リポーター
6月は環境月間、みんなで環境のことを考えましょう。
ナレーション
福島市の家庭から出る「燃やすごみ」のうち、およそ4割を占めるのが、生ごみです。
リポーター
環境月間に、福島市ではどのような取り組みをしているのでしょうか?
ごみ政策課職員
福島市では、生ごみゼロチャレンジを実施しています。
家庭から出る、資源にできない燃やすゴミのうち最も多い割合を占めている生ごみを減らすための取り組みとしてキエーロというものを推奨しています。
リポーター
キエーロとは、なんでしょうか?
ごみ政策課職員
キエーロとは、土の中に含まれる微生物の力を利用して、生ごみを分解し消滅させる、非電動式の生ごみ処理容器です。
ランニングコストがかからず、匂いがない、土が増えないというメリットがあります。
ご家庭にあるもので手軽につくることができますし、福島市内の指定のダイユーエイトで購入することもできます。
今回は、キエーロを使っていただきたいと思います。
ナレーション
キエーロを購入するためにやってきたのは、福島駅から車で10分の場所にある、ダイユーエイト福島黒岩店です。
リポーター
ありました!お手軽キエーロ基本セット!
衣装ケースと土をセットすることができるんですね。
ごみ政策課職員
まずは、衣装ケースの中に、土を入れます。
続いて、スコップで、穴を20センチメートル程掘ります。
生ごみを入れて、混ぜながら、最後に土をかぶせます。
これで終了です。
リポーター
これで終わりですか?
ごみ政策課職員
このまま放置すると、夏場だと5日程度、冬場でも2週間程度で生ごみが消滅します。
リポーター
これは便利ですね。
実際にキエーロを使用している方に、お話を伺いたいと思います。
キエーロを使用した感想は?
みんなのカフェあんさんぶる舟山さん
毎日出るごみなので、場所を変えたりとかしながらやっているというのが現状なんですけどもゴミとして出す量は減っているので、地域の役に立っているのかなというのはすごく実感しているところです。
実際にやった経験とかをお話しながら広めていければ良いかなと。
それが最終的にごみの減量につながれば良いと思います。
ナレーション
キエーロは、ご家庭にあるプランターやバケツに庭の土を入れるだけで手軽に始めることができます。
または、福島市内のダイユーエイト3店で購入することができます。
詳しくは、福島市ごみ政策課までお問い合わせください。
他にも、ごみ減量のための取り組みとして、食品ロス削減を目的に福島市内のお店と消費者を繋ぐ「ふくしまタベスケ」を実施中です。
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ぜひ、チェックしてみてください。
ごみ政策課職員
みなさんも、生ごみ減量に取り組んでみませんか?