事業の概要について
福島市上下水道局では、施設保全管理計画〈電気・機械設備編〉に基づき、老朽化した電気計装設備や送水ポンプ等の機械設備を更新し、水道水の安定供給に努めるとともに、省エネ型(高効率)の機器を導入することで、ふくしま水道事業ビジョン2026に掲げる「進化」の一つである脱炭素の推進に取り組んでいます。
その一環として、令和6~7年度の2ヵ年事業により「舘ノ前加圧ポンプ所送水ポンプほか更新工事」を実施しました。
当該工事における改良点として、既設受水槽を廃止して直結増圧方式(インラインポンプ)へ変更し、これまで活用できていなかった高低差を有効活用することで設備のダウンサイジングを行うとともに、省エネ性に優れた高効率モーターへの更新により電気使用量の削減を図るものです。
【ダウンサイジングの内容】
■ 送水ポンプ 75kW ⇒ 45kW へ変更
■ 受電方式 高圧受電 ⇒ 低圧受電 へ変更
今回の更新工事では、省エネルギー設備として、導入前と比較し、CO2排出量を15%以上削減できる見通しであったことから、「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業)」を活用しています。
環境省【二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金】について
一般社団法人静岡県環境資源協会では、環境省からの交付を受け、「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業)」(以下「省CO2補助金」という。)として、公的資金を財源とした補助金を交付する事業を実施しています。
水インフラである上下水道施設やダム施設において、再生可能エネルギー設備の設置や省エネ設備の導入等の脱炭素化の取組を行う事業に要する経費の一部に補助金を交付することで、事業者のCO2排出抑制を行い、脱炭素型の水インフラシステムの実現に資することを目的とした補助金制度です。
当該事業の成果について
令和8年1月20日に当該工事が完了し、直結増圧方式によるポンプ運用を開始しました。
電気使用量の削減効果については、従来比で約32%低減されています。
1立方メートル当りの電気使用量
【従 来】 0.678kwh/立方メートル
【更新後】 0.461kWh/立方メートル(32%削減)
当該事業に関するリンク先
一般社団法人静岡県環境資源協会のホームページはこちらから
