平成27年10月21日、福島市は全国健康保険協会福島支部(協会けんぽ福島支部)と、市民の健康増進を図るために「健康づくり事業連携協定」を締結しました。
福島市国民健康保険の加入者(全市民の約25%)と、協会けんぽ福島支部に加入する働き盛り年代の市民及びその家族(全市民の約30%)の医療費や健診結果等の健康情報の共有、健(検)診受診勧奨や健康づくり情報の提供、健康講座等の保健事業に共同で取り組むことにより、市民の健康づくりや公衆衛生の向上を目指します。
協定締結の内容
福島市と協会けんぽ福島支部は、福島市民と市在住の協会けんぽ加入者を対象に、次の項目について連携します。
- 特定健康診査やがん検診の受診促進の取組みに関すること
- 医療分析、特定健康診査結果の分析等の調査研究に関すること
- 健康づくり事業の取組みに関すること
- 医療費の適正化に関すること
- その他、健康増進、公衆衛生の向上を図るために必要な事項に関すること
期待される効果
- 市民の約30%が加入している協会けんぽ加入者の健康情報を共有することで、福島市国民健康保険の加入者(市民の約25%)を加え広く市民の健康状態を把握することができ、健康課題を明確にし、効果的な生活習慣病対策の構築が期待できる。
- がん検診の受診勧奨や健康講座などにおいて、より一層の職域での推進が期待できる。