日々の暮らしからムダを省けば、地球にやさしいだけでなく、お財布にもうれしい生活になります。
みなさんはムダな資源、ムダなエネルギー、ムダなお金を使ってはいませんか?
項目をチェックして、生活のムダを調べてみましょう。
エコライフチェック
電気がもったいない!
夏冬は、エアコンをがんがん使う

暖房2度低めで約10%、冷房2度高めで約20%の電気代節約。エアコンの設定温度は暖房20度、冷房28度を目安に。着るものも工夫して、体感温度を調節しましょう。
冷蔵庫を、何度も開け閉めしてしまう
冷蔵庫は開けるたびに電力消費が増えます。1日40回から20回に減らせば、夏場で120ワットの節約に。冷蔵庫に、後ろ10センチメートル、両脇20センチメートルの隙間を空け、詰め込みすぎないよう注意すれば、さらに省エネ効果が高まります。
電気ポットはつけっぱなし
2.2リットルの電気ポットが、24時間の保温で消費する電力は、400リットル冷蔵庫の年間消費電力とほぼ同じ。使わないときはコンセントからプラグを抜きましょう。
テレビは、リモコンでスイッチ
テレビなどは、リモコンで電源を切っても、本体の主電源は入りっぱなしです。1日10時間主電源が入っているだけで、年間4~11キロワットの電力がムダに!
燃料がもったいない!
近場でも、つい自動車で移動してしまう
自動車はガソリンを消費するだけでなく、排気ガスによる大気や温暖化への影響も多大です。近場へは徒歩や自転車で、遠くへは公共交通機関を利用しましょう。
駐停車時も、エンジンはかけっぱなし
5秒以上のアイドリングストップは、省エネ効果があります。その他にも、急発進・急加速をしない、経済速度で走るなどのエコドライブを心がけましょう。
ガスコンロの炎は、常に「大」

やかんの底などから炎がはみ出していると、熱効率は約10%ロスします。元々ガスコンロは、約半分の熱は外に逃げてしまっています。たかが10%とあなどるなかれ。
入浴時間は、家族バラバラ
お風呂のお湯約200リットルを1日1回追い焚きすると、年間では約38立方メートルものガスを消費します。お風呂は間隔をあけずに入りましょう。
水がもったいない!
歯みがきのときは、水を出しっぱなし
蛇口をひねると、毎分約6リットルの水が流れます。3分間の歯みがきを1日3回1年間続けると、19,710リットルもの水がムダに!
蛇口を閉め忘れ、水漏れしていることがある

1秒に1滴の水が漏れると、1日で30リットルにもなります。蛇口を閉めても水漏れするなら、パッキングを取り替えましょう。
1日に何回も洗濯してしまう
回数が増えると、水もたくさん使います。洗濯機の容量を調べて、なるべく回数を減らしましょう。お風呂の残り湯を使えばさらに水が節約でき、汚れも落ちやすくなります。
ショッピングでもったいない!
衝動買いする癖がある
買ってしまう前にちょっと待った!それは本当に必要ですか?使わずにごみにするようでは、それこそ資源とお金のムダです。
毎回レジ袋をもらっている

買い物のたびにもらって、結局プラ容器包装に出していませんか?マイバックを持参して、レジ袋はもちろん、過剰包装も断るようにしましょう。
詰め替え品は、あまり利用しない
商品は、詰め替え製品や、エコマークなどの環境ラベル商品を選びましょう。ごみの減量にもつながりますし、リサイクルの輪をつなげることにもつながります。
省エネ性能よりも、デザインを優先
最新の家電製品やガス機器、自動車などは、省エネにすぐれた製品が多くなっています。購入価格は若干高くても、使い続ければ結果的におトクです。
ごみになるのがもったいない!
衣類は常に、流行りもの

日本全国では、年間108万トンの衣類が捨てられていると推計されます。フリーマーケットに出したり、リフォームしたり、着古した衣類のリユース方法はたくさんあります。
毎食食べ残しが出てしまう
日本では、年間約11兆円分もの食料が、食べ残され捨てられています。ばら売りなどを利用し、食べきれる量だけ作るよう心がけましょう。
調理くずや生ごみが多い
野菜の皮や芯は、調理くずになりがちですが、ちょっとの工夫で調理できます。また福島市には、生ごみ処理容器(コンポスト)の購入助成制度もあります。
紙はほとんど、燃えるごみに出してしまう
紙類は5種類の分別回収がありますが、封筒は裏返して使う、紙パックは中に新聞紙を詰めて使用済油の始末に使う、チラシは裏面をメモ用紙にするなど、リユース方法もたくさんあります。
紙コップや割り箸などを、頻繁に使う
家庭やオフィスでの使い捨て用品は自粛しましょう。これらを使わないだけで、一人当たり1日約15グラムの可燃ごみ削減になります。
チェックした数はいくつになりましたか?
- 0個:ムダは完全に排除する性格です。
- 1~5個:かなり環境に配慮した生活を送っています。この調子でがんばりましょう。
- 6~12個:できることはまだまだあります。もう一度生活を見つめなおしてみましょう。
- 13~17個:非常にもったいない生活を送っています。できることから始めましょう。
- 18~20個:現在の生活はムダだらけと言わざるを得ません。早急に見直しを!
これらのチェックをヒントに生活を見直し、エコロジカル(環境保護的)でエコノミカル(経済的)な「エコライフ」を目指してください。
この記事に関するお問い合わせ先
環境部 環境政策課
福島市五老内町3番1号
電話番号:024-525-3742
ファックス:024-563-7290
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