
私たちの暮らしに関わるさまざまな統計調査。調査を行うためには「統計調査員」の力が必要です。
統計調査を通して国や地方自治体の政策立案に必要不可欠な「データ収集」のお仕事をしてみませんか?
統計調査とは
「統計は国民の共有財産」といわれ、統計調査から得られた結果は、私たちの暮らしに関わる施策や民間の研究など広く活用されています。調査の種類は国勢調査など大規模なものから労働力調査、家計調査など毎年行うものまで多岐にわたっています。
統計調査結果の活用事例「統計は国民の共有財産」 平成27年版 目次
統計調査員とは
統計調査の第一線で調査票の配布・回収などに活躍していただくかたを「統計調査員」といいます。
調査対象となった事業所や世帯などと直接やり取りをしていただく重要な役割を担っています。
福島市では約300名のかたに登録をいただいており、高齢のかたも活躍しています。
統計調査員の身分
統計調査の期間に国や県から任命される非常勤の公務員になります。任命期間は調査により異なりますが、おおむね1~2か月です。
活動中に災害に遭った場合は、公務災害補償が適用されます。
統計調査員の報酬
統計調査終了後、国が定める基準により報酬が支払われます。
報酬額は調査の種類や件数により異なりますが、おおむね2~5万円です。
統計調査員の仕事の流れ
調査員の仕事は主に調査票の配布・回収及び審査事務です。調査の方法、手順に沿って指定期日までに調査票などを提出いただきますが、特別な拘束時間はありませんので、ご自身のスケジュールに合わせて仕事をすることが可能です。

1 調査員として登録
調査員は登録制です。未登録のかたは、まず申請をお願いします。
2 福島市から従事意向の確認
各調査の対象区域などを考慮の上、市から登録調査員へ従事可能かどうか意向を確認します。従事可能であれば、調査員任命となります。
3 説明会への参加
該当の調査に関する説明会に参加し、調査に必要な用品を受け取ります。
4 調査票の配布・回収・審査
担当する調査区を訪問し、調査の説明をしながら調査票を配布します。調査基準日を過ぎたら調査票を回収し、記入漏れなどがないか確認します。
5 調査票の提出
指定される期日までに調査票を提出します。
まずは申請から!~統計調査員申請方法~
次のいずれかの方法で申請ができます。
- 福島市オンライン申請から(統計調査員申し込みフォーム(外部サイトへリンク))
- 下記担当まで電話にて
注意1:申請後、面接を経て登録となります。面接の日程などについてはお電話でお知らせいたします。
注意2:調査時期や対象地区を考慮してお声かけするため、登録後すぐに従事をお願いするとは限りません。
要件をご確認ください
次の要件のうちすべてを満たすかたのみ応募ができます。
- 20歳以上のかた
- 警察、選挙に直接関係がないかた
- 暴力団員その他の反社会的勢力に該当しないかた
- 調査にあたり知りえた秘密を守れるかた
- 調査にあたり健康上で問題がないかた
- 責任をもって調査事務を遂行できるかた
その他
- 統計調査員は兼務(自営、アルバイト等)が認められていますが、すでにお勤めのかたは事前に勤務先の意向をご確認ください。
- 面接によりお願いが難しい場合は登録できないこともあります。