開講式・第1回「信夫山の歴史と文化」
令和7年6月14日(土曜日)、開講式と第1回目の講座「信夫山の歴史と文化」を開催しました。
この講座は、福島市民の皆様に親しみのある信夫山を、歴史や文化だけでなく、民俗や自然といった多様な視点から、座学(1回)やフィールドワーク(3回)を通して学ぶ講座です。
ご存じのように、福島盆地の中央にある信夫山は、羽黒山を中央の峰として、西の羽山(はやま)・東の熊野山の三つの峰から成ります。信夫山は古代から信仰の山と仰がれ、神聖な「御山(おやま)」とされてきました。
そのような信夫山について、元福島県遺跡の案内人会長 紺野義行先生をお迎えし、福島盆地を含めた信夫山の生い立ち、信仰、歴史などについて、解説していただきました。この第1回目の講座は、福島市歴史人材養成講座の受講者の方々にも、受講していただきました。
◎講座信夫山物語 開講式、第1回「信夫山の歴史と文化」の日時等
1 日 時 令和7年6月14日(土曜日) 13:15~15:30
2 会 場 福島市市民センター312講義室
3 受講者 講座信夫山物語の受講者 20名
福島市歴史人材養成講座 20名
計40名
◎令和7年度講座信夫山物語の日程(予定)
※上記1は、「講座信夫山物語」の受講者(20名)のほか、歴史人材養成講座(20名)も受講者も受講します。
開講にあたり、福島市文化振興課 課長 今野奈穂子から 受講者の方々へのあいさつです。この講座に申し込みいただいたことへの御礼や、申込が多数あり、信夫山に対する市民の皆様の興味・関心の高さを実感したことなどについて話がありました。
講師の元福島県遺跡の案内人会長 紺野義行先生です。市内の小学生や教職員の方々に郷土史を教えています。また、中央学習センター主催の「ふくしま歴史散歩」(4月~6月、9月~11月)の講師を務めています。郷土史の普及にあたり、精力的に活動をされています。
講座終了後、数人の受講者の方々から講演内容について質問があり、「信夫山の歴史と文化」に対しての関心の高さが伺えました。