【開催報告】 令和7年度福島市歴史人材養成講座 開講式 ・発掘でわかった「福島の歴史と文化」
令和7年5月24日(土曜日)、福島市歴史人材養成講座 開講式を開催しました。
この講座は、民家園、じょーもぴあ宮畑などの施設や市内各地域の歴史団体などで文化財の保護や啓発を行う人材を養成することを目的としています。今年度は計9回の連続講座を企画していますが、募集人数を超える応募をいただき、抽選で20名の受講者を決定しました。
初回は、開講式に続き、第1回講座「福島の歴史と文化」を実施しました。講師は文化振興課職員の新井達哉(主任主査兼文化財保護活用係長)です。福島市の原始古代から近現代の歴史の概説や、発掘調査が行われている西久保遺跡の新たな成果を解説しました。
◎福島市歴史人材養成講座 開講式、第1回「福島の歴史と文化」
1 日 時 令和7年5月24日(土曜日) 13:30~15:30
2 会 場 福島市市民センター312講義室
3 受講者 20名
◎令和7年度福島市歴史人材養成講座の日程(予定)
※1 日時、講座内容等は、変更となることもあります。
※2 「*公開講座」は、一般の市民の方々も受講します。
受講者の自己紹介からスタート。「退職を機に、改めて福島の歴史を学んでみたい」「観光面からお勧めできる場所を学びたい」など、さまざまな受講動機がありました。
初回の講座は、市内遺跡の発掘調査の画像や成果を基にした、福島市の歴史の概説です。受講者の皆さんは「日常生活で馴染みのある場所が遺跡だと思わなかった」と驚いていました。
今回の講座で、福島市の歴史を縄文時代から太平洋戦争まで広く理解し、次回以降、本市の特徴的な歴史を学んでいきます。