1.日頃の備え
- 日頃から隣近所や民生委員などとの連絡体制を整えておきましょう。
- 緊急避難に備えて、おぶいひもや搬送用具を備えましょう。
応急担架の作り方を覚えておくと役に立ちます。 - 日頃から動きやすいように安全な空間を確保しましょう。
万一に備えて出口や避難経路を確保しておきましょう。 - 日常生活上必要なものは、日頃から身の回りに置くようにしましょう。
入れ歯、老眼鏡、補聴器、必要な方は紙おむつなどの介護用品など。 - 常に就床を要する障がいのある方は、転倒防止のため介護ベッドに防護フレームをつけるようにしましょう。
- 普段から隣近所に声をかけ、必要な協力を依頼しましょう。
- 認知症のある方は、家族が日頃から避難誘導など必要な支援を周囲の方にお願いしておきましょう。
2.災害発生時には
- 家にいる家族は落ち着いて行動しましょう。
- 火の始末を確認するようにしましょう。
- 本人の気持ちを落ち着かせるよう、声かけ等をしましょう。
- 周囲の方はまず声をかけ、安否を確認しましょう。
非常ベルなどの助けを求める音などがあったときは、すぐに駆けつけて、必要により初期消火や緊急避難の協力をしましょう。
3.避難するときは
寝たきりなど一人で避難させることが困難な場合には、隣近所や自主防災組織などと協力し、複数の人で避難させましょう。
周囲の方へ【緊急移動のしかた】
- 支援者がふたりそろうとき、合わせ棒と毛布やシーツなどで応急担架を作り移動させます。
- やむを得ず一人で移動させるときは、おぶいひもや大判のタオルを利用します。