令和7年3月19日、福島市が県内自治体では初めて観光庁より国際会議観光都市として認定されました。
国際会議観光都市とは、観光庁長官が国際会議や学会などMICEの振興に適すると認められる市町村を申請に基づき認定する制度です。認定された都市は、日本政府観光局のホームページやガイドブック等で世界に向けて紹介されます。
今回の認定によりMICE開催都市としての知名度の向上が期待されるとともに、東口再開発における福島駅前交流・集客拠点施設整備後も見据え、国・関係機関と連携して国際会議の誘致をより積極的に進めていきます。
温泉地を活用した国際会議が開催されました
令和8年6月1日~7日、第5回放射性同位体科学の進展に関する国際会議(ARIS2026:Advances in Radioactive Isotope Sciences)が市内飯坂温泉のパルセいいざかを会場に開催されました。
「ARIS会議」は不安定核や放射性同位体の科学を取り扱う旗艦会議で、世界各地から研究者が集まり3年に1度開催されています。
前回開催はフランスのアビニョンで、日本での開催は平成26年の東京開催以来となります。
地域と連携したおもてなし
ARIS2026の開催にあたり参加者が飯坂温泉の魅力を感じながら快適に滞在できるよう飯坂温泉旅館協同組合と飯坂温泉観光協会に協力いただきました。
温泉旅館では一人1部屋の素泊まりを中心とした特別な宿泊プランを設定し、飲食店では参加者同士が気軽に交流できるよう席の事前予約や特別セットメニューの提供を行いました。

ユニークべニューでのレセプション
初日には会場にも近い旧堀切邸(江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家を改修した観光施設)にてウェルカムレセプションが開催され、足湯や歴史的文化財の土蔵を活用し、日本独特の雰囲気や文化を体感いただきました。
会場内では復興庁や県によるPRブースも設置され、全国新酒鑑評会で金賞を受賞した県内の日本酒や県産食品の試飲・試食や赤べこの首付けデモンストレーション・完成品のプレゼントが行われました。
また、大会ポスターにも採用された会場近くの公衆浴場鯖湖湯を無料開放し、外国の方々にも温泉を楽しんでいただきました。
旧堀切邸の足湯
ライトアップされた土蔵(十間蔵)
公衆浴場 鯖湖湯
温泉旅館でのカンファレンスディナー(懇親会)
懇親会は温泉地開催の特色を生かし、旅館で行われました。
乾杯の際には市内酒蔵のお酒で鏡開きを行い、懇親会を盛り上げるアトラクションとして地元飯坂太鼓の演奏が行われました。
市民が最先端の科学に触れる機会を創出(市民講演会)
開催前日には市民講演会が開催され、市内の高校生をはじめ約250名が参加しました。
講演会では講演に加え、研究者の方々と直接意見交換を行ったり、体験ブースで貴重な資料の実物を目の当たりにするなど、市民の方々が最先端の科学に触れる貴重な機会になりました。