令和6年5月25日より「農業ふれあい体験事業」がスタートしました!
令和6年度の農業ふれあい体験事業は『果樹(リンゴ)』がメインです。
第1回は、開講式、農業総合センター果樹研究所の見学、摘果作業を実施しました。
農業総合センター果樹研究所の見学では「福島盆地周辺の果樹栽培の歴史」や「果樹研究所における栽培・育種試験研究について」のお話を聞いた後、果樹研究所敷地内の広大なほ場で、リンゴ、モモ、オウトウ、ナシ、ブドウの樹種を見せていただきました。
ここでは、樹形を統一することで作業の省力化や機械化に繋がる取り組みなどを紹介していただきました。
大笹生のほ場に移動した後は『摘果作業』を実施しました。
摘果作業は中心にある果実(中心果)を残して、周りの果実(側果)を摘んでいく作業ですが、実際に作業をしてみると、どの果実を残し、どの果実を落としていいのか迷う様子が…。
そこでベテラン農家さんのサポートが入り、分かりやすく丁寧に指導いただきながら大変ながらも楽しく作業しました。
その後は果樹の花当てクイズなどを実施し、正解者にはサクランボのプレゼントもあり盛り上がりました。
次回は、道の駅ふくしまの見学や、リンゴの色づきに重要な『葉摘み作業』を実施します!
第1回農業ふれあい体験事業の様子
開講式

当日は7組14名の親子と3名の大学生にご参加いただきました。
農業総合センター果樹研究所見学

動画も交えながら、農業の機械化などについて学びました。

果樹研究所のほ場は約8ヘクタール!東京ドーム2個分もあるそうです!

これはリンゴの木です。摘果作業について教えてもらいました。

摘果作業にも段階があり、ここは仕上げの摘果の段階。果実をボロボロと落とす作業に参加者もビックリ!

これはモモの木です。福島は全国2位の生産量を誇ります!

これはオウトウ(サクランボ)の木です。この木の形はみなさんもよく見かけるのでは?

同じオウトウ(サクランボ)でも、この木はV字に形が整えられていますね!作業の機械化や省力化に適した形にする取り組みです。

これもオウトウ(サクランボ)ですが、こちらは平棚になっています。高さを抑えることで作業がしやすくなります。

「さて、これは何の木でしょう?」なかなか難しい様子。正解はナシでした。

これはブドウの木です。房になっているから一番分かりやすかったかな?
次は大笹生のほ場に移動します!
摘果作業

今年は大学生も一緒に体験します!地元農家さんが摘果作業を分かりやすく教えてくれました!

どこが中心果でどこが側果かな?サポートしてもらいながら一つ一つ手作業で摘んでいきます。

1家族1本ずつリンゴの摘果作業を実施!一つ一つの農作業の大変さと大切さを実感しました!

さて、作業終了後はクイズです!「スイカ、メロン、イチゴのうちリンゴの仲間はどれかな?」

「スイカだと思う人~?メロンだと思う人~?イチゴだと思う人~?」…正解は、同じバラ科の植物のイチゴでした!

正解した方にはこの日収穫したばかりのサクランボをプレゼント!美味しい~

次回は10月19日に開催します!大学生が企画するコーナーもお楽しみに