国内有数のコンサートホールを有し、多くの音楽家から愛される「ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂)」に、初となるプロのオーケストラ「古関裕而のまち ふくしまチェンバー・オーケストラ」が、令和3年10月17日に創設されました。

音楽堂にはこれまでオーケストラが常設されたことがなく、ホールの規模にあったプロのオーケストラが創設されるのも初めてのことです。オーケストラの構成は、音楽堂の最大の特徴であるホールの響き(残響)にぴったりな小規模なチェンバー・オーケストラ(40名程度)として、芸術監督の三浦尚之さんにより、メンバーは若手を積極的に登用し、将来を担う一流演奏家の育成にも貢献していきます。
本市では、同楽団の創設を支援するため、「ふるさと納税型クラウドファンディング」を実施しました。
本市「ふるさと納税型クラウドファンディング」の結果は下記リンクをご覧ください。
ふくしん夢の音楽堂を拠点に活動する チェンバー・オーケストラの創設を支援したい!
「福島らしい」文化芸術を推進するため、「古関裕而のまち ふくしまチェンバー・オーケストラ」の公演にご来場いただき、活動を応援くださいますようよろしくお願いいたします!
2026公演内容
定期公演

「古関裕而のまち ふくしまチェンバー・オーケストラ」2026公演ラインナップ (PDFファイル: 4.3MB)
6月公演
2026年6月21日(日曜日) 開場13時30分 開演14時
指揮:飯森範親 ヴァイオリン:大谷康子
<プログラム>
モーツァルト / 歌劇「魔笛」序曲
エルガー / 愛の挨拶
クライスラー / 愛の喜び・愛の悲しみ・中国の太鼓
サン=サーンス / 序奏とロンド・カプリチオーソ
シューマン / 交響曲第3番「ライン」
11月公演
2026年11月15日(日曜日) 開場13時30分 開演14時
指揮:飯森範親 雅楽:雅楽アンサンブル 時の聲
<プログラム(予定)>
キラール / オラワ
芝 祐靖 /「舞風神 序破急」
川上 統 /「青鸞-協奏」
ベートーヴェン/ 交響曲第5番「運命」
パイプオルガン・クリスマスコンサート
2026年12月20日(日曜日) 開場13時30分 開演14時
<プログラム(予定)>
ウォークロック / カプリオール組曲
シベリウス / アンダンテ・フェスティーヴォ
バッハ / G線上のアリア
ヴィヴァルディ / 調和の霊感より第9番 4つのヴァイオリンのための協奏曲
-クリスマス歌曲集-
-パイプオルガン独奏-
お問い合わせ・チケット購入
公演内容に関すること、チケット購入につきましては ふくしん夢の音楽堂 電話:024-531-6221 にお問い合わせください。
サポーターズ・クラブ
令和4年9月18日、市民の力で音楽のまちを盛り上げようと、ふくしん夢の音楽堂内に事務局を置く古関裕而のまち「ふくしまチェンバー・オーケストラ」サポーターズ・クラブが設立されました。
入会すると、オリジナル会員証の発行や、公演の開催情報の優先告知、公演チケットの割引・先行予約、会員限定イベントへの参加、招待券プレゼント(プレミア会員以上)などの特典を受けることができます。
「古関裕而のまちふくしまチェンバー・オーケストラ」サポーターズ・クラブ会員募集チラシ (PDFファイル: 4.4MB)
ぜひご入会いただき、継続的な活動をご支援ください。
同クラブの最新の情報は、フェイスブックをご覧ください。

古関裕而のまち「ふくしまチェンバー・オーケストラ」芸術監督 三浦尚之さん

photo:Yuhka Miura
福島市出身。東京藝術大学附属高等学校及び大学卒業。
1964年5月東京文化会館小ホールにて、日本史上で二人目のコントラバスソロリサイタルを開催。同年7月渡辺暁雄指揮日本フィルハーモニー交響楽団と日本人として最初のコントラバス協奏曲を演奏(フジテレビネットワークより全国へ放送される)。1966年フルブライト奨学生としてニューヨークへ渡米。ジュリアード音楽院博士課程にて学ぶ。ニューヨーク・フィルハーモニー補助員、メトロポリタン・オペラ・オーケストラ準団員、ニューヨーク・シティ・オペラ・オーケストラ正団員として活動。1975年ミュージック・フロム・ジャパン社を創設。日本の現代音楽をニューヨークを中心に世界各地へ精力的に紹介。1996年福島学院短期大学学長就任(2001年3月まで※現福島学院大学)。
現在、ミュージック・フロム・ジャパン理事長を兼務。
演奏者へのインタビュー
ご出演いただく方々にインタビューをしました。福島への熱い思いなどをお伝えします!
田中雅子さん(ヴァイオリニスト)

(質問)福島とのかかわりは?
(回答)2019年9月に結婚を機に福島市での生活をスタートしました。福島は美味しい食べ物や素敵な観光名所にあふれていて、今では大好きな街です。特にラーメン、日本酒、 そして温泉が大好きで、演奏活動や日々の仕事に一生懸命取り組んだ後の「自分への最高のご褒美」としていつも元気をいただいています。
移住してきたからこそ気づく福島の魅力を、日々新鮮に感じています。
(質問)音楽家を目指したきっかけは?
(回答)アマチュアヴァイオリン奏者の父と、ピアノ教師の母のもとに生まれ、幼少期から「将来は専門の道へ進んでほしい」と毎日のように言われて育ちました。当時はまるで呪文のようでしたが(笑)、その刷り込みのおかげで迷うことなく地元の音楽高校、音楽大学へと進学しました。
大学進学を機に「自分の意志でしっかりと音楽に向き合い、もっと外の広い世界を見てみたい」と、海外留学を決意しました。その留学先で素晴らしい恩師や仲間たちと出会い、数々の得がたい経験を積んだことで、今度は与えられた道としてではなく、自分自身の意志として「一人の演奏家として音を楽しみ、生きていきたい」と改めて心から強く思うようになりました。
(質問)福島市のために頑張りたいこと
(回答)福島市に移住してすぐにコロナ禍となってしまったため、本格的に地域での演奏活動を始められたのはここ数年のことです。それにもかかわらず、新参者である私を温かく迎え入れ、たくさんの演奏の機会をくださる福島の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
今後は、市民の皆様の様々なニーズに寄り添う多様な演奏活動と、ふくしまチェンバーオーケストラでの本格的なクラシック演奏活動を2本柱として、より多くの方に生きた音を届けていきたいです。
また、指導などの活動を通じても、ヴァイオリンという楽器の素晴らしさや奥深さをたくさんの皆様に伝えていけるよう励んでまいります。
(質問)福島市民へのメッセージ
(回答)「ふくしん夢の音楽堂」という、全国でもずば抜けて素晴らしい響きを持つホールで、福島にゆかりのある最高のメンバーと共に演奏できることを心から光栄に思っています。
ふくしまチェンバーオーケストラは、音楽に対して真剣でありながらも、一歩舞台を降りれば笑顔と冗談が飛び交うとてもアットホームで楽しい楽団です。ぜひ私たちの生の響きを体感しにいらしてください。
皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしております!
プロフィール
これまでに、全日本学生音楽コンクール名古屋大会高校の部第1位、日本音楽審議会全国審査会最優秀賞などを受賞。2014年に帰国後は、出身地である名古屋を拠点に演奏活動を展開。
2019年より福島市在住。2023年に演奏活動を再開し、現在は福島市を拠点に多彩なジャンルの音楽に挑戦しながら、活動の幅を広げている。
伊藤光敦さん(ヴァイオリニスト)

(質問)福島とのかかわりは?
(回答)3歳から中学校卒業まで福島にいました。福島大学の附属小学校、中学校を卒業しています。
(質問)音楽家を目指したきっかけは?
(回答)小学校の時には思っていました。ヴァイオリニストで唯一、意識しているのはヤッシャ・ハイフェッツです。
(質問)福島市のために頑張りたいこと
(回答)常に自分を磨き続けること。良い演奏をすること。
(質問)福島市民へのメッセージ
(回答)聴きに来てくれた方に良い演奏を届けたいと思っています。このオーケストラでは、あまりムキにならずに、のびのびやることを大事にしています。
プロフィール
鈴木英宜さん(ティンパニ奏者)

©大窪道治
(質問)福島とのかかわりは?
(回答)出身がいわき市で、高校卒業まで市内で過ごしていました。今でもレッスンの仕事などで度々帰省しています。
(質問)音楽家を目指したきっかけは?
(回答)いわき市はとても吹奏楽が盛んで、他校生と合同で練習をする機会が多くありました。同世代にはプロとして活躍されている方々もたくさんいらっしゃいます。周りからの刺激はたくさん受けていましたが、当時は部活と勉強を両立させることでいっぱいだったので、音楽の道へ進むことは全く考えていませんでした。
直接のきっかけは高2のコンクールです。満足な結果を出せず悔しい思いをしました。納得ができないことは突き詰めないと気が済まない(面倒な)性格なので、もっと深く音楽の勉強したいと思うようになりました。
(質問)福島市のために頑張りたいこと
(回答)福島に縁のある奏者が集まってひとつの音楽をつくりあげるのはとても貴重な体験です。お客様と同じ時間を共有する中で、福島の音楽文化向上に貢献できればこれほど嬉しいことはありません。
(質問)福島市民へのメッセージ
(回答)音楽堂はふくしまチェンバーの編成に適したとても響きの良いホールです。是非とも生のオーケストラを体験していただきたいと思います。
素晴らしい音楽をお届けできるよう努力してまいります。
プロフィール
在学中は「武生国際音楽祭2006」、サントリーホール主催「レインボウ21」等に参加。
ソリストオーディションに合格し、石井眞木≪アフロ・コンチェルト≫を金井俊文指揮、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団と協演。
現代音楽にも深い興味を持ち、カールハインツ・シュトックハウゼン国際夏期講習会(独・ケルン)には2009年より参加。シュトックハウゼン作品の演奏法を学ぶ。2010年にはコンクール形式の演奏会に推薦され、全講習生の中から第1位を受賞する。
現在はフリーランスのティンパニ、打楽器奏者としてほとんどの在京オーケストラに客演している。