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更新日:2019年12月17日
福島市消防本部管内の火災件数は、減少傾向にありますが、飲食店の火災は増加傾向にあります。飲食店における火災の出火室としては厨房が7割を占めており、特に排気ダクト内に付着・堆積した油脂に火が移って延焼拡大するダクト火災が後を絶たない状況です。
厨房設備等から出火した場合でも、排気ダクト等は不燃材料でできているため、適切に維持管理されていれば即座に延焼することはありません。しかし、点検や清掃を怠り排気ダクト内に油脂等が堆積すると、これらが延焼媒体となり火災が拡大していきます。また、排気ダクトが不燃材で覆われていない場合、周囲の木材が徐々に加熱され出火することがあります。
飲食店の厨房設備等からの火災原因は、そのほとんどが人の不注意によるものです。スタッフ全員が「火を使っている間は目を離さない」など、防火意識を徹底することが重要です。
飲食店は 、不特定多数のお客様が来店し安心して食事を楽しむための場所です。飲食店関係者は、この「ガイドライン本編」を参考に適正な火災予防対策を行い、お客様の安全を確保してください。
「ガイドライン本編」のダウンロードはこちらから
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