IBDとは

IBDは、炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease)の略称で、指定難病である潰瘍性大腸炎やクローン病といった病気を指します。これらの病気は、若い世代に多くみられ、慢性的な炎症や潰瘍を引き起こします。症状として、突然の腹痛や下痢、血便などの症状が主であり、症状の予測が難しく、学業や仕事、プライベートなど、さまざまな場面で支障をきたします。また、一時的に症状が落ち着いても突然再燃することがあり、患者さんたちの精神的な負担を大きくしています。

「世界IBDの日」とは

5月19日は、世界では“World IBD Day”として制定されています。
1990年5月19日に、欧米23カ国のIBDの患者会と、世界消化器病学機構が世界会議を行ったことを記念し、欧州クローン病・潰瘍性大腸炎患者連合会(EFCCA)によって制定されました。また、日本においては2013年5月19日に「IBDを理解する日」として日本記念日協会に登録されました。

「世界IBDの日」が、患者さんたちへの理解を深める機会になればと願っています。

福島県立医科大学附属病院炎症性腸疾患センター開設記念市民公開講座

5月19日の「世界IBDの日」に合わせて、2025年5月17日(土曜日)に福島県立医科大学附属病院 炎症性腸疾患センターにて市民公開講座が開催されました。

医大公開講座

主催・問い合わせ先

福島県立医科大学附属病院 炎症性腸疾患センター

電話:024-547-1111(代表)

 

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健所 感染症・疾病対策課 難病支援係
福島市森合町10番1号 保健福祉センター
電話番号:024-573-4384
ファックス:024-525-5701
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