家庭における健全な食習慣は、生活の基本です。

福島市食生活改善推進員協議会では、食を通した健康づくりの情報や実践可能な調理法を取り入れた料理教室などを開催し、親子で楽しくよく噛んで食べること、生活リズムを整えること、適しおの推進など、各年代層への啓発普及に努めています。

市では、地域での食育の推進を図るため、福島市食生活改善推進員協議会のボランティア活動を支援しています。

食生活改善推進員(ヘルスメイト)とは?

私達の健康は、私達の手で」をスローガンに、食を通した地域の健康づくりを推進する、全国に協議会組織を持つボランティア団体です。愛称を「ヘルスメイト」と言い、他に「食改さん」などと呼ばれています。

食生活について学んだことを実践し、家族やお隣さん、お向かいさんへと働きかけ、仲間とのふれ合いを通じて、地域のよりよい食習慣づくりを進めています。

「食力」と書かれた赤いエプロンをつけたももりんを中心に、子どもや生産者など6人が虹の上で手をつないでいるイラスト

福島市食生活改善推進員協議会の活動

福島市食生活改善推進員協議会は、「自分のために、家族へ、そして地域のなかへ、健康の輪を広めよう」を活動目標に昭和54年に発足しました。その後、平成11年にボランティア組織化を経て、地域住民への草の根的な伝達活動を中心に、健康づくりを推進しています。

活動は福島市を地区別に8つのグループに分け学習センターを中心に実施しています。

また、食育部、専門部、シニア部、生活環境部、運動・口腔部の5つの専門部会に分かれて自主的に学習会を行っています。

福島市ヘルスメイト活動地区の画像

令和5年度活動この一年(活動報告集)より

各グループの活動

専門部の活動

関連画像

三角巾、マスク、エプロンをつけた女性たちが鍋の前で調理をしている写真
長机の席に座った子供たちの前にピンクの三角巾とエプロンを身に着け、マスクをつけた女性が3人並んで立っている写真

食生活改善推進員(ヘルスメイト)になるには

毎年市で実施している「ヘルスメイト養成講座」に参加し、必要単位を取得することで食生活改善推進員として活動をすることができます。

養成講座修了後、福島市食生活改善推進員協議会へ入会し、各地区で活動をしていきます。

講座では、食に関する法律や行政の取組み、調理実習のほか、生活習慣病予防に関することや運動講座まで幅広く健康に関する内容を学ぶことができます。

席に着いた参加者たちが前方のスクリーンに映し出された資料を見ている写真
三角巾、マスク、エプロンをつけた参加者たちが、食生活改善推進員の指導の下調理をしている様子の写真
手の平にブルーライトを当て確認をしている写真
広い会場で間隔をあけて立った参加者たちが運動をしている様子の写真

令和4年度 南・賀屋賞受賞​​​​

令和4年度に福島市食生活改善推進員協議会が一般財団法人日本食生活協会の「南・賀屋賞」を受賞しました。

南・賀屋賞は、食生活改善を通して健康づくり活動を積極的に展開し、地域の健康づくり推進に貢献した団体へ贈られる最高位の賞です。

昭和54年から続く長年の活動が評価され受賞となりました。

緑色の「食生活改善推進員会」ののぼりの横で、のぼりと同じデザインの布を広げて持った女性、目録の封筒を持った女性、表彰状を持った女性とスーツ姿の男性が並んで写した記念写真

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健所 健康づくり推進課 地域保健第一係
福島市森合町10番1号 保健福祉センター
電話番号:024-525-7674
ファックス:024-525-5701
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