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更新日:2017年3月1日
宮畑縄文むらは緑豊かな山のふもとにあり、森は宮畑縄文人が生きていくためには欠(か)くことのできないところでした。
秋の木の実(トチ、ドングリ、クルミ、クリ)、キノコ、春の山菜(ワラビ、ゼンマイ)など食べ物の宝庫(ほうこ)でした。
そして、野山に生きているイノシシ、シカ、その他の動物(ノウサギ、クマ、鳥など)を、弓矢(ゆみや)や、落とし穴を使って捕(つか)まえました。
狩りは、木の葉が落ちる冬にさかんにおこなわれました。
宮畑縄文むらのそばには小川が流れ、さらに近くを大きな阿武隈川が流れていました。
川の魚は宮畑縄文人の貴重(きちょう)な食べ物でした。
きっと大きな阿武隈川では、秋にはサケがのぼってきたり、アユなどが獲(と)れたのでしょう。
また、むらのそばを流れる小川は、宮畑縄文人が水をくんだり、さらに木の実を洗ったり、にがみをとるためのアク抜(ぬ)きの作業をおこなったりする、むらにとって大切なところだったとかんがえられています。
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