リポーター
皆さん、スマート農業を知っていますか?
ナレーション
福島市では、スマート農業を推進するため、支援事業をおこなっています。
リポーター
「スマート農業」とはなんでしょうか?
農業企画課 佐藤 美紀
スマート農業とは、ロボットやICTなどの先端技術を活用した農業のことです。
農作業の効率化や、省力化をはかることができます。
農作業の負担軽減や、農業の労働力不足などを補い、短縮できた作業時間を活用して栽培管理を行うなど、農作物の品質の向上が期待できます。
リポーター
具体的には、どんな機械があるのでしょうか?
農業企画課 佐藤 美紀
スマホなどで設定した範囲を、草を刈りながら動き回る「ロボット草刈り機」や、30アールの水田をおよそ5分で農薬散布ができる「農薬散布ドローン」、タイヤが自動で動き、小さな力で重い物を運ぶことができる「自動運搬機」など、様々な機械があります。
実際に、スマート農業を活用している農園をご覧ください。
ナレーション
やってきたのは、福島市飯坂町東湯野にある、「フルーツのいとう園」です。
ぶどうやリンゴなど、季節の果物を収穫し、ぶどうを加工した、枝付きの干し葡萄や、ジュースなどを製造しています。
リポーター
では、伊藤さんがつくったレーズンをいただきます。甘い!ぶどうの甘みが凝縮されて、とてもおいしいです。
お酒にも合いそうです!
どのような機械を使っているんですか?
フルーツのいとう園 伊藤 隆徳さん
ロボットの草刈り機械、これは最高。
自分が運転しないから、まず安全だということ自分はセットして、見てれば1人で草刈って畑が綺麗になる、こんないいことはない。
リポーター
農家を営む方に、何を伝えたいですか?
フルーツのいとう園 伊藤 隆徳さん
ラクして農業して欲しい、楽しんで欲しい。
やっぱり農業をするのには、安全が大事なんで、このロボットの草刈り機械っていうのは最高で、これをやれば夜中でも草刈ってくれるし、これはすごくいい機械だと思う。みんなに使って欲しい。
リポーター
スマート農業は、よりおいしい農作物をつくることにつながっているんですね。
農業企画課 佐藤 美紀
農作物の品質の向上は、福島市の農業の振興にもつながります。
少子高齢化や、農業の担い手不足が進む中、スマート農業などを活用し、福島市の農業を次世代に繋げていきます。
ナレーション
福島市では、今年度、スマート農機具などの購入費を、最大半分、最高150万円まで助成する「スマート農業実装支援事業」を実施しました。好評でしたので、新年度も実施する予定です。
農業企画課 佐藤 美紀
農家の皆さん、ぜひスマート農業を始めてみませんか?
詳しくは農業企画課までお問い合わせください。