リンゴの収穫体験、JA西部共選場の見学、ピザ作りをしました!
令和6年度第3回は、大笹生のほ場でリンゴの収穫体験からスタートしました。
5月の摘果作業と10月の葉摘み作業を経て、自分たちが作業をした木には真っ赤に色づいたリンゴが数多くなっていました。15分程の作業時間でしたが、用意していたコンテナが足りなくなるほどたくさんのリンゴを収穫しました。
その後、JA西部共選場へ移動し、リンゴの選果作業等について説明していただきました。一瞬でリンゴの色、糖度、大きさ、密度を判定する光センサーやリンゴが自動で箱詰めされていく様子など、なかなか見る機会のない選果作業に真剣に見入っていました。
最後は信陵学習センターへ移動し、リンゴのピザ作りを体験しました。リンゴを切ったりソースを塗って盛り付けをしたりと親子で協力しながら彩り豊かなピザが完成しました。
大学生の企画コーナーでは「温度の違いによるリンゴの食味」について試食しながら考えました。大学生の解説を聞いて驚きの声があがるなど、新たな知識が得られたようでした。
第3回農業ふれあい体験事業の様子
収穫作業

リンゴの下の方を持って上にひねると簡単に取れます。

ヘタが取れないように優しく手を添えてあげましょう。

より美味しいリンゴはどれかな?お尻まで赤く色づいているかチェック!

コンテナからこぼれ落ちそうなほど、たくさん収穫できました!

自分が作業してきた木にたくさんのリンゴがなっていて嬉しかったですね
次はJA西部共選場へ移動し、選果作業を見学します。
JA西部共選場見学

作業員の方がリンゴを一つ一つバーコード付きのお皿に乗せていきます。

こんなに広いスペースをリンゴが次から次へと流れていきます。

この光センサーを通るだけで、瞬時にリンゴの色付き、大きさ、糖度、密度を判断し、選別されていきます。

バーコード付きのお皿に乗せられたリンゴたちが、それぞれの等級レーンに振り分けられます。

見てのとおり箱詰めまで自動です!大きさに合わせたトレーも緩衝材も自動で判断して詰めていきます。
なかなか見ることのできない機械化された作業に見とれてしまいましたね!
最後はみなさんお待ちかねのリンゴを美味しく味わう時間です!
調理体験

みなさんにはリンゴのピザ作りを体験していただきます!これが見本です。

包丁でリンゴをカットします。どんな形に切ろうかな?

大学生もリンゴの皮むきにチャレンジ!

フルーツピザと野菜ピザの2種類を作って楽しみました!

上手に焼けるかな?

おまけにクレープも用意しました!生クリームにフルーツを乗せて完成

リンゴを煮詰めてアップルティーとハーブティーも作りました。

リンゴを使ったサラダなどの差し入れもいただきながら、みんなで美味しく味わいました

最後に大学生の企画コーナーです!「リンゴを冷やしたり温めたりしたら甘味はどう変わるでしょう?」

実際に温度の違う(加熱、常温、冷却)リンゴを試食し、どれが甘く感じたか聞いてみました。
加熱や冷却によって成分がどう変わるのかなど、今まで知らなかったことを知れて楽しい時間になりました