今週のトピック
高齢者新型コロナウイルス・インフルエンザ定期予防接種
- 令和7年度の高齢者新型コロナウイルス・インフルエンザ定期予防接種は、10月1日から開始します。
- 予防接種の効果は個人差がありますが、接種から免疫がつくまで1~2週間程度かかります。接種希望のかたはお早めに接種しましょう。
9月24日から9月30日は、結核・呼吸器感染症予防週間です
- 結核は、「過去の病気」と思われがちですが、今も世界で100万人以上が命を落としており、日本でも毎年1万人を超える新たな患者が発生しています。
- 結核の症状は、2週間以上続く咳や痰、発熱などです。症状が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
- 予防、早期発見のために、年に1回は胸部レントゲン検査を受けましょう。
福島市保健所感染症だより令和7年9月号(結核・呼吸器感染症予防週間)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
- 今年、マダニが媒介する感染症の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の報告が増えています。抗ウイルス薬はあるものの、国内での致死率は27%程度で、マダニに刺されないことが重要です。
- 山や川でアウトドアを楽しむ際は、長袖、長ズボン等の肌の露出を控えた衣服を着用し、ダニよけスプレーを使用するなど、マダニに刺されない対策を心がけましょう。
- 犬や猫等のペットからの感染にも注意しましょう。
関連リンク
国内外における重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の発生状況について(国立健康危機管理研究機構ホームページ)
定点把握対象疾患の発生状況

福島市の報告数(直近2週分) (PDFファイル: 174.3KB)
福島県の流行状況
福島県感染症発生動向調査報告(第38週報)9月15日から9月21日まで
急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス
- 感染症施行規則の改正により、令和7年4月7日から急性呼吸器感染症が感染症法上の5類感染症に位置付けられ、定点サーベイランスの対象となりました。
- 急性呼吸器感染症とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ等が含まれます。
令和7年9月15日から21日までの福島市定点当たりの報告数は、69.71です

急性呼吸器感染症(ARI)令和7年9月15日から9月21日まで (PDFファイル: 214.6KB)

令和7年4月7日から急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが始まります。 (PDFファイル: 580.9KB)

病原体定点サーベイランスへのご協力をお願いします。 (PDFファイル: 390.0KB)