吾妻五葉松に魅了される!~吾妻が伝えてくれた盆栽の魅力と、BONSAIが伝えてくれる吾妻の魅力~ Charmed by Azuma Goyomatsu! ~The Charm of Bonsai Conveyed by Azuma and the Charm of Azuma Conveyed by BONSAI~

吾妻山の周辺に分布し、四国五葉松、那須五葉松と並んで日本三大五葉に数えられる「吾妻五葉松」。

厳しい風雪に耐えながら吾妻山に自生する姿は、ここでしか目にできない。

ここには、力強く生きる吾妻五葉松の姿に魅せられ、何代にもわたって吾妻山の風景を”盆栽”という造形で表現する盆栽作家がいる。

「僕が吾妻山の雨風雪となるんです」と語る盆栽作家は、盆栽を通して2本の手で“吾妻山の景色そのもの”を映し出す。

吾妻山のありのままの自然が盆栽作家たちに伝えた吾妻五葉松の盆栽づくり。

これまで幾度となくこの山域を歩いていたとしても、彼らが何代にもわたってつくってきた“BONSAI”の表現を通じて、これまで触れることのなかった「吾妻」の魅力に気づかされます。

”吾妻が伝えてくれた盆栽の魅力と、BONSAIが伝えてくれる吾妻の魅力”をあなたへお届けするプロジェクトが始動します!

More info here

“Azuma Goyomatsu” are distributed in the vicinity of Mount Azuma and are counted as one of the three major Goyomatsu (Japanese white pine) in Japan, along with Shikoku Goyomatsu and Nasu Goyomatsu.
The sight of these trees growing wild on Mount Azuma, enduring harsh wind and snow, can only be seen here. 
There is a bonsai artist here who has been fascinated by the powerful Azuma Goyomatsu and has been expressing the landscape of Mount Azuma in the medium of bonsai for generations. 
“I become the rain, wind, and snow of Mt. Azuma,” says the bonsai artist, who uses his two hands to reflect “the very landscape of Mt. Azuma” through his bonsai.
The natural beauty of Mt. Azuma has taught bonsai artists how to create Azuma Goyomatsu bonsai.
Even if you have hiked these mountains many times before, you will be reminded of a charm of Azuma that you have never experienced before through the expression of “BONSAI” that these artists have created over the generations.
We are starting a project to deliver to you “The Charm of Bonsai Conveyed by Azuma and the Charm of Azuma Conveyed by BONSAI”!

山に囲まれた湖が見える位置に、自生した松の木の根っこが残っている写真

吾妻五葉松とは About Azuma Goyomatsu

山に囲まれた湖が見える位置に、自生した松の木の根っこが残っている様子を縦位置で撮影した写真
松が描かれた掛け軸の前に、立派な松の盆栽が展示されている写真

五葉松はマツ科の常緑針葉高木で、日本各地の高山に自生し、比較的成長が遅いこと、そして木質的に柔軟性があるため、古くから盆栽に用いられてきました。

松の中で最も一般的なクロマツやアカマツは葉が二本一組なのに対して、五葉松は五本一組の束となっていることが五葉という名前の由来です。

その中でも福島市西部、吾妻連峰の周辺に分布するものが「吾妻五葉松」。

四国五葉松、那須五葉松と並んで吾妻五葉松は「日本三代五葉松」に数えられ、盆栽の世界では、福島県の吾妻エリアは五葉松の産地として広く知られています。

Goyomatsu is an evergreen needle-leaved tall tree of the pine family. It is native to high mountains throughout Japan and has long been used for bonsai because of its relatively slow growth and the flexibility of its wood.
While the most common pines, black pines and red pines, have leaves in pairs, Goyomatsu pines have leaves in bundles of five, hence the name “goyo” (five-leaf).
Of these, the “Azuma Goyomatsu” is distributed in the western part of Fukushima City, around the Azuma mountain range.
Along with Shikoku Goyomatsu and Nasu Goyomatsu, Azuma Goyomatsu is counted as one of the three major Goyomatsu in Japan, and in the bonsai world, the Azuma area of Fukushima Prefecture is widely known as a Goyomatsu producing region.

2024年の取り組み

【販売開始】吾妻五葉松をめぐる山旅 ~活火山・吾妻山を満喫・スペシャリストの解説付きトレイルツアー!~Enjoy a Mountain Trip Amongst the Azuma Goyomatsu!

盆栽作家がインスパイアされる”吾妻山の景色”。

吾妻山の景色を2本腕で鉢の中に表現する”吾妻五葉松盆栽”。

盆栽作家の目線で山をめぐると見えてくる"新しい景色”。

山旅ガイドの解説のもと、新しい景色に出会う旅に出かけませんか?

Bonsai artists are inspired by the landscape of Mount Azuma. 
Using two arms they express the scenery of Mount Azuma with “Azuma Goyomatsu Bonsai”.
When you visit the mountain with the perspective of a bonsai artist, you will see the landscape in a new light. 
Why not go on a journey to discover new landscapes under the guidance of a mountain travel guide?

参加者が一列に並び松の木を見ている山旅の様子の写真

車で手軽に行くことができる標高1,600mの浄土平エリア。
ガイドなしでも楽しめる一切経山や魔女の瞳があり人気のコースですが、1600メートルの高さがあるからこそ、今も活動している活火山エリアには色々な物語があります。
ここに自生する日本三大五葉松のひとつ吾妻五葉松と100年続く盆栽の関連ストーリーや吾妻の自然のストーリーなど、普段自分たちで歩くと気づかない視点を今回、この地を知り尽くす山旅サポーターが皆様をご案内します。
これまで何度も来ている人も、初めての人も楽しめるプログラムです。

The Jododaira area at an elevation of 1,600 meters is easily accessible by car.
While Mount Issaikyo and the Witch's Eyes are popular courses that can be enjoyed without a guide, due to its 1600-meter height, there are many stories to be told about the active volcano area. 
Our mountain travel supporters, who know the area inside and out, will guide you through perspectives that you would not normally notice walking around by yourself, such as the story of the connection between Azuma Goyomatsu, one of Japan's three major Goyomatsu pine trees that grow wild here, and the 100-year history of bonsai, or stories of nature in the Azuma region.
Whether you have visited many times before or it is your first time, this program is sure to be enjoyable.

More info here

日時

  • 【1回目】令和6年10月31日(木曜日) 午前9時00分~午後2時30分
  • 【2回目】令和6年11月1日(金曜日) 午前9時00分~午後2時30分

(注意)荒天中止(前日の午後5時までに判断)

場所

浄土平周辺(一切経山、浄土平ビジターセンター)
集合場所:浄土平ビジターセンター入口

行程

  • 9時 浄土平ビジターセンター入口集合
     浄土平ビジターセンター内でツアー説明と吾妻山の自然についての解説
  • 9時30分 トレッキングスタート
     鎌沼を時計回りに巡り、酸ヶ平避難小屋でトイレ休憩。吾妻五葉松根上がりの見学。
  • 12時 一切経山山頂
  • 13時 下山
  • 14時30分 浄土平駐車場到着 解散

ガイド

安達太良・吾妻自然センター 所長 一瀬 圭介氏、後藤 光正氏

参加費

4,000円(傷害保険料、ガイド代含む)

参加資格

18歳~80歳で5時間程度の山歩き経験があること

申込方法

じゃらんWebサイトより申込み

申込期限

令和6年10月30日(水曜日)午後5時

企画運営

株式会社インアウトバウンド東北

ツアー問合せ先:

これまでの取り組み

”BONSAIジャック”(特設ページ) (注意)2023年11月30日をもって終了しました。

木の板の上に盆栽が置かれている写真

時期

2023年9月1日(金曜日)から11月30日(木曜日)まで

市政だより9月号では9月20日までと表記しておりますが、期間を延長し11月30日(木曜日)まで実施いたします。

内容

「ゼロから盆栽を創り上げるプロセスとストーリー」をテーマに市内10施設へBONSAIや関連資料を展示します。

展示スポット

BONSAIジャック展示スポット

Episode2の御倉邸は10月31日(火曜日)までの展示の予定でしたが、11月30日(木曜日)まで展示することになりました。ただし、11月4日(土曜日)と5日(日曜日)は「茶会」の開催のため、展示しておりませんので、ご了承ください。

詳細は下記リンク(BONSAIジャック・プロジェクト特設ページ)から。

イベントレポート

吾市内10ヶ所の展⽰を通して「吾妻五葉松の成⻑や変化」を⼀連のストーリとして表現し、展⽰を巡る事でその魅⼒を知り学ぶ事ができるよう実施しました。

展⽰物には、ぼんさいや「あべ」の阿部⼤樹⽒⾃⾝が紹介する動画及び、プロモーション動画「BONSAI AZAUMA GOYOMATSU」のQRコードを提⽰し、さらに詳しい情報を得る事ができるように⼯夫しました。

「BONSAIジャック」展示場所と展示内容 エピソード1,2
「BONSAIジャック」展示場所と展示内容 エピソード3,4
「BONSAIジャック」展示場所と展示内容 エピソード5,6
「BONSAIジャック」展示場所と展示内容 エピソード7,8
「BONSAIジャック」展示場所と展示内容 エピソード9,10

他にもこんなワクワクなプロジェクトが!

「吾妻五葉松を巡る山旅」クロストーク&特別展示(注意)終了しました。

2023年9月1日から11月30日まで、福島市内の10箇所にBONSAIの魅力をパネルと実物を交えて展示してきた「BONSAIジャック・プロジェクト」。その展示の中でも紹介された盆栽の作家である阿部大樹氏と、吾妻の山をフィールドとして開催されたリアルツアーのガイド一瀬圭介氏(安達太良自然センター代表)、そして福島市内に散りばめられていたパネルが、この日限定で「旧堀切邸(福島市飯坂町)」に集結しスペシャルトークイベントを開催します。

これからの吾妻、盆栽、そして山旅の可能性について熱くトークを繰り広げられることでしょう。

クロストークは事前申し込み制となっております。詳細は下記リンクをご覧ください。

イベント日時 2023年12月16日(土曜日)正午~午後5時
  • クロストーク 午後2時~午後5時
  • 特別展示 正午~午後5時
場所 旧堀切邸(下蔵・十間蔵)
12月16日「吾妻五葉松をめぐる山旅」クロストーク & 特別展示のチラシ
イベントレポート

BONSAIジャックプロジェクト終了後、福島市内に展⽰した全ての展⽰品を福島市飯坂町にある「旧堀切邸」に集め、ぼんさいや「あべ」の阿部⼤樹⽒と安達太良⾃然センターの⼀瀬圭介⽒によるトークセッションを中⼼に、吾妻五葉松やあづま⼭麓エリアの魅⼒を発信するクロストークイベントを開催しました。市外、県外から21名が参加してくださいました。

吾妻五葉松をめぐる山旅~クロストーク & 特別展示パネルトーク1
吾妻五葉松をめぐる山旅~クロストーク & 特別展示パネルトーク2
吾妻五葉松をめぐる山旅~クロストーク & 特別展示パネルトーク3

【終了しました】オンラインツアー

「盆栽の世界」や「吾妻五葉松×吾妻山のストーリー」をオンラインツアーで実施します。

第1回「吾妻五葉松を巡る山の旅」【終了しました。アーカイブ配信中(YouTube)】

日時:2023年8月21日(月曜日) 20時00分~20時45分

 YouTubeにてライブ配信

  • 案内人:ぼんさいや「あべ」 阿部 大樹 氏
  • 山旅ガイド:西谷 雷佐 氏
オンラインツアーサムネイル画像

参加方法

  1. YouTubeへアクセス
  2. 配信をお待ちください。

チャンネル登録をお願いします。

 【リアルツアー開催】五葉松をめぐる山旅(特設サイトへ)(注意)終了しました。

吾妻五葉松を巡る山旅のイメージパース

盆栽作家である ぼんさいや「あべ」の阿部大樹氏と、安達太良自然センター代表の一瀬圭介氏と一緒に、吾妻五葉松の魅力に迫る「山旅(リアルツアー)」に出かけましょう。

盆栽好きはもちろんのこと、山歩きが好きな方も楽しむことができる内容となっています。

ぜひこの機会に「吾妻五葉松」の世界に足を踏み入れ、新たな視点で山を見る感覚を体験してみましょう。

心が動く”ここでしかできない体験”をあなたへ。

開催日

2023年9月17日(日曜日) (注意)終了しました。

イベントレポート

ぼんさい「あべ」の阿部⼤樹⽒と共に⼀切経⼭周辺を巡る⽇帰り山旅ツアーを実施しました。

⼀般的な登⼭とは視点が異なり「盆栽作家が⼭をどのような視点で歩いているか」に焦点を当て、盆栽ファン及び登⼭における新しい価値を体験したい⼈をターゲットに実施しました。
美しい景⾊を楽しみながらも、阿部⽒がどのような樹⽊に注⽬しているか、なぜそのような視点を持つ事ができるのかなどの価値観を共有しながらの登⼭は参加者に⼤きな感動を与えていました。

吾妻五葉松をめぐる山旅 リアルツアー1
吾妻五葉松をめぐる山旅 リアルツアー2
吾妻五葉松をめぐる山旅 リアルツアー3
吾妻五葉松をめぐる山旅 リアルツアー4
吾妻五葉松をめぐる山旅 リアルツアー5
吾妻五葉松をめぐる山旅 リアルツアー6

吾妻五葉松を観ることができるスポット

室町時代の趣を備え池泉廻遊式庭園。

約25,000平方メートルの広大な敷地に赤松、五葉松、石を主体に十余年の歳月をかけ完成したもので、アヤメ、スイレン、シャクナゲなど花々が庭園に彩りを添えています。野鳥の声を聴きながら、四季折々の花とともに園内の景観をご鑑賞ください。

盆栽を購入できる道の駅

福島市大笹生にオープンした道の駅ふくしま。

豊かな自然や四季折々の果物、観光や文化など、人を惹きつける様々な魅力を発信しています。
農産物・物販の販売施設やレストラン、フードコートなどの飲食施設、屋内こども遊び場など福島県産の木材を多用した、ぬくもりのある空間で、ごゆっくりとお過ごしいただけます。

盆栽写真館

あなたのお気に入りの盆栽を見つけてみてください♪♪

松の木が濃い霧で霞んで見える写真
黒いバックの前に置かれた松の木の盆栽の写真
台の上に置かれた松の木の盆栽の写真
茶色の鉢の中に育った、木の幹回りが太い松の木の盆栽の写真
台の上に置かれた松の木の枝が下にいくほど広がりを見せるように手入れされた盆栽の写真
山に囲まれた湖が見える位置に、自生した松の木の根っこが残っている写真
木の幹がくの字型に曲がった松の木の盆栽の写真
台の上に置かれた手入れが行き届いた松の木の盆栽の写真
松が描かれた掛け軸の前に、立派な松の盆栽が展示されている写真

関連リンク

クールジャパンプラットフォームアワード2023 グランプリ受賞作品

「BONSAI AZUMA GOYOMATSU」

動画ご出演の【ぼんさいや あべ】さんの詳細は下記リンクからご覧ください。

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商工観光部 観光交流推進室 地域資源振興係
福島市五老内町3番1号
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ファックス:024-535-1401
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