令和8年5月号

「ゴッホ飯が教えてくれたこと」

この春、福島県立美術館で開催された「大ゴッホ展」が、5月に閉幕を迎えます。多くの皆さまに足を運んでいただき、そして支えていただいたことに、心から感謝しています。

今回、市として挑戦したのは「ゴッホ飯」です。正直、始めた当初は少し手応えに悩む場面もありましたが、やるからには振り切ろうと取り組みました。結果として、市内77店舗の皆さまが、それぞれの感性でゴッホの世界観を“食”で表現してくださいました。

実際にまちを歩いてみると、「次はあのお店に行ってみよう」と、楽しそうに巡る姿があちこちにあり、とても嬉しく感じました。一つの展覧会がきっかけとなって、まち全体が少しワクワクする。そんな空気が生まれたことは、大きな価値だと感じています。

この企画を通して、福島にはエンターテイナーがたくさんいる!そう確信しました。つまり、まだまだ面白いことを仕掛けられる力があるということです。

そして実は、大ゴッホ展は来年も第二弾が予定されています。今回の経験をしっかり次につなげ、もっと楽しく、もっと広がりのある取り組みにしていきます。
文化をきっかけに、人が動き、まちがつながる。この流れを一度きりにせず、観光やまちづくりへと活かしてまいります。

皆さまと一緒に、より良いまちをつくっていきたい!
ぜひ、ご一緒に、福島の面白さを、もっと広げていきましょう。

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令和8年4月号

『え!日本一位!?』

春になると、花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか。実は私もその一人で、この季節はティッシュが手放せません。そんな日々を過ごしていると、少し気になるデータを目にしました。

先日公表された総務省の家計調査によると、福島市は桃の消費をはじめ、ティッシュペーパーやマスク、さらには切り花などでも全国上位、あるいは1位となっているそうです。

こうして並べてみると、少し面白い組み合わせです。桃は福島を代表する特産品ですが、ティッシュやマスクは日々の健康を気遣う暮らしを思わせます。また、切り花の消費が多いというのは、生活の中に花を飾るご家庭が多いということかもしれません。

もちろん、これらを特別に意識して選んでいるわけではないと思います。それでも、日々の暮らしの中で自然と選ばれているものが、こうして統計の数字として表れているのを見ると、私たち福島市民の生活の姿が少し見えてくるような気がします。

体を気遣いながら暮らすこと。季節の恵みを楽しむこと。そして生活の中にささやかな彩りを添えること。そうした何気ない日常の積み重ねが、このまちの豊かさを形づくっているのではないでしょうか。

そんな福島市の状況が誰にでもわかるよう、市では3月に「まるごとデータブック」を作成し、広く公開を開始しました。統計の数字の向こうには、市民の皆さんの暮らしがあります。日々の生活の中にあるこうした豊かさを大切にしながら、これからも福島らしいまちづくりを進めていきたいと思います。

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福島市が誇る「日本一」の大わらじ(まちなか広場にて)

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