国重要文化財「しゃがむ土偶」

名称

土偶上岡遺跡出土

膝を立てて座り両腕を組だ姿勢をしたしゃがむ土偶を正面から写した写真

種別

重要文化財美術工芸品考古資料

員数

1点

法量

  • 高さ21.3センチメートル
  • 幅11.5センチメートル

時代

縄文時代後期(今から約3,500年前)

出土地

上岡遺跡(福島市飯坂町東湯野)

発見日

昭和27年12月15日

国重要文化財

指定年月日

平成23年6月27日

指定理由

土偶の中では大型で、膝を立てて座り両腕を組み特異な姿勢を表す。
座産あるいは祈りを捧げる姿勢と推定されるものであり、縄文時代の文化や習俗を復元する上で極めて貴重である。

上岡遺跡の概要

上岡遺跡は福島盆地の丘陵部、摺上川の河岸段丘に位置する。昭和27年の暗渠排水溝敷設に伴う掘削の際に、土偶のほか、土器や石器が出土した。また、昭和56年の調査では、竪穴住居、木組み遺構、配石遺構が見つかっている。

「しゃがむ土偶」をご覧になりたい方へ

本物の「しゃがむ土偶」はじょーもぴあ宮畑(福島市岡島字宮田78)で常設展示中です。

ご覧になるには展示室観覧料(一般200円、高校生以下100円、未就学児無料)がかかります。

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この記事に関するお問い合わせ先

市民・文化スポーツ部 文化スポーツ振興室 文化振興課 文化財保護活用係
福島市五老内町3番1号
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