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ホーム > しごと・産業 > 市有財産活用 > 未利用公有財産の利活用事例紹介 > 旧茂庭小学校(風力発電専門トレーニング施設 FOMアカデミー)
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更新日:2024年1月18日
明治10年に開校し、142年の歴史を持つ旧茂庭小学校は平成30年3月に閉校となりました。閉校後には、サウンディング型市場調査を実施する等、施設の利活用を希望する民間事業者を募っていました。令和3年3月に福島市内に本社がある「株式会社誠電社」が設立した「一般社団法人ふくしま風力O&Mアソシエーション」についての事業計画が市へ提案され、令和3年6月に正式に譲渡契約を締結しました。令和4年6月には全国で3か所目となる国際基準の風力発電メンテナンス技術者養成施設「FOMアカデミー」が開設されました。
株式会社誠電社※会社の概要については、こちらのホームページ(外部サイトへリンク)
一般社団法人ふくしま風力O&Mアソシエーション※法人の概要については、こちらのホームページ(外部サイトへリンク)
「風力発電関連産業」に必要な人材の育成をする「福島ウインド・エンジニア・トレーニングセンター」の施設の運営
令和3年6月23日
令和4年6月
旧茂庭小学校 | 締結式(令和3年6月) | FOMアカデミー外観 |
研修室 | 講義風景 | 実習風景1 |
旧体育館に設置された大型訓練設備 | 実習風景2 | 実習風景3 |
築年数が浅く比較的状態の良い校舎を利用させていただくことになったことは、私たちにとって大きなメリットがありました。
私たちは社会人向けのトレーニングセンターを開校したのですが、学校という建物の特性として教室サイズが同一でトレーニングのためのレイアウトを計画することが容易でした。
また天井の高い体育館は、風車のためのトレーニングで必須となる高所作業トレーニングにマッチしており、通年トレーニングを開催できるところが魅力的です。
さらに建物全体が構造体としてしっかり設計されているため、私たちのような専門性の高い施設を新規で一から設計するよりはるかに時間短縮とコスト圧縮に繋がり満足しています。
令和5年12月まででトレーニング利用者は300人を超え、見学者も県内外からのべ700人以上がFOMアカデミーに来ています。令和5年8月から市民向け再エネ講座や風車メンテナンス講座を開催し、さらに令和5年12月からは新たな専門トレーニングメニュー(GWO-ART)の提供を開始しています。福島の企業や人が今後拡大する風力市場により多く参入できるよう設備をより拡充して来場者が増えるよう計画しています。
FOMアカデミーでは再生可能エネルギーや風力発電分野、FOMアカデミーの事業について幅広い方に関心を持っていただくために、各所で開催されるイベントへの参加やセミナーを開催しています。ご興味のある方は下記のホームページをご覧ください。
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