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更新日:2023年12月27日

バリアフリー推進パートナーの取り組み事例紹介

バリアフリー推進パートナーの方々の取り組みを紹介します

本市では、バリアフリー推進パッケージの一環として、『誰にでもやさしいまち ふくしま』の実現を共に目指すバリアフリー推進パートナーの方々の取り組みを紹介します。
心のバリアフリーへの理解を深め、共生社会の実現に向けた行動を次世代に繋げていくため、ハード・ソフト面を問わず、さまざまな企業・団体様が取り組まれている様子を市民の皆様へお伝えします。

 

◎事例紹介

≪紹介5≫「心のバリアフリー出前講座」で広がるバリアフリー推進パートナーの輪

(福島信陵ライオンズクラブ 様)

 

≪紹介4≫「グラフィックレコーディング」で学びを発信(ペイフォワードカフェ 様)

 

≪紹介3≫コンビニエンスストア用コミュニケーション支援シール」の作成・寄贈

(NPO法人 ふくしまバリアフリーツアーセンター 様)

 

≪紹介2≫「商福連携」の取り組み(株式会社 いちい 様)

 

≪紹介1≫「JAPAN TRAVEL AWARDS 2022」グランプリ受賞

(NPO法人 ふくしまバリアフリーツアーセンター 様)

 

 

 

◎過去の事例紹介

≫令和3年度の事例紹介(PDF:459KB)

 

 


≪紹介5≫

「心のバリアフリー出前講座」で広がるバリアフリー推進パートナーの輪(福島信陵ライオンズクラブ 様)

「心のバリアフリー出前講座」をきっかけに、バリアフリー推進パートナーの輪が広がった取り組みについてご紹介します。

 

◆出前講座開催から広がるパートナーの輪

10月の『令和5年度 福島市バリアフリー推進パートナーミーティング(※)』をきっかけに、翌月の福島信陵ライオンズクラブ例会において、「心のバリアフリー出前講座」が開催されました。

当日は、(一社)福島市観光コンベンション協会バリアフリーツアーセンター長の佐藤さんが、ご自身の経験を織り交ぜながら、当事者の声や普段からできるサポートについてお話されました。

さらに、今回の講座を受講された福島信陵ライオンズクラブ会員の中から、新たな「福島市バリアフリー推進パートナー」の申し込みもいただき、心のバリアフリーへの理解が広まると共に、パートナーの輪も広がりました。

(※)【バリアフリー推進パートナーミーティング】についての説明は、こちらをご覧ください。

 

【講座のようす】

出前講座のようす(信陵ライオンズクラブ)

 

団体紹介

1974年11月23日に結成。福島市内で5番目に誕生したライオンズクラブで、福島市北部を中心に活動している。会員数は県内のライオンズクラブNO.1。(令和5年12月現在)

世界的な奉仕組織「ライオンズクラブ国際協会」に所属し、「We Save(われわれは奉仕する)」のモットーの下、様々な分野の業種に携わる会員同士が、専門知識や技術を活かし、地域活動や福祉の支援につながる奉仕活動に取り組まれています。

詳細については下記リンクより、ご覧ください。

▶福島信陵ライオンズクラブ様のホームページ(外部サイトへリンク)

 

共生社会推進課より

今回は、バリアフリー推進パートナー同士の交流が「心のバリアフリー出前講座」の活用につながり、さらに、パートナーの輪の広がりへと発展した事例として、福島信陵ライオンズクラブ様の取り組みを紹介いたしました。

福島信陵ライオンズクラブ様には、官民連携事業として、令和元年度よりヘルプマーク普及啓発にも寄与いただいております。(詳しくは、こちらよりご覧ください。)

パートナーとの情報共有のため、年に一度開催している『福島市バリアフリー推進パートナーミーティング』が、パートナーのみなさまのつながりの場として機能できたことを大変嬉しく思います。今後もこのようなパートナー同士の連携から「心のバリアフリー」や「バリアフリー推進パートナー」の輪が広がるよう、引き続き取り組みを呼び掛けてまいります。

 

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≪紹介4≫

「グラフィックレコーディング」で学びを発信(ペイフォワードカフェ 様)

「心のバリアフリー講座」での学びを『グラフィックレコーディング』という記録方法で発信しているペイフォワードカフェ様の取り組みについてご紹介いたします。

ペイフォワードカフェの副代表であり、『グラフィックレコーディング』の制作者でもある菅野愛希さんにお話を伺いました。

 

◆「グラフィックレコーディング」制作に込めた思い

障がいの有無や年齢、国籍などに関わらず、より多くの方に分かりやすく情報をお届けするための助けになれば、との思いから、今回の「ペイフォワード学ぶカフェ」の内容を、イラストや図解を使った『グラフィックレコーディング(通称:グラレコ)』としてまとめました。

人にはそれぞれ、自分に合った理解の仕方があると思います。耳で聴く・実際に体験する・目で見る・などなどです。そんな中でも視覚情報は、人間の知覚の約8割を占めるとも言われており、まちでよく見かけるピクトグラムのように、情報をダイレクトに分かりやすく伝えられるというメリットがあります。

今回の「心のバリアフリー講座」での学びを、ポップに楽しく、そしてやさしくお届けし、より多くの市民の皆さんに周知・実践していただくきっかけとなればと願っています!

 

【HPで発信しているグラフィックレコーディング】

グラフィックレコーディング(学ぶカフェ)

 

◆団体紹介

2019年5月5日発足。代表 一條仁さんの「いただいた恩を、くれた人に返すのではなく別の誰かに送る【ペイフォワード(恩送り)】の考え方をカタチにしよう」という思いから始まりました。

カフェで感じる、人とのつながり、感謝、あたたかな気持ちが、次の誰かへ巡り…いつしか、やさしさにあふれた「場所」から、やさしさにあふれた「まち」へと、循環しながら広がることを願って、恩送りを体験できるカフェのイベントを年に数回、仲間や協力者の方々と共に開催しています。

詳細については下記リンクより、ご覧ください。

▶ペイフォワードカフェ様のホームページ(外部サイトへリンク)

 

◆共生社会推進課より

この度は、『ペイフォワード学ぶカフェ』にて、福島市の「心のバリアフリー出前講座」をご活用いただくと共に、ホームページやSNSなどで広く発信いただきました。特に、講座で得られた学びを『グラフィックレコーディング』という形にまとめて、皆さんに共有いただく取り組みは、当日参加された方々の振り返りのサポートとなるだけでなく、より多くの方々に、楽しく、やさしく、わかりやすく、「心のバリアフリー」に触れるきっかけをお届けすることもできたのではないかと思います。

『グラフィックレコーディング』という記録方法については、今回初めて知る方もいらっしゃるのではないでしょうか。言葉のみの表現に比べ、イラストや図解のサポートがあると、内容がわかりやすいな、イメージしやすいなと感じます。また、イメージできるということは、その先の行動につながる大きなポイントかもしれないという気づきがありました。記録方法や発信のしかたも様々な手段があるんだなと、多様性と共に今後の可能性も感じる取り組みでした。

福島市はこれからも、バリアフリー推進パートナーの皆様と共に『誰にでもやさしいまち ふくしま』の実現を目指して取り組んでいきます。市のホームページにてご紹介するパートナーの取り組みを募集中です。皆様と共有することが心のバリアフリーを育む第一歩となり、次の行動へと繋がっていきます。ぜひご連絡ください!

 

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≪紹介3≫

「コンビニエンスストア用コミュニケーション支援シール」の作成・寄贈(NPO法人 ふくしまバリアフリーツアーセンター 様)

NPO法人 ふくしまバリアフリーツアーセンター様の「コンビニエンスストア用コミュニケーション支援シール」の作成・寄贈についてご紹介いたします。

【寄贈されたシール】
コミュニケーション支援シール ◆「コミュニケーション支援シール」作成の経緯

 耳の不自由な方のコミュニケーション方法の一つに、話している方の口の形を読み取る「口話」がありますが、新型コロナウイルス感染症予防でマスクをかけているために口元が見えず、コンビニエンスストアでの買い物の際にコミュニケーションに困難を感じている実態があるということで、福島市聴覚障害者協会の皆さまからの要望を受け、NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター様にて「コンビニエンスストア用コミュニケーション支援ボード」の作成が始まりました。

 「コミュニケーション支援ボード」は、イラストや文字を指さし合うことで会話を助けるもので、聴力に不安がある方だけでなく、知的障がい・発達障がいの方などにより話し言葉でのコミュニケーションが困難な方、日本語がわからない外国の方、また、店舗側の従業員にとっても、意思疎通をスムーズにするために役立ちます。

 活用する店舗側の意見も反映し、レジカウンターに貼って使用できる「コミュニケーション支援シール」という形で作成することとなりました。

 なお、このシールは(一社)福島市観光コンベンション協会とNPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンターの協働による福島市バリアフリーツーリズム補助事業により作成されました。


 ◆コンビニエンスストアへの寄贈と設置について

 NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター様からの「コンビニエンスストア用コミュニケーション支援シール」の寄贈は、福島市と包括連携協定を取り交わしているセブン-イレブン・ジャパン様にご快諾をいただきました。

 実際の設置方法などについてもご提案をいただき、レジカウンターにて活用しやすい「シール」の形での完成となりました。福島市内のセブン-イレブン店舗、69店舗(2023年2月末現在)に設置される予定です。

 

 ◆団体紹介

 NPO法人 ふくしまバリアフリーツアーセンター様は、「より多くの方々に、気軽に安全に快適に、福島を観光・旅行していただけるように」を目指し、2009年に設立したNPO法人。JR福島駅西口2階の福島市観光案内所内にあり、福島市を中心とした福島県内の主な観光施設や宿泊施設について、障がいのある方や高齢者・ベビーカー利用の方などに必要なバリアフリー情報を発信。ひとりひとりに合った快適な「ふくしまの旅」をご提案しています。

 観光庁の『観光施設における心のバリアフリー認証制度』に福島県第一号として認定されているほか、「JAPAN TRAVEL AWARDS 2022」では「グランプリ」とあわせて「アクセシブル部門」「メディア部門」のトリプル受賞の快挙となりました。

 

 ●寄贈のようす

寄贈写真

【左から】

 (株)セブン-イレブン・ジャパン 福島地区ディストリクトマネジャー 宮内 優 様

 セブン-イレブン 福島蓬莱店 オーナー 早坂 晃 様

 福島市聴覚障害者協会 事務局長 蔭山 英則 様

 NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター 副理事長 佐藤 玲子 様

 

 ●懇談のようす

佐藤玲子様あいさつ 蔭山様あいさつ セブンイレブン様

 

 ◆共生社会推進課より

 NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター様は、今年度2度目のご紹介です。実際に困っている当事者の生の声に耳を傾け、関係機関と連携しながら、困りごとの解決への第一歩を実現する姿は、大変頼もしく、励まされます。

 コンビニエンスストアは市民だけでなく、観光で訪れる方にも便利で身近な存在です。「コミュニケーション支援シール」があることで、多くの方に安心を届けられるだけでなく、『誰にでもやさしいまち ふくしま』を感じていただくきっかけになるのではないかと思います。

 また、デザインに「耳マーク」が使用されていることから、コンビニエンスストアを利用するたくさんの方に、マークの意味を知っていただけそうですね。福島市観光PRキャラクター「ももりん」のイラストが、きっとその場を和ませてくれることでしょう。

 今後、コンビニエンスストアだけでなく様々なお店に取り組みが広がり、誰もが安心して買い物ができる環境が整うといいですね。

 福島市はこれからも、バリアフリー推進パートナーの皆様と共に『誰にでもやさしいまち ふくしま』の実現を目指して取り組んでいきます。市のホームページにてご紹介するパートナーの取り組みを募集中です。皆様と共有することが心のバリアフリーを育む第一歩となり、次の行動へと繋がっていきます。ぜひご連絡ください!

 

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≪紹介2≫

商福連携」の取り組み株式会社 いちい 様)

株式会社 いちい様の『商福連携』の取り組みについてご紹介します。

◆会社紹介

1892年創業。経営理念は「郷土を愛し、お客さまと共に歩み、共に伸びる」こと。県北地区をメインに食料品を中心としたスーパーマーケット事業のほか、ペットショップ事業、ファストフード事業、宅配のとくし丸など地域に密着した多くのチェーンを展開している企業です。
 株式会社いちいの企業理念

◆『商福連携』について

旧中合跡地への「いちい街なか店」開店の際、市内の障がい者福祉事業所で作られた商品の販売促進に取り組んでいる「福島地域福祉ネットワーク会議」様へ、株式会社 いちいより声をかけたことがきっかけとなり、いちい市内各店舗における商品販売という形で『商福連携』が実現したとのことです。令和3年度から始まり、現在も市内20の障がい者福祉事業所の商品を継続して販売中です。

 商品陳列のようす 商品陳列のようす 商品陳列のようす

  商品陳列のようす 商品陳列のようす 商品陳列のようす

▶株式会社 いちい様のホームページ(外部サイトへリンク)
 

◆共生社会推進課より

日頃から「こだわり」と「チャレンジ精神」をもち、地域の皆様に愛される店づくりを目指して積極的に取り組まれている株式会社 いちい様だからこそ、身近な出逢いを『商福連携』という形で実現できたのではないでしょうか。この『商福連携』を通じて「SDGsにも含まれる"住み続けられるまちづくり”、"誰もが公平な社会”の実現を目指します」と、情熱をもって取り組まれている姿勢が非常に印象的でした。さすが「食を通して感謝と真心を次の世代に受け渡す」企業を目指している株式会社 いちい様ですね。

福島市はこれからも、バリアフリー推進パートナーの皆様と共に『誰にでもやさしいまち ふくしま』の実現を目指して取り組んでいきます。市のホームページにてご紹介するパートナーの取り組みを募集中です。皆様と共有することが心のバリアフリーを育む第一歩となり、次の行動へと繋がっていきます。ぜひご連絡ください!

 

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≪紹介1≫

「JAPAN TRAVEL AWARDS 2022」グランプリ受賞(NPO法人 ふくしまバリアフリーツアーセンター 様)

NPO法人 ふくしまバリアフリーツアーセンター様の『「JAPAN TRAVEL AWARDS 2022」グランプリ受賞』についてご紹介します。

◆団体紹介

「より多くの方々に、気軽に安全に快適に、福島を観光・旅行していただけるように」を目指し、2009年に設立したNPO法人。JR福島駅西口2階の福島市観光案内所内にあり、福島市を中心とした福島県内の主な観光施設や宿泊施設について、障がいのある方や高齢者・ベビーカー利用の方などに必要なバリアフリー情報を発信。ひとりひとりに合った快適な「ふくしまの旅」をご提案しています。観光庁の『観光施設における心のバリアフリー認証制度』に福島県第一号として認定されています。

BFTC

 

◆「JAPAN TRAVEL AWARDS 2022」グランプリ受賞について

NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター様が、「JAPAN TRAVEL AWARDS 2022」 にて記念すべき初代「グランプリ」に選ばれました。同時に「アクセシブル部門」、海外を含むメディアパートナーによる特別賞「メディア部門」においても受賞され、トリプル受賞の快挙となりました。

ジャパントラベルアワードが求めている「社会を変えたいという情熱」、「既成概念にとらわれない勇気」、「変革の実現に向けて困難に立ち向かう覚悟」、「常に改善し続けようとする意欲」のすべてを備えていることがグランプリ受賞の決め手であり、満場一致で決定したとのことでした。

ジャパントラベルアワード様のホームページ(外部サイトへリンク)

ふくしまバリアフリーツアーセンター様のホームページ(外部サイトへリンク)

 

◆共生社会推進課より

この度の「JAPAN TRAVEL AWARDS 2022」グランプリ受賞、誠におめでとうございます!!​​​​​

NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター様には、福島市のバリアフリー推進パッケージの取り組みとして、心のバリアフリーを学べる小学生向けの冊子『心のバリアフリーってなぁに?』の作成や市民の方向けの『心のバリアフリー出前講座』の開催のほか、高齢者や障がい者、小さなお子様連れや外国人など全ての方が外出する際に必要なバリアフリー情報をまとめたWeb版のマップ『福島市バリアフリーマップ』の作成など、これまで多くの事業に携わっていただいております。日頃から高い意識と情熱をもって、多様な方々の目線に寄り添った活動をされているNPO法人バリアフリーツアーセンター様は、福島市や市民の皆様にとってはもちろんのこと、「ふくしまの旅を夢見る世界中の方々」にとっての大変心強いパートナーですね。

福島市はこれからも、バリアフリー推進パートナーの皆様と共に『誰にでもやさしいまち ふくしま』の実現を目指して取り組んでいきます。市のホームページにてご紹介するパートナーの取り組みを募集中です。皆様と共有することが心のバリアフリーを育む第一歩となり、次の行動へと繋がっていきます。ぜひご連絡ください!

心のバリアフリーを学べる冊子『心のバリアフリーってなぁに?』(外部サイトへリンク)

『心のバリアフリー出前講座』について

バリアフリー情報をまとめたWeb版のマップ『福島市バリアフリーマップ』(外部サイトへリンク)

 

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このページに関するお問い合わせ先

健康福祉部 共生社会推進課 地域共生係

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-572-3948

ファクス:024-535-7970

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