西久保遺跡とは
西久保遺跡は国道13号福島西道路改築工事に伴い、令和5年度から発掘調査を行っています(現在も継続中)。
これまでの調査で、全国初の「鎮兵」の2文字が書かれた木簡、役所の役割を持つ有力者の居宅、東北地方初となる奈良時代の水場遺構などが発見されています。
奈良時代から平安時代の竪穴建物跡、掘立柱建物跡、区画施設、水場遺構、土坑、溝跡、ピットなどの遺構、土師器、須恵器、中世陶器、木簡、金属器などの遺物が見つかっており、古代の信夫郡を語る上で貴重な遺跡であることがわかってきました。
これまでの発掘調査現地説明会
第1回 令和5年9月23日(土曜日)
令和5年9月23日(土曜日)に発掘調査現地説明会を行い、250名の方々に見学いただきました。
当日配布資料は下記ファイルをご覧ください。
令和5年西久保遺跡現地説明会資料 (PDFファイル: 2.7MB)
第2回 令和6年7月27日(土曜日)
令和6年7月27日(土曜日)に発掘調査現地説明会を行い、110名の方々に見学いただきました。
当日配布資料1.は下記ファイルをご覧ください。
当日配布資料2.は下記ファイルをご覧ください。
鎮兵木簡について
福島西道路改築事業に伴う発掘調査(西久保遺跡)において、全国で初めて「鎮兵」の2文字が書かれた木簡が出土しました。
木簡出土は市内初の事例で、高精細赤外線画像の分析により陸奥国の国司から下野国の国司あての鎮兵にかかわる書状であることがわかりました。
詳しくは下記ページをご覧ください。
- 【速報!】全国初出土!「鎮兵」の2文字が書かれた古代の木簡(令和5年10月更新)
- 【続報!】鎮兵木簡の不明文字判明!(令和5年12月更新)
- 【続報!】鎮兵木簡の新たな解釈!(令和6年3月更新)
- 【続報!】2点目の木簡が出土しました(令和6年4月更新)
