東日本大震災に伴う福島県における賃金等の急激な変動に対処するため、「福島市工事請負契約約款第25条第6項(インフレスライド条項)運用基準」を放射線除染業務委託においても準用し「放射線除染業務委託(インフレスライド条項)運用基準」を設け、下記のとおり適用することとしましたのでお知らせいたします。
1.適用対象業務委託
福島市内で実施されている本市発注の放射線除染業務委託、ただし、残委託期間が2か月以上ある業務委託
2.請負代金額の変更の考え方
- 受注者または発注者からのスライド請求(協議)があった場合、インフレ条項の準用により請負代金額の変更をおこなうものとします。
- スライドは、労務単価、材料単価、機械器具損料並びにこれらに伴う共通仮設費、現場管理費及び一般管理費等の変更についておこなうものとします。
- 請負代金額の変更額(スライド額)は、当該放射線除染業務委託に係る変動額のうち請負代金額から基準日における出来形部分に相応する請負代金額を控除した額の100分の1に相当する金額を超える額とします。
3.変更協議
受注者または発注者からの請負代金額の変更請求に基づきおこなうものとします。
4.その他
この運用が開始される直前の賃金水準の変更(平成25年4月5日の労務単価の改正)に基づきスライド協議を実施する放射線除染業務委託については、基準日はその賃金水準の変更がなされた日とする特例措置があります。なお、スライド協議の請求は、残除染業務委託の委託期日が基準日から2か月以上必要であり、かつ、この運用が開始された日から1か月以内とします。
スライド請求(協議)先は、監督員を通じ各発注課になります。
5.施行日
平成25年6月21日
6.運用について
下記資料を参照ください。
放射線除染業務委託(インフレスライド条項)運用基準 (PDFファイル: 83.7KB)