大相撲の荒汐部屋所属「若隆元」「若元春」「若隆景」は、ふるさと福島の地に生を受け、子供のころからまわし姿が性に合っていた三兄弟が、角界のホープとして頭角を現しました。

戦国の名将である毛利元就の教えとして知られ、四股名の由来となった「三本の矢」のごとく、固い絆で結ばれた三人が大相撲の土俵に旋風を巻き起こしています。

大相撲荒汐部屋福島合宿2024の様子

福島市出身の力士、若元春、若隆景、若隆元の大波三兄弟や、丹治兄弟が所属する大相撲荒汐部屋が6月5日水曜日から6月17日月曜日まで福島市相撲場で合宿を行いました。荒汐部屋に所属している17人の力士が参加し、連日稽古に汗を流しました。

8日間実施した朝稽古には昨年を大きく上回る約7,400人が来場し、多くの方が稽古に励む力士たちを見守り、目の前で見る相撲に魅了されました。

また、合宿期間中には、飯坂温泉やさくらんぼ狩りに訪れ福島の魅力に触れたり、子どもたちとの交流事業などを行い、多くの方と交流を図りました。

今後の荒汐部屋のみなさんの活躍を応援しています!

「またこらんしょ!福島市へ」と書かれた横断幕を持って座っている関係者の方と、荒汐部屋の力士の方々が記念撮影をしている写真
白いふんどしを巻いた力士2人が取組みを行っている写真
土俵の綱に沿って列を成し、すり足稽古のような動きをしている力士たちの写真

荒汐フェスを開催しました

令和6年6月8日土曜日に、福島トヨタクラウンアリーナで荒汐フェスを開催しました。

福島合宿中の大相撲荒汐部屋の力士ら15名と荒汐親方が参加し、福島市在住の子どもたちと綱引きや腕相撲などで触れあったり、ミニ巡業では決まり手の紹介や参加者全員で四股踏み体験、子どもたちと相撲を取るなど、相撲の魅力に触れました。

福島市出身力士の大波三兄弟や丹治兄弟が所属する大相撲荒汐部屋とのイベントに、約400名の方が参加し、若元春関との記念撮影会も人気を集めました。

15名の力士と荒汐親方がステージ上に横一列に並び、マイクを持った荒汐親方が集まった参加者達に向かって話をしている様子の写真
5人の子供たちが土俵に上がり、そのうちの2人の子供たちが大きな力士を土俵際に追いやっている写真
両手を使っている女の子と力士が腕相撲をしている写真
荒汐フェスのチラシ

大相撲荒汐部屋2023夏合宿in福島市の様子

福島市出身力士が多数在籍する大相撲の荒汐部屋が10年ぶりに福島市で夏合宿を開催。朝稽古の見学には連日早朝から多くのかたが訪れ、力士の迫力ある稽古を近くで見守りました。また、交流事業では吉井田小学校、杉妻小学校、福島第一中学校を訪問し、子どもたちと交流を図りました。

広場のような場所の入口門の横に「荒汐部屋」と書かれたのぼり旗があがっていたり、門の横のフェンスには「歓迎荒汐部屋力士」と書かれた横断幕が掲げられている写真
屋外の屋根付きの土俵場にふんどし姿の力士たちが間隔をあけて立ち、その様子を多くの方が見ている写真
中学校を訪れた力士達が、体育館で生徒達に四股を披露している様子の写真

ふくしまエールビジョンで、取り組みを放映

福島市では、大波三兄弟をはじめ地元出身力士の活躍を、市民の皆さんと応援するため、福島駅西口駅前広場の「ふくしまエールビジョン」にて、場所中は午後4時から午後6時まで、取り組みの模様を放映しています。近くにお立ち寄りの際には、ぜひご観覧いただき、地元福島から一緒にエールを送りましょう。

令和四年春場所関脇「若隆景」関幕内初優勝

三男である「若隆景」関は、新関脇として86年ぶりの幕内優勝を飾りました。

戦後で本県出身力士の優勝は50年ぶりの快挙!

若隆景は、出生時の体重は3,600グラム。三兄弟では一番軽かった。長男の若隆元・次男の若元春とともに、福島市立吉井田小学校時代から、福島県県北相撲協会主催のわんぱく相撲教室に通った。

若隆景は基本となるすり足や四股を幾度も繰り返し、近年の活躍を支える「下からの攻め」の礎を築いた。学ぶ姿勢も人一倍強く、父親の説明をよく聞き、幕下の力士だったころは、父の言葉を自分なりに解釈し、稽古で実践のを重ねたとのこと。

現在の体重は130キロ。幕内ではしたから3番目(令和4年春場所時)。小兵力士であるが、相手の肘付近を外側から絞る代名詞となった「おっつけ」や、脇の下に手のひらをあてがう「はず押し」を武器に、相撲をとる。

市民のみならず相撲ファンも魅了する取り組みで、来場所以降もさらなる高みを目指し奮闘する。そして史上初となる「三兄弟同時関取」の実現にふるさと福島の期待は膨らみます。

福島市スポーツ賞!!授与

福島市のバックパネルの前で、「若隆景」関と木幡市長が一緒に賞状を持っている写真

令和4年大相撲三月場所で福島市出身者初となる幕内優勝を飾った「若隆景」関に、市民の皆さんと一緒に功績を称え、ふるさと福島市へ勇気や希望を与えていただいた感謝の気持ちを伝えるため、福島市スポーツ賞を贈呈しました。

福島市スポーツ賞とは、本市に関係のある個人または団体で、国内外のスポーツ大会等において特に優秀な成績を収め、スポーツを通じて市民のみならず地域に勇気や感動を与え、その功績が顕著であったものであって、本市のスポーツ振興に寄与したものに表彰を行うものです。

本市からは、表彰状、副賞としてイチゴをはじめとした季節のフルーツを贈呈しました。「若隆景」関から返礼として番付表で作製した凧を市長へ手渡されました。また、市役所1階ロビーに掲出中の横断幕に、応援に対する御礼メッセージを直筆でいただきましたので、来庁時には、ぜひご覧ください。

「若隆景」と木幡市長が化粧箱に入ったイチゴを一緒に持っている写真
「若隆景」関と木幡市長が一緒に番付表を持ち、記念撮影をしている写真
「初優勝おめでとう‼若隆景関」と書かれた幕をアップで写した写真

大波三兄弟福島後援会(ちゃんこ若葉山)電話:024-546-2337

大波三兄弟のプロフィールは下記リンク荒汐部屋ホームページ

幼少時代から高校まで、関係者3人に聞いた若隆景の軌跡(福島市観光ノートホームページ)

若隆景関のご実家・福島市「ちゃんこ若葉山」に行ってきました!(福島市観光ノートホームページ)

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市民・文化スポーツ部 文化スポーツ振興室 スポーツ振興課 スポーツ振興係
福島市五老内町3番1号
電話番号:024-525-3786
ファックス:024-536-2128
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