クレジットやローン、サラ金からの借金に困っていませんか?
借金が重なり、返済が困難になった状態を多重債務といいます。
多重債務問題は、弁護士などの専門家の支援を受けることで解決できます。
早めに消費生活センターにご相談ください
ひとりで悩まず、早めに消費生活センターにご相談ください。
消費⽣活センターでは、相談者からの話を聞き、債務整理の⽅法を分かりやすく説明したうえで、個々の相談者の状況に応じて適切な専⾨相談機関を案内します。具体的にどのような⽅法で債務整理を進めていくかは、専⾨相談機関への相談の中で決めることになります。
消費生活センター
〒960-8035 福島市本町2-6 ウィズもとまち2階
相談専用電話:024-522-7867(多重債務110番)
月曜日から金曜日(土日祝日・年末年始を除く)午前9時から午後4時(新規のご相談の受付は午後3時30分まで)
相談の流れ
- 消費生活センターへ問い合わせ(電話:024-522-7867、または来所)
- 債務整理の準備のため消費生活センターへ来所
- 相談カードの作成
- 相談員が専門機関(弁護士・司法書士など)の相談を予約
- 弁護士または司法書士と債務整理について相談
- 相談カードの作成時や相談する際には、借金の状況が分かるもの(借入れ時の契約書・支払った領収書・通帳など)をお持ちください。
- 相談カードは法律の専門家への引継ぎを円滑におこなうためのものです。
多重債務相談カード (Excelファイル: 112.5KB)
債務整理の方法
債務整理には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の四つの方法があります。
任意整理
裁判所を通さずに、相談者・法律専門家(弁護士または司法書士)と貸金業者の交渉により、債務を整理します。
借金の総額が比較的少ない場合に適した手続きです。
貸金業者を相手に話し合いを行うため、法律専門家に依頼することが望ましい債務整理方法です。
特定調停
裁判所において、公正な立場の調停委員を介して借金の解決を話し合う制度です。
借金をしている先(貸金業者)が少ない場合に適した手続きです。
法律専門家に依頼することなく、相談者自身が裁判所に調停の申立てを行うことができます。
個人再生
裁判所の関与の下、再生計画を立て、これに沿って借金を返済していきます。再生計画では、実現可能な返済スケジュールと借金の一部カットが計画されます。
借金の数や額が多く、複雑な場合で、定期的な収入がある場合に適した手続きです。
手続きが複雑なため、法律専門家に依頼することをお薦めします。詳しいことは、法律専門家にご相談ください。
自己破産
裁判所を通じて、持っている資産をお金に換えて、返せるだけ返し、返せない部分の借金を免除してもらうもので、返済の見込みがない場合に選択する手続きです。
法律専門家に依頼できます。
自己破産は、早期に借金から解放される反面、住宅を手放すなどの負担もあります。