補助犬とは
「補助犬(身体障害者補助犬)」とは、目や耳や手足に障がいのあるかたの生活をお手伝いする、「盲導犬」・「聴導犬」・「介助犬」のことです。きちんと訓練され管理もおこなわれているので、社会のマナーも守れますし、清潔です。だからこそ、人が立ち入ることのできるさまざまな場所に同伴できます。
盲導犬
目の見えない人、見えにくい人が街なかを安全に歩けるようにサポートします。障害物をよけたり、立ち止まって曲がり角を教えたりします。ハーネス(胴輪)をつけています。
聴導犬
音が聞こえない、聞こえにくい人に、生活の中の必要な音を知らせます。玄関のチャイム音・ファクス着信音・赤ちゃんの泣き声などを聞き分けて教えます。「聴導犬」と書かれた表示をつけています。
介助犬
手や足に障がいのある人の日常の生活活動をサポートします。物を拾って渡したり、指示したものを持ってきたり、着脱衣の介助などをおこないます。「介助犬」と書かれた表示をつけています。
補助犬の同伴について
補助犬の同伴については、「身体障害者補助犬法」で、人が立ち入ることのできるさまざまな場所で受け入れるよう義務づけられています。「犬だから」という理由で受け入れを拒否せず、補助犬ユーザーと補助犬を社会の仲間として受け入れてください。
補助犬の同伴を受け入れる義務がある施設
- 国や地方公共団体などが管理する公共施設
- 公共交通機関(電車、バス、タクシーなど)
- 不特定かつ多数の人が利用する民間施設(商業施設、飲食店、病院、ホテルなど)
- 事務所(職場)
国や地方公共団体などの事務所
従業員50人以上の民間企業
補助犬の同伴を受け入れる努力をする必要がある施設
- 事務所(職場)
従業員50人未満の民間企業 - 民間住宅
補助犬の受け入れ施設のかたへ
- 補助犬は、ユーザーの指示に従い待機することができるので、特別な設備は必要ありません。
- 補助犬の同伴を受け入れる際にほかのお客様から苦情がある場合は、「身体障害者補助犬法」で受け入れ義務があること、補助犬の行動や健康の管理はユーザーが責任をもっておこなっていることを説明し、理解を求めてください。
- 補助犬が通路をふさいだり、周りのにおいを嗅ぎ回ったり、その他、何か困った行動をしている場合は、そのことを補助犬ユーザーにはっきり伝えてください。
- 補助犬を同伴していても、補助犬ユーザーへの援助が必要な場合があります。補助犬ユーザーが困っている様子を見かけたら、まずは声をかけたり、筆談をしたりコミュニケーションをとってください。
お問い合わせ先
障がい福祉課障がい庶務係
直通電話:024-525-3748
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