下水道工事は、下水道管を道路に埋設する工事です。
この工事は、皆さんの身近なところでおこないますので、周辺の状況を十分調べ、いろいろな工法を採用しご迷惑がかからないように細心の注意をはらっています。皆さんのご協力とご理解をお願いいたします。

下水道工事について
- 下水道の本管を道路に埋設する方法(布設工事)は、「開削工法」や「推進工法」がありますが、主に開削工法を主体にして下水道管の整備を行っています。推進工法は、道路や河川を横断するときや下水道管埋設の深さが非常に深い場合などに用います。
「開削工法」…道路を掘って下水道管を埋めていく工法で最もよく用いられます。
「推進工法」…下水道管を機械で押し込んでいく工法です。
- 下水道管を布設する前に、道路に埋設されている水道管・ガス管等が支障になる場合、それらの移設工事が準備工事として行われます。
- 準備工事後下水道管埋設工事になりますが、布設する下水道本管の直径は200~400ミリメートルで、塩化ビニール管やコンクリートヒューム管を1.5~3.0メートル位の深さに埋設していきます。
- 本管布設の施工と併せて、各戸に公共汚水桝の取り付けを行います。工事に入る前に公共汚水桝の設置位置について確認をして回りますので、自宅敷地で道路に面する境界から1メートルの範囲内で都合の良い場所をご指示下さい。
- 本管布設工事の進み具合は、厳密な高低(勾配)管理を行うために、1日約4~6メートル位になります。交差点などに設けるマンホールの設置には、2~3日の工事期間が必要になります。
- 工事の時間帯は、基本的に午前9時(掘削開始)から午後4時(埋め戻し・仮復旧舗装)の間に限って行う予定ですが、その間自家用車等の出入りができないときがありますので、その節はご協力をお願いします。