献血は、最も身近なボランティア。

あなたの献血で救える命があります。

ご存知ですか?血液のこと

血液は、栄養や酸素の運搬、免疫など人間の生命を維持するために不可欠です。

しかし、人工的に造ることができず、また、長期保存もできません。

血液の有効期間

血液は、赤血球や血小板など、生きた細胞の集まりです。そのため、長期保存が出来ません。

その血液から「赤血球製剤」などの輸血用血液製剤が調製されますが、それぞれに有効期間があります。

輸血用血液製剤の主なものは以下のとおりです。

主な輸血用血液製剤の詳細
輸血用血液製剤名 保存温度 有効期間
赤血球製剤 2~6℃ 採血後28日間
血小板製剤 20~24℃ 採血後4日間
血しょう製剤 マイナス20℃以下 採血後1年間

輸血について

全国で1日に約3,000人のかたが輸血を受けています。

輸血というと、事故などで大けがをした時にするものというイメージがありませんか?

実は、80%以上は「がん」などの病気の治療に使われています。

現在、血液の機能を完全に代替できる手段がないため、医療において輸血は欠かすことのできない治療法です。

皆さまの献血が、医療を支えています。

献血の基準

献血いただくかたの健康を守るために、さまざまな基準が設けられています。

献血の基準について
  200ミリリットル献血 400ミリリットル献血
年齢 16歳から69歳まで
  • 男性:17歳から69歳まで
  • 女性:18歳から69歳まで
体重
  • 男性:45キログラム以上
  • 女性:40キログラム以上
男女とも50キログラム以上
年間献血回数
  • 男性:6回以内
  • 女性:4回以内
  • 男性:3回以内
  • 女性:2回以内
間隔 男女とも4週間後の同じ曜日から
  • 男性:12週間後の同じ曜日から
  • 女性:16週間後の同じ曜日から
  • 65歳以上の献血については、献血されるかたの健康を考え、60から64歳までの間に献血経験のあるかたに限ります。
  • 新型コロナウイルスのRNAワクチン(mRNAワクチンを含む)を接種された方は、1回目、2回目いずれの場合も、接種後48時間を経過していれば献血にご協力いただくことが可能です。
  • 新型コロナウイルス既感染者のうち、症状軽快後(無症状の場合は陽性となった検査の検体採取日から)2週間が経過し、回復後に治療や通院を要する後遺症がなく、問診等により全身状態が良好であることが確認できれば、献血にご協力いただくことが可能です。
  • 献血バスでの成分献血は、現在行なっていません。成分献血は、献血ルームでご協力をお願いします。

→ 詳しくは、「福島県赤十字血液センターホームページ」をご覧ください。

献血できる場所

  • 献血バス(配車予定は下記リンクをご覧ください)
  • 献血ルーム(福島県赤十字血液センター 電話:024-544-2553)

400ミリリットル献血へのご協力をお願いします

人間一人ひとりの血液は、たとえ血液型が同じでも微妙に違っています。このため、複数の献血者の血液をあわせて一人の患者さんに輸血するほど、副作用(発熱、発疹など)の発生の可能性が高くなります。

例えば、800ミリリットルの輸血には…200ミリリットル献血では4人分必要ですが、400ミリリットル献血では2人分で済みます。

輸血の安全性を高める400ミリリットル献血へのご理解とご協力をお願いします。

献血にご協力いただいた団体を公表します

献血にご協力いただいた事業所や団体を公表します。

たくさんのご協力ありがとうございました。

献血協力事業所や団体を募集しています

近年、献血協力者が減少傾向にあります。ひとりでも多くのかたに献血にご協力いただけるよう、献血に協力いただける事業所や団体を随時募集しています。

献血に協力できる、詳しい話を聞いてみたいという事業所や団体がありましたら、下記連絡先までご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健所 保健総務課 地域医療政策室医事薬事係
福島市森合町10番1号 保健福祉センター
電話番号:024-597-6221
ファックス:024-533-3315
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