを踏まえ、また、近年水道事業全体の課題として取り上げられている水道技術の継承を図るため、水道工事や維持管理の基本となる専門知識と技術を身に付け、技術向上と人材育成を図る目的で行いました。今回は、「地震等災害時の応急給水及び復旧工事に関する協定書」を締結している福島地区管工事協同組合とのコラボレーション事業として、準備から実演や指導、運営全般、さらには局職員と一緒に訓練へ参加して頂いたことにより、官民連携の強化が図られました。

  水道局では、今後も災害時や漏水事故に備え、さらには持続可能な水道事業運営の継承に向け、定期的な訓練を行い迅速な対応ができるよう、職員の意識高揚と技術の習熟を図っていきます。

訓練の内容

 住宅を新築する際に、水道局が管理する水道管から個人の土地へ水道管を引く場合の基本的な「分岐工事訓練」と、旧型のサドル分水栓の腐食による漏水が発生し、尚且つ、断水できないことを想定した「漏水修繕訓練」の2つを行いました。

訓練の様子

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参加者       

【福島地区管工事協同組合】18名(事務局含む)

コバックス㈱、中央設備㈱、㈱小栗設備工業所、大久保配管工業㈱、㈱斎庄設備、㈱新設備工業所、㈱高橋設備工業所、㈱中川工業所、㈲武藤工務所、㈲ヤマト設備 合計10社 

【水道局】23名

水道総務課、経理課、配水課、建設課、給水課