炭化器で炭作りをしました!
令和5年度第3回の農業ふれあい体験事業は「農業と環境を考えよう」というテーマのもと、炭化器で炭を作り、できた炭でチーズとサツマイモを焼いて食べました。
まずは、農業振興課の職員から「炭化器ってなぁに?」と題して、炭化器そのものと炭の効能や効果などについて解説を聞き、農業分野における‟脱炭素”の取り組みについて学びました。
次に、身近にある木の実などを缶に入れて‟飾り炭”作りを楽しみました。熾火(おきび)になっている炭化器に入れてから20分程で真っ黒く炭化した‟飾り炭”でしたが、材料によってはキレイにできたものもあれば、崩れてしまったもの、まだ炭化が足りないものもあり、一つの缶の中で違う材料を同じように仕上げる難しさも体感しました。
最後に炭化器で作った炭でサツマイモを焼き、竹串にはチーズを刺して炭で炙って食べました。
当日は風が強く、一部予定を変更しての開催となりましたが、農業分野で出来る環境問題への取り組みを考えながらも、みんなで炭火を囲んで、ホクホクの焼き芋とトロトロのチーズを食べて、農業の魅力に触れ合う一日になりました!
第3回農業ふれあい体験事業の様子
前日の準備の様子

乾燥した剪定枝を使って炭を作る準備です!この量を3~4回追加しました!

よく乾燥している剪定枝は煙もあまり立つことなく、あっという間に燃えました!


剪定枝が炭化したところで明日の体験のお試し!缶の中でイガグリの炭を作っています
当日の様子

炭には土を元気にする力があるんだよ!炭化器で炭を作ることで環境問題の解消にもつながるんだ!

次はみんなで‟飾り炭”作り体験です!いろいろな種類の材料から好きなものを選んで缶に詰めましょう

松ぼっくり、イガグリ、竹、クルミ、りんご…。どれが上手く炭になるかな~?

フタが開かないように、缶を針金で十字に縛りましょう!

材料を詰めた缶を熾火(おきび)になっている炭化器に投入!上手に出来上がりますように

出来上がりを待つ間に、次は焼き芋の準備です!

自分で巻いたサツマイモを炭化器に投入!美味しい焼き芋になぁれ

おっ、缶に開けておいた穴から煙や炎が!いい具合に炭化が進んでいるようですね!

そろそろ取り出してみよう!水に浸けて缶を冷まします!さて、出来上がりは…?

…オープン!キレイな‟飾り炭”の完成です 脱臭効果あり!お部屋に飾って楽しんでね

焼き芋の出来上がりを待つ間に、竹串にチーズを刺して炙って食べましょう

チーズを炭にかざすと…ジワジワとチーズがとろけてきた~

ん~トロトロで美味しい もっと焼いてみよ~っと

焼き芋も出来たよ~!いっぱい出てくる出てくる 熱いから気をつけてね!

ん~焼き芋もホクホクで甘くて美味しい~ あったまるね!

これからも福島市の農業を知ってもらうべく、楽しい活動を考えていきたいと思います