令和8年2月号

考えて、少し長湯

二月を迎え、暦の上では春となりましたが、まだ寒さの厳しい日が続いています。吾妻連峰の雪景色は、凛とした美しさでこの季節ならではの表情を見せてくれています。

市長に就任してから二か月が経ちました。「応援しているよ」「がんばってください」と声をかけてくださる皆さまの言葉に、日々、大きな力をいただいています。式典や行事を通じて市民の皆さまとお話しする機会が増える中で、どのような言葉であれば思いが届くのか、想像力を働かせながら考える時間も自然と多くなりました。

考え事をするとき、皆さまはどんな時間を過ごされますか。私はよく、お風呂に入ります。皆さまのお顔を思い浮かべながら、「この言葉でいいだろうか」「もっと伝わる表現はないだろうか」と考えていると、気づけば長湯になってしまうこともしばしばです。一言一言を大切にしながら、皆さまとともに前へ進んでいきたい。その思いは、日を追うごとに強くなっています。

さて、二月は学生の皆さまにとって、受験シーズンの真っただ中でもあります。不安や緊張の中で、懸命に努力を重ねていることと思います。私自身、受験の頃、先輩から「目の前の紙一枚で人生が左右されると思わなくていいんじゃない」と声をかけてもらい、張りつめていた心がふっと軽くなった経験があります。結果がすべてではなく、自分が選んだ道をどう成功に導いていくか。その姿勢こそが大切なのだと教えられました。

学生の皆さまへ。次の時代を担う皆さまだからこそ、福島の未来を信じ、希望を抱き、力強く歩んでほしいと願っています。その道のりは決して平坦ではありません。だからこそ私自身が最前線に立ち、挑み続ける姿勢を、皆さまに示し続けてまいります。

集中することはもちろん大切ですが、時には少し立ち止まり、例えばお風呂に入りながら、大きな視点で考えを整理する時間も持ってみてください。自分を信じ、最後まで力を発揮されることを、心から応援しています。

寒さに負けず、それぞれの挑戦に向き合う皆さまとともに、私もまた、歩み続けてまいります。
 

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